赤ちゃんの「おむつ用ゴミ袋」の消臭力がすごいらしい

「あーあ、昼ごはんのカレーの臭いがザックに残っちゃった……」
登山から帰宅後での荷解き。ザックに残ってしまった臭いにうなだれたことはありませんか?
持ち帰りゴミの臭いは登山者にとって身近な問題。密閉したはずなのに、なぜか臭いが漏れ出すのでしょうか。
そんな中、耳にしたのは「おむつ袋の消臭力がものすごい」というウワサ。使い終わった赤ちゃんのおむつを入れるための袋で、消臭効果が凄まじいのだそうです。もしその話が本当だったら、登山のゴミ臭問題も解決するかもしれません!
今回は「おむつが臭わない袋」がどこまで消臭してくれるのかを実験してみました。普通のポリ袋と比べて効果があるのか、臭いを消してくれるのか検証した結果、これがこれが…驚きの結果となりまして……!
【実験】おむつ袋vsカレー臭

さあ始まりました、おむつ袋vsカレー臭。
今回、密閉するのはみんな大好き日清食品の「カレーメシ」です。

お湯を注ぐだけで高クオリティのカレーが食べられると人気のフリーズドライ飯。ラーメンのように残液が出ないのが便利ですが、容器に染み付くカレーの臭いは一級品です。赤ちゃんのう◯こが臭わないならば、見た目も似ているカレーだってきっと臭わないはず、というセレクトです。
対する袋は3種類を準備しました。

撮影:筆者(左から、①②③)
①一般的なビニール袋
②クリロン化成「おむつが臭わない袋」
③ダイソー「おむつ用消臭ポリ袋」

注目していただきたいのは、②クリロン化成「おむつが臭わない袋」と、③ダイソー「おむつ用消臭ポリ袋」の2つです。
クリロン化成「おむつが臭わない袋」

クリロン化成のおむつ袋には高機能素材の「BOS(ボス)」が使用されています。
BOSは医療向けとして開発された素材で、驚異的な消臭力・防臭力を持っているのだそうです。

今回用意したのは、新生児のおむつが1つ入るSSサイズです。他にもS、M、ロングサイズが展開されています。中身が見えづらいピンク色の袋なのもうれしいですね。
ダイソー「おむつ用消臭ポリ袋」
100円ショップ・ダイソーでもおむつ用の袋を発見しました。50枚入って100円とは。これで臭いを消すことができるのなら素晴らしいコストパフォーマンスです。

裏面には「ポリエチレン、消臭剤」との表記がありました。クリロン化成のおむつ袋とは異なり、素材自体は一般的なポリ袋と同じようです。
撮影:筆者
サイズも3展開で、今回はいちばん小さい袋をチョイスしました。クリロン化成の袋と同様に半透明タイプなので、中身も見えづらいです。
カレーメシを袋に入れて……実験開始!

それでは、3種類の袋にカレーメシをひと匙ずつ入れていきます。

こちらでセット完了。左から①一般的なビニール袋、②おむつが臭わない袋、③ダイソーおむつ用ポリ袋です。
まずは封をした直後の臭いを嗅いでみたところ……
①一般的なビニール袋 | ②おむつが臭わない袋 | ③ダイソー 消臭袋 |
やんわり臭う | 無臭 | 無臭 |
この時点で①普通のポリ袋からはやんわりとカレーの臭いが漂ってきます。
一方、②おむつが臭わない袋、③ダイソーおむつ用ポリ袋の両者はほぼ無臭。これは期待できるのではないでしょうか……!
【結果】あの強烈なカレー臭が、まさかこんなことに……

3時間、1日経過後の結果をそれぞれまとめてみました。それがこちら。
①普通のポリ袋 | ②おむつが臭わない袋 | ③ダイソー 消臭袋 | |
3時間後 | はっきり臭う | 無臭 | やんわり臭う |
1日後 | はっきり臭う | 無臭 | はっきり臭う |
ということで、②おむつが臭わない袋の勝利となりました! それぞれの臭いの様子をまとめてみると……

今回の実験ではっきりと判明したのは、クリロン化成の「おむつが臭わない袋」は、ありとあらゆるボディ臭いを、確実に、そして長時間消臭してくれるということ。
おむつだけでなく、山で発生した残飯や着用後の下着や服など、臭いが気になるものを持ち帰るときにはひと役買うでしょう。ありがとう、おむつが臭わない袋……!
クリロン化成 おむつが臭わない袋 ベビー用 SSサイズ 20枚入り
アイデア次第でほかにも山で使えるベビー用品はある!
赤ちゃん用衛生用品が大活躍した今回の実験。「もっと山で使えるアイテムがあるのかも……」と探したところ、さまざまな口コミや使えそうなアイテムを発見しましたよ。
体もクッカーも拭ける!「おしりふき」

おむつを替えるときに赤ちゃんのお尻を拭くためのウエットシート。YAMA HACK編集部員のひとりは、ボディシート代わりとして使っているそうです。

理由としては、赤ちゃん肌用に作られているためか、肌荒れしにくかったためです。個人差もあると思いますが、通常のボディシートだと肌荒れしてしまっていたのですが、お尻ふき使い始めてからしなくなりました!
長期登山のお供に「ベビーパウダー」

ベビーパウダーは汗による摩擦を抑えて、あせもやかぶれを防止するためのケア用品。ベタベタとした不快感を軽減してくれるため、長期登山で愛用していると、甥っ子がいるという編集部員のレコメンドです。

ジョンソン® ナチュラルベビーパウダー
テント泊には「歯磨きシート」

歯が生えたての赤ちゃんや、ブラッシングが苦手な赤ちゃんのお口をケアする「歯磨きシート」も泊まり登山で役立つアイテムです。
筆者が試したのはりんご味の歯磨きシートで、取り出してみると一般的なウエットシートと同じような形状でした。そして、甘〜いりんご味がおいしくて、大人でもうれしい……!
WAKODO 歯みがきシート 30包
1人用レジャーシートとして「おむつ替えシート」

おむつ替えのときに、赤ちゃんを寝かせるために下敷きとして使うおむつ替えシート。赤ちゃんとの外出で活躍する衛生用品です。
登山者の中には、おむつ替えシートを1人用のレジャーシートとして使っているという人も。防水性・撥水性が優れているタイプもあるため、タフなシーンでも快適に使用できそうです。
D by DADWAY おむつ替えシート
【結論】登山で使える赤ちゃん用品はたくさんある

今回「おむつが臭わない袋」の実力を解き明かしていくうちに、赤ちゃん用衛生用品の可能性に気付きました。そして山で活躍するベビーアイテムは、まだまだ存在するに違いありません。
「すでに活用してますよ」というアイデアから「もしかして使えるかも……!」というひらめきまで、ぜひYAMAHACK編集部まで教えてくださいね〜。