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登山のダウンパンツ

寒い時期には欠かせない「ダウンパンツ」どう選ぶ?登山者にも人気の7本を徹底比較

寒い時期の登山やアウトドア、そしてルームウェアとしても活躍するダウンパンツ。軽量で暖かいのが特徴で、メーカー各社からさまざまな商品が出ています。でも・・・どのくらいの気温に対応しているの?どんな違いがあるの?洗濯は出来るの?など。違いがよく分からなくて、どう選んだらいいか分からない!そんな人に。ここでは、各社のダウンパンツを実際に履いて比較してみました。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ画像撮影:RIE

小屋泊にテント泊…1本あると便利なダウンパンツ

マウンテンイクイップメントの製品

寒い時期の登山では下半身の寒さ対策に欠かせないダウンパンツ。重量が気になる登山にも、軽くてコンパクトに持ち歩けるのが魅力の防寒着です。
活動中はもちろんのこと、山小屋などでのリラックスタイムにも、とても便利なアイテム。ただ正直、安い買い物ではないので購入に失敗はしたくないですよね…。

また、各メーカーから様々なダウンパンツが出ていますが、ダウンパンツ初心者にとっては何が違うのか…どう選んでよいのか…なかなかイメージが湧きにくいアイテムでもあります。
そこで今回は、ダウンパンツ7モデルを徹底比較!実際にフィールドでも試し、それぞれの特徴をチェックしてみました。

今回検証するのは、6つのポイント×7モデル

まず、今回ダウンパンツを選ぶ際に確認したのは、下記の6つ。登山で使うことを考えると、どれも気になるポイントです。

ダウンパンツの特徴

①保温性|フィルパワーなど
一般的には600~700FPが良質ダウンとされていますが、登山・雪山などの厳しい環境下の場合は、高い数値のものを選んだ方がよいでしょう。
ただし「フィルパワー=保温力」ではなく、ダウンの品質や縫製など各社がさまざまな工夫をして保温力の高い商品を作っています。
※フィルパワー:ダウンが持っている反発力・復元力を数値化したもの。同じ量のダウンならフィルパワーが高いほうが空気を多く含むので、保温力が高くなります。

②重量|コンパクトに持ち運びできる
どれだけ暖かくでも、重くかさばるダウンパンツだとザックに入れたときに場所をとってしまいます。重さや携帯性なども合わせて確認したいポイント。

③素材|撥水性、伸縮性など
水に濡れると重くなり、保温性をがなくなってしまうのがダウンの弱点。
撥水加工、帯電防止や生地強度を上げたモノ、動きやすくするために伸縮性のある生地を採用したモノなど、商品ごとにさまざまな特徴があります。

④メンテナンス|自宅で洗濯できるか
汚れた際のメンテナンス方法も購入前に確認を。自宅で手洗いできるかできないか、製品によってはネットにいれて洗濯機で洗えるものもあります。長く愛用するために、メンテナンス方法もチェックしましょう。

⑤形状・デザイン|ウエスト、裾、ポケットの有無など
せっかく履くならスッキリとしたデザインを選びたいですよね。ポケットの有無、裾に紐をサイズ調整できるか、フロントジッパーの有無など。細かい仕様で履きやすさも変わってきます。また、サイズが合わないと隙間から風が入って冷えてしまうこともあるので、チェックしておきましょう。

⑥利用シーン|休憩時or活動時?
登山の休憩中に履くのか、山小屋やテント泊で室内で履くのか、それとも活動中に履くのか。登山中に使うのであれば、動きやすさを考慮したものを選ぶ必要があります。
自分が使うシーンを想定して、利用シーンに合ったものを選べるとよいですね。

 

そして検証するダウンパンツは、登山をはじめキャンプ・スポーツなど、アウトドアアクティビティでの使用を想定して販売されている、こちらの定番の7モデル。
この7モデルに対して、先に紹介した6つのポイントを試していこうと思います。

各社のダウンパンツ

撮影:RIE
メーカー・商品名参考価格
Aマウンテンイクイップメント 「パウダーパンツ」18,150円(税込)
Bナンガ 「マウンテンロッジダウンパンツ」
25,300円(税込)
Cミズノ 「ブレスサーモダウンパンツ」14,300円(税込)
Dモンベル 「ライトアルパインダウンパンツ」16,060円(税込)
Eザ・ノース・フェイス 「アコンカグアパンツ」25,300円(税込)
Fマーモット 「デュースダウンパンツ」22,000円 (税込)
Gイーブンリバー 「ライトファイバーダウンパンツ」8.360円(税込)

