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和田峠から登る最短コース
陣馬山に登る様々なコースのうち、歩行距離・歩行時間がもっとも短いのが和田峠から登るコース。
標高差170m弱を約30分で登頂可能です。
コース概要
最高点の標高: 844 m
最低点の標高: 694 m
累積標高(上り): 156 m
累積標高(下り): -156 m
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム：約50分
登山口情報
標高689mの和田峠へは陣馬街道でアクセスしますが、道幅が狭いため路線バスは運行していません。このためマイカー・レンタカーか、JR高尾駅もしくはJR藤野駅からのタクシーでしか行くことができない登山口となります。
コース詳細ガイド
和田峠から陣馬山までの登山コースは、ほぼ階段が整備されています。歩きやすいものの脚力的にはしんどさを感じるかもしれません。短いコースなので、ゆっくりと歩きましょう。
登山道は峠の茶屋の左手裏側から始まります。
登山道は木製階段になっています。段差は規則的で滑り止めもついた、歩きやすい階段です。
標高差20mほどを登ると、いったん階段が終わります。
数十mの区間ですが、なだらかな登山道を歩きます。
やがて、次の階段が現れます。こちらは自然の地形に寄り添った、不規則でカーブもある階段です。
少しずつ斜面の傾斜がゆるくなり、階段の段差も小さくなっていきます。
ここからは、再び比較的なだらかな登山道に変わります。
ここまでは針葉樹林の暗い森の中を進んできましたが、この先は東側が広葉樹林になって視界が開けてきます。
広葉樹林の森に入ると、みたび階段が現れます。
途中の傾斜がゆるやかな場所では階段ではなく木製の土止めもありますが、その先も階段は続きます。
階段を登っていくと前方に空が広がり、山頂に近づいていることを実感できます。
やがて、左側から陣馬山頂直下の巻道が合流します。
階段を100mほど登れば、山頂に立つ白馬の像が見えてきます。
左手に公衆トイレと休憩所、右手に信玄茶屋を見ながら階段を登れば、山頂は目前です。
山頂からは晴れて空気が澄んだ日であれば富士山はもちろん、奥多摩や丹沢の山々を一望できます。
和田峠から登る最短コースの茶屋・トイレ情報
コース周辺には和田峠に1軒・山頂に2軒の茶屋が営業しており、食事処や売店があります。ただし営業は週末・祝日のみの場合が多いので、事前にホームページやSNSを確認してください。
トイレは山頂に設置されていますが、水道が凍結する冬季は使用できなかったり手洗い場が使えない場合もあります。なお、和田峠にも汲み取り式の小さなトイレがあります。
和田峠から登る最短コース周辺の茶屋
①和田峠 峠の茶屋
②陣馬山頂 富士見茶屋
③陣馬山頂 清水茶屋
④陣馬山頂 信玄茶屋
和田峠から登る最短コース周辺のトイレ
陣馬山頂公衆トイレ
和田峠のアクセス情報
和田峠への陣馬街道は舗装こそされていますが曲がりくねった峠道となるので、運転に慣れていない人はタクシー利用がおすすめです。ただし、豪雨・降雪時や4月～11月の日曜・休日の9時～11時はタクシーも含め車両が通行止となります。
和田峠駐車場
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