シングルバーナーが欲しい!
登山やアウトドアシーンにおいて活躍するシングルバーナー。「そろそろ自分で山ごはんを作ってみたい」「コーヒーを淹れて飲みたい」など、さらに楽しみを広げるために欠かせないアイテムの1つでもあります。でも、実際にたくさんある種類の中から、どれをどう選べばいいのでしょうか?
主に使用する場面はいつ?
最も重要な選ぶ際のポイントは「実際にどんな場面で使用するのか」です。(登山なのか、ツーリングなのか、キャンプなのか)また、ソロなのか複数人なのかという点も選択の要素となります。それにより、
・コンパクトさ
・軽量さ
・火力
・安定性
など、何を一番優先すべきかを決めてしまいましょう!では次は、実際の種類と選び方について解説していきます。
シングルバーナーの種類と選び方
まず、バーナー一体型と分離型があります。これは使用する際のシチュエーションを考えてケースバイケースで使い分けをしていくこともできます。それぞれの特徴を挙げていきましょう。
■本体は「一体型」か「分離型」か
一体型はバーナー本体をガスカートリッジ(OD缶、CB缶)に直接取り付けて使用するもので、クッカー、ガスカートリッジなどと一緒にワンセットで収納できたりもするので携行性に優れています。1〜2人での山行などにぴったりです。また分離型は燃料(ガスカートリッジ、燃料タンク)が本体から離れており、ホースで燃料を送り込みます。ガス使用の場合は気軽に使えるものもありますが、液体燃料使用のものは若干コツが必要です。
一体型はコンパクトでソロ登山向き!
一体型は総じて軽量化が進んできており、ソロで荷物を軽くしたい人にオススメです。OD缶に直接取り付けるため着火まで手間がかからず、ガスを出してすぐ着火できます。ただ、ガス缶の上に本体を装着する形のものが多く、高さが出るため重心が高くなります。そのため、お湯を沸かすなど、シンプルな使い方をするケースが多いです。
分離型は安定感抜群
分離型は燃料が本体と離れているので、本体そのものの重心が低く、大型の鍋でも安定して調理が可能です。複数人数でのキャンプや山行の時などは共同装備として1つ持っておくと便利です。また、液体燃料を使用するタイプの場合、タンクを加圧することで燃料噴出を一定に保ち、冬季の低温下でも安定した火力が得られます。ただ、一体型と比較して本体重量があることと、着火までにポンピング、予熱などが必要になるため、手間がかかってしまいます。
【一体型】
・登山向き
・自分1人分の調理、お湯を沸かすだけなど
・荷物を少しでも減らしたい、軽くしたい方
【分離型】
・そこまで荷物量がシビアでなければ登山にもおすすめ
・複数人分の調理(大きめのクッカーでも安定感があるため)
・キャンプ、ツーリングにはぴったり
燃料は大きく3種類
燃料は、上記の表の様に2種のガスカートリッジ+ガソリンがあります。
登山で荷物を減らしたい人→OD缶
節約したい人→CB缶
キャンプなどで料理ががっつりやりたい人→ガソリン
など、目的に応じて選んでみてください。
一体型タイプ おすすめシングルバーナーとOD缶
SOTO ウインドマスター SOD-310
低温下でもしっかり着火するマイクロレギュレーターストーブに耐風性を備えたモデルです。ヘッドをすり鉢状にすることで横からの風を遮断し、風防を使用することなく耐風性を高めています。そのため燃焼効率も良化し、短時間でお湯を沸かすことができます。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
SOTO アミカス SOD-320
ウィンドマスターと同様すり鉢状のヘッドで防風性を高めています。
SOTO アミカス SOD-320
イワタニプリムス P-153 ウルトラバーナー
小さい本体ながら、3600kcalの高火力を誇ります。ゴトクも約15cmの大型で、安定感も抜群です。もちろん収納時にはクッカーに収まるので、持ち運びに気を使う必要はありません。
PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー
イワタニプリムス IP-2243PA
重厚なデザインのプリムスレジェンドモデルです。X字ゴトクは風防の役割があり安定した火力を供給します。このモデルは3,600kcalの高出力に加え、シンプルで安定感があります。
イワタニプリムス IP-2243PA
スノーピーク ギガパワーストーブ地
胸ポケットに入るストーブをつくろう!を合言葉に誕生した、スノーピーク初の燃焼器具です。今でこそ数多くの製品がありますが、1998年の発売時にはこのサイズのバーナーは他になく、世界中で大ヒットしたパイオニアです。
スノーピーク ギガパワーストーブ 地
イーピーアイ REVO-3700