A~Fはアウトドア・スポーツメーカーの商品、Gはオンラインストアで購入したワーク用の商品。
ナンガ、モンベル、ザ・ノース・フェイスは複数のダウンパンツを展開していますが、今回は初めてでも購入しやすい価格帯のものを選びました。
※検証結果には個人的な感想も含みます。

冬に検証実験

撮影:RIE

検証したのは12月上旬、暖房のない部屋では布団から顔が出せない寒さの朝。岐阜県の山間部でダウンパンツ7モデルを履いてみました。

気温:2度 / 標高:約600m / 風:弱い

検証①:保温性で選ぶなら?

ノースフェイスのダウンパンツ

撮影:RIE
最も保温性が高いと感じたのは、ザ・ノース・フェイス「アコンカグアパンツ」。

履き心地はややかためですが、ダウンがギュッと詰まっている感じ。ただ正直…、今回検証した”2度”程度の気温では、この保温性は過剰かもしれません。
氷点下の厳しい寒さの中で、さらに保温力を発揮出来そうです。

また、他のダウンパンについても、さすがアウトドア・スポーツメーカーのダウンパンツ。
保温性に関しては、正直どれもとても暖かく、以下の5点は個人的に同列でした。

A マウンテンイクイップメント「パウダーパンツ」
B ナンガ「マウンテンロッジダウンパンツ」
C ミズノ「ブレスサーモダウンパンツ」
D モンベル「ライトアルパインダウンパンツ」
F マーモット「デュースダウンパンツ」

履くと内側から温もりがあふれてくるような感じです。ダウンパンツの存在意義を存分に味わえる素晴らしい商品でした。

フィルパワーで比較すると?

今回の検証では、特別大きな違いは感じられませんでしたが、ダウンの品質を表す指標の「フィルパワー」もチェックしてみましょう。

※フィルパワー:ダウンが持つ「かさ高さ」をinch3/30gという単位で表示したもの。一般的には550~700フィルパワーのものが良質ダウン、700フィルパワー以上のものが高品質ダウンとされています。
メーカー・商品名フィルパワー
Aマウンテンイクイップメント 「パウダーパンツ」700フィルパワー
Bナンガ 「マウンテンロッジダウンパンツ」860フィルパワー
Cミズノ 「ブレスサーモダウンパンツ」650フィルパワー
Dモンベル 「ライトアルパインダウンパンツ」800フィルパワー
Eザ・ノース・フェイス 「アコンカグアパンツ」記載なし
Fマーモット 「デュースダウンパンツ」750フィルパワー
Gイーブンリバー 「ライトファイバーダウンパンツ」記載なし(中綿ポリエステル100%)

中綿ポリエステルのワーク用のダウンパンツ、イーブンリバー「ライトファイバーダウンパンツ」は、正直他のダウンパンツには劣りました。
ただ、今回検証した2度程度の気温なら十分に対応。他のダウンパンツのような内側から温もりがあふれる感じはありませんが、極寒の地でなければ十分活躍してくれそうです。

検証②:重量で選ぶなら?

軽さ

撮影:RIE

選ぶ時のポイントとして欠かせないのが、携行性。特に、ザックに入れて持ち運ぶ際、重量や畳んだ時のサイズ感は気になるところですよね。
今回は2.5Lサイズの下の写真の袋に入れて、家庭用の秤で計測しました。(袋の重さは計測時にマイナスに、ペットボトルは大きさの比較用です)

最も軽量だったのは?

マウンテンイクイップメント「パウダーパンツ」
最も軽量かつコンパクトなパンツ

撮影:RIE

7モデルの中で最軽量の211g(Mサイズ)。
収納サイズも500mlのペットボトルくらい。付属バックがついているのも嬉しいポイントです。

各種の重さを計測

撮影:RIE
メーカー・商品名重量
Aマウンテンイクイップメント「パウダーパンツ」211g(Mサイズ)
Bナンガ「マウンテンロッジダウンパンツ」276g(Mサイズ)
Cミズノ「ブレスサーモダウンパンツ」253g(Lサイズ)
Dモンベル「ライトアルパインダウンパンツ」312g(Mサイズ)
Eザ・ノース・フェイス「アコンカグアパンツ」380g(メンズS)
Fマーモット「デュースダウンパンツ」259g(Lサイズ)
Gイーブンリバー「ライトファイバーダウンパンツ」239g(Mサイズ)

