寒い日は簡単で栄養満点の”スープ”が美味しい♪
朝晩の冷え込みが厳しく、起きるのにも気合が必要な日が増えてきましたね。
冬に山ごはんを作る場合、美味しいこと・必要な栄養がとれることの他に大事なこととして、”体を冷やさないこと”が挙げられます。
手の込んだ山ごはんを作ろうとしても、寒さに凍えながら作ったのではせっかくの楽しみも半減してしまうばかりでなく、低体温症になってしまう危険性も高まります。
今回は、包丁とまな板要らずでさっと作れるうえ、具沢山で主食(ご飯やパン・麺など)があればバランスが整うような「具沢山のおかずスープ」をご紹介します。
今回紹介するレシピは、どちらも味噌を使用しています。
味噌は発酵食品として誰もが馴染みのある調味料ですが、ウィルスなどの病原体に打ち勝つ免疫力を高める上で積極的に摂取しておきたい食品の一つです。
味噌汁に使われることが多いですが、洋風や韓国風のスープとも相性が良いので、ぜひお試しください!
とろ~り温まる豆乳味噌スープ
最初に紹介するのは、同じ大豆が原料の「味噌」と「豆乳」を組み合わせたスープ。野菜やきのこがたっぷりで、とろみがあって濃厚で食べ応えがある、寒い季節にぴったりのスープです。
材料(2人分)
作り方
(下準備)
・お好みのきのこは石づきを切り落とし、食べやすくほぐすか切っておく。
・ウインナーは一口大に切る。
➀コッヘルにバターを入れ、中火にかけたらウインナー・お好みのきのこを炒める。
②具材がしんなりしてきたら小麦粉を振り入れて全体になじんだら水・和風顆粒だしを加える。
③沸騰してきたら味噌を溶き入れてブロッコリー・無調整豆乳・ジンジャーパウダーを加え、塩・こしょうで味を調える。
豆乳は分離しやすいので、鍋に加えたら煮立てないようにしてくださいね。

具沢山キムチ味噌スープ
次に紹介するのは、「味噌」と「キムチ」を使ったスープ。キムチと味噌には乳酸菌が含まれ、腸内環境を整えてくれる作用があるので、腸活を意識している方にもおすすめです。
初めに肉とキムチを炒めることで素材の旨味を引き出してくれているので、少ない材料でも味はカチッと決まります!
みそ仕立てのキムチ味のスープとモッツァレラチーズの意外な相性の良さもぜひ味わって頂きたい一品です。
材料(2人分)
作り方
(下準備)
・ニラは3㎝長さに切る。
➀コッヘルにごま油を入れ、中火にかけたら豚バラ薄切り・キムチを炒める。
②肉の色が全体的に変わってきたら水を入れ、沸騰してしたら火を少し弱め、Aを加えたら、溶け残りが無いようにかき混ぜる。
③ニラを加え、モッツァレラチーズを大きめの一口大にちぎりながら乗せ、チーズが少しとろ~っとしてきたら火を止める。

あると便利なキッチンバサミ
今回は包丁とまな板を使わず、全てキッチンバサミを使って食材をカットしていますが、私は山で料理をする時は必ずと言っていいほどキッチンバサミを持参しています。
食材をカットするだけでなくパッケージを開けたり、出来上がった料理を切り分けるのにも便利だからです。
今は分解して清潔に取り扱えるものや、包丁の様にもつかえるもの、刃がカーブしていて食材をとらえやすいものなど多用途に使えるので、1つ持っておくと山でも自宅でも便利に使えますよ!
軽く、ケースが付いていて切れ味も良く分解して洗うことが出来るところが気に入っています。

貝印 カーブキッチンバサミ(ケース付き)
材質 | 刃:ステンレス刃物鋼、ハンドル・キャップ:ポリプロピレン(耐熱温度110度) |
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サイズ | 166×70×10mm |
重量 | 47g |
温かいスープで内側からぽかぽかに
山に登っているときには寒さを感じなくても、休憩時には体が冷えがち。
そんな時にはスープなどの温かい食べ物や飲み物で血液の循環を良くし、内側から体温を上げて体を温めてあげることも大切です。
とうがらし・にんにく・生姜・ねぎなど体を温める作用のある食材を意識してとることも効果的ですよ。
冬の山ごはんに温かい具沢山スープで、体をぽかぽかに温めましょう。