EPI人気No.1の定番モデルです。S.F.P.M.の採用によりコンパクトながらも最大火力は3,700kcal。バーナーヘッドの表面燃焼機構により耐風性を向上させており、極小のとろ火まで火力調整が可能です。
イーピーアイ REVO-3700
続いてはガスカートリッジの紹介です。
プリムス ノーマルガス IP-250G
ノーマルガスです。春夏用です。
プリムス ノーマルガス IP-250G
プリムス ハイパワーガス IP-250T
ハイパワーガスです。秋冬の寒い時期でも使えます。
プリムス ハイパワーガス IP-250T
SOTO パワーガス250トリプルミックス SOD-725T
冬山でも使えるタイプのガスカートリッジです。
SOTO パワーガス250トリプルミックス SOD-725T
スノーピーク ギガパワーガス250イソ
スノーピーク ギガパワーガス250プロイソ
コールマン イソブタンガスTタイプ230g 6個セット
Colemanのガスカートリッジのお得な6個セットです。
コールマン イソブタンガスTタイプ230g 6個セット
イーピーアイ レギュラーカートリッジG-7001
EPIの専用のレギュラーカートリッジです。
イーピーアイ レギュラーカートリッジ G-7001
イーピーアイ パワープラスカートリッジ 230 G-7009
EPIの専用のパワープラスカートリッジです。冬でも使用可能です。
イーピーアイ パワープラスカートリッジ 230 G-7009
分離型タイプ シングルバーナーおすすめ8選
SOTO G’Z シングルバーナー
低重心で安定感が高く、直径25cmの鍋も使用可能で、複数人数でのキャンプなどに一台欲しいです。シンプルな構造で直感的に使えて、CB缶利用なのでホームセンターでも燃料の入手可能です。
SOTO G’Z シングルバーナー
SOTO レギュレーターストーブ ST310
CB缶を使用しているため、通常は低温の外気で火力低下を起こしやすいという弱点をマイクロレギュレーターを装備することで解消しました。直径約20cmまでの大鍋が使用ができるのでキャンプなどでの料理もこなすことができます。
SOTO レギュレーターストーブ ST-310
SOTO MUKAストーブ SOD-371
通常、分離式ストーブは着火前に本体を温めるための予熱をしなければいけませんが、MUKAストーブは今まで必須であった予熱が不要なストーブです。低温化では液体燃料は予熱をしないと液状のまま出てきてしまいますがSOTOは、燃料を霧化して噴出する特殊な機構を開発し、予熱不要の画期的なMUKAストーブが生まれました。
SOTO MUKAストーブ SOD-371
プリムス ウルトラ・スパイダーストーブ2 P-155S
ゴトクやフレームを肉抜きしつつ軽量化をはかった分離型バーナーです。4本のブレードタイプのゴトクは脚部と一体型にして調理時の安定性を向上させています。燃焼熱でガスの気化を促進させるプレヒートパイプを装備しているので常時安定した燃焼を実現します。
プリムス ウルトラ・スパイダーストーブ2 P-155S
プリムス エクスプレス スパイダーストーブ2
P-155Sと同様に脚部兼ゴトクを開いて固定するロック機構が付いた、非常にコンパクトに収納できるシンプルな分離型ストーブです。
プリムス エクスプレス スパイダーストーブ2
スノーピーク ヤエンストーブ レギ
分離型並みの低重心をキープしながら、一体型と同様の利便性を実現してすぐに水平を保つ事ができます。しっかりした安定感とコンパクト性を両立したストーブで、他にはない独特のフォルムも特長です。
スノーピーク ヤエン ストーブ レギ
イーピーアイ APSA−IIIストーブ S-1020
EPIの分離型の定番ストーブです。他の分離式のストーブと違い、自動点火スイッチが燃料側にあるため、初心者の方でも安心して操作することができます。重心設定が低く二段階調整が可能なゴトク(径)により抜群の安定感を保ちます。
イーピーアイ APSA−IIIストーブ S-1020
MSR ウィスパーライト インターナショナル
灯油も使えるMSRガソリンストーブの定番モデルです。軽量な上にゴトクも堅牢に作られているので大きいサイズの鍋を置いてもしっかりした安定感を保ち、調理をサポートします。
エムエスアール ウィスパーライト インターナショナル
シングルバーナーを持って山歩きを楽しもう
山歩きをするときに欠かせないのが、楽しい食事の時間や癒しのコーヒータイムですよね。どんなものを食べようか迷ったり、どんなシチュエーションでコーヒーを楽しむか妄想が膨らみます。そんなときにお気に入りのバーナーを使って調理をしたりするのも楽しいですよね。あなたにぴったりのバーナーを探してみてはいかがでしょうか。