下山後に食べる絶品ごはん。厳しい山に挑戦した後の疲れた体であればなお、その味は染み渡りますよね。でも、そんな美味しいご飯、どこにあるのかわからない…なんて人もいるのではないでしょうか。
そんな人にお送りするこちらの企画、その名も「下山めしハンター!」。
普段から登山を楽しんでいる方たちに、”下山したら是非食べてほしい”おすすめのご飯、「下山めし」を紹介してもらいます。
第5回の今回は、関西を中心に様々な山での登山を楽しんでいる、ライターのakko_yさん。akko_yさんのおすすめ下山めしとは?!
六甲全山縦走路の序盤エリア〈須磨アルプス〉
兵庫県南東部に位置する六甲山系。その西端にある須磨アルプスには、旗振山、鉄枴山(てっかいさん)、栂尾山(とがおやま)、横尾山、東山と、標高300mにも満たない山が連なっています。
手軽に行けて眺めもよく、住宅地と近接していることもあって、地元で人気の山。
六甲山と言えば、毎年秋に開催される「KOBE六甲全山縦走大会」が有名なのですが、このイベントでは六甲山系を西から東まで、早朝から約56キロを1日で歩きます。そのスタート地点からの序盤がココ、須磨アルプスなのです。
とにかく眺めが最高!
すべての山頂から瀬戸内海を望む絶景を楽しめるのが、須磨アルプスの魅力のひとつでもあります。
桜の名所でもある須磨浦公園からスタート。園内に鉄道の駅があり、駅をおりると目の前は海!すぐ横にある登山口から長い階段を上がると、眺望が開けてきます。
須磨アルプス名物!「400段の階段」
栂尾山へは、麓から一直線に伸びた階段を上がります。単調なコンクリートの階段は、蹴上もそこそこ高く、しかも400段も!ツライことで知られていますが、次に紹介する馬の背と並んで、須磨アルプスの名所となっています。
「アルプス」の由縁、名勝・馬の背
後半にある岩稜地帯「馬の背」。ココがあることで「アルプス」と呼ばれてるようになったとか。風化して、むき出しになった花崗岩の中を歩くルートは、スリル満点で人気のスポットです。名勝指定されているだけに、景観も抜群ですよ!
そんなアップダウンいっぱいのルートを歩き終えたら食べたい絶品グルメは…