下山後に食べる絶品ごはん。厳しい山に挑戦した後の疲れた体であればなお、その味は染み渡りますよね。でも、そんな美味しいご飯、どこにあるのかわからない…なんて人もいるのではないでしょうか。
そんな人にお送りするこちらの企画、その名も「下山めしハンター!」。普段から登山を楽しんでいる方たちに、”下山したら是非食べてほしい”おすすめのご飯、「下山めし」を紹介してもらいます。
第7回の今回は、登山ガイドや山岳観光コンサルタントとしても活動しているライターのwashio daisukeさん。富山湾の恵みがもたらしたキトキト(富山の方言で「新鮮」の意味)な下山めしとは?!
アクセスしやすい北アルプスの名峰<立山連峰>
北アルプス北部に位置する立山連峰は、様々な山岳景観が凝縮された魅力的な山域。山崎カール・内蔵助カールなどの「氷河圏谷」、御前沢雪渓・内蔵助雪渓などの「氷河」、弥陀ヶ原・大日平などの「湿原」、ミクリガ池・ミドリガ池などの「池塘」、そして地獄谷の「火山」や落差日本一の「滝」である称名滝と、変化に富んだ絶景を楽しむことができます。
レベルに合わせて楽しめる!様々な登山ルートが設定可能
立山連峰は登山初心者から上級者まで、レベルや体力に合わせた様々なルートを設定できる懐の深さが魅力です。
初心者であれば室堂平周辺のハイキングでも絶景を楽しむことが可能、室堂から約2時間の雄山まで足を伸ばせば標高3000m級の稜線からの展望が満喫できます。
しっかり歩きたい人であれば、雄山・大汝山・富士ノ折立の3ピークから成る立山と、南側の浄土山・北側の別山を合わせた「立山三山」の周回がオススメ。一ノ越山荘・内蔵助山荘・剱御前小舎など稜線近くの山小屋を利用すれば2日間程度で踏破可能、立山連峰の魅力を堪能できるでしょう。
さらに山岳信仰の霊山でもあった立山連峰を象徴する存在の「大日連峰」や最難関の日本百名山とも言われる「剱岳」の玄関口として、様々な登山ルートが設定できるのです。
立山黒部アルペンルートでラクラクアクセス!
立山連峰の魅力は何と言ってもアクセスのよさ。長野県側の扇沢と富山県側の立山駅を結ぶ立山黒部アルペンルートで、立山連峰の玄関口である標高2450mの室堂までラクラク到着できるのです。
2021年に開業50周年を迎えた立山黒部アルペンルートは、ケーブルカー・ロープウェイ・高原バスなど様々な乗り物で北アルプスの絶景を間近に感じられることから、登山者だけでなく多くの観光客で賑わいますよ。
立山黒部アルペンルート|オフィシャルガイド
世界有数の豪雪地帯ならでは!白銀の絶景
立山連峰周辺は、世界でも有数の豪雪地帯としても有名。西側の山麓にある富山湾で発生した雪雲が立山連峰にぶつかり、多量の雪が降り積もります。この豪雪を切り開いて作られる立山黒部アルペンルートの春の風物詩・雪の大谷は、積雪の多い年には高さ20mを超えることも。
11月の新雪期・4〜5月の残雪期の立山連峰は、登山者だけでなく多くのバックカントリースキーヤー・スノーボーダーも訪れるフィールドとなっています。
▼北アルプスの雄大なスケールを堪能した立山連峰登山の後には……