イーブンリバー「ライトファイバーダウンパンツ」はワーク用ですが、239gと軽量!
ミズノ「ブレスサーモダウンパンツ」は都合上、Lサイズでの比較になってしまいましたが、それでも253gと軽量です。
保温性の項目で一番効果を感じた「アコンカグアパンツ」は、一番重い380g。たった169gの差かもしれませんが、できるだけ荷物を軽くしたい登山では気になる人も出てくるかもしれませんね。

スタッフサックへの収納サイズも比較

スタッフサックに入れた図

撮影:RIE

付属でスタッフサックがついているダウンは上の4つ。
やはり、最軽量のマウンテンイクイップメント「パウダーパンツ」はとってもコンパクトに。ザ・ノース・フェイスの「アコカグアパンツ」も他と比べて重量はありましたが、袋に入れると意外と小さくなりました。

他のダウンパンツは別で収納袋を準備する必要があるので、”スタッフサックのありなし”で選ぶのも一つですね。

検証③:素材で選ぶなら?

水を弾く生地

素材については、各商品のホームページに記載された表示をご紹介します。

メーカー・商品名表地・裏地/中綿特徴
Aマウンテンイクイップメント
「パウダーパンツ」
表地・裏地:ナイロン
中綿:ホワイトダックダウン
耐久はっ水加工の軽量生地を使用。内側はダウンの偏りをなくすジグザグパネルに
Bナンガ
「マウンテンロッジダウンパンツ」
表地・裏地:ナイロン
中綿:ポーリッシュグースダウン 93-7%
10デニールの薄い生地を使用。膝周りはストレッチの布を使い、動きやすさを配慮
Cミズノ
「ブレスサーモダウンパンツ」
表地・裏地:ポリエステル
中綿:ダウン90%、フェザー10%
20デニールの軽量で丈夫なリップストップ生地を使用。
身頃上部芯地に、発熱素材「ブレスサーモ」を採用(体からの水分を吸収、その吸着熱を利用し、温度を上昇)
Dモンベル
「ライトアルパインダウンパンツ」
表地・裏地:ナイロン
中綿:EXダウン(小羽枝の密度が高い高品質ダウン)
20デニールの軽量で丈夫な自社開発の生地を使用。
尻・膝下は生地を二重にして補強。耐久はっ水加工・帯電防止加工
Eザ・ノース・フェイス
「アコンカグアパンツ」
表地・裏地:ナイロン
中綿:ダウン72%、レーヨン20%、フェザー8%
引き裂きに強く、はっ水性を備えたリップストップナイロンを使用。
中綿は遠赤外線効果で保温性が持続する「光電子Rダウン」を採用
Fマーモット
「デュースダウンパンツ」
表地・裏地: ナイロン
中綿:ダウン90% フェザー10%
はっ水加工down DEFENDERを施し、雨や水に濡れてもかさ高をキープしながら保温性を確保
Gイーブンリバー
「ライトファイバーダウンパンツ」
表地・裏地:ネイビー・ブラック・グレーはナイロン、カモブラックはポリエステル
中綿:ポリエステル100%
総キルティングなので綿のヨレなども少なく長く愛用可能

はっ水加工・生地の強度・中綿の種類など、各社の特徴が見られます。
丈夫なダウンパンツがいいのか、水に強いのがいいのか…何を優先するのかは使用シーンに合わせて選びましょう。

検証④:メンテナンス方法で選ぶなら?

洗濯機

出典:PIXTA

長く愛用する上では「ダウンパンツをどう洗うか?」というのも、買う際に気になりますよね。
メンテナンス・洗濯方法について、各商品の洗濯表示やホームページの記載、メーカーに問い合わせた内容は以下のとおり。

メーカー・商品名メンテナンス・洗濯方法
Aマウンテンイクイップメント「パウダーパンツ」自宅で洗濯可能
洗濯機及び、脱水機は避けてください
乾燥機の使用は推奨していません
Bナンガ「マウンテンロッジダウンパンツ」自宅の洗濯機で洗濯可能
Cミズノ「ブレスサーモダウンパンツ」推奨は、石油系溶剤のドライクリーニング。基本は水洗い不可
・ダウンは濡れたまま放置すると、カビが生えることもあるため、
しっかり乾燥させてください。
・もし手洗いをする場合は、溶剤が残ると生地にシミが発生する場合があります
すすぎをしっかり行うようにして下さい
・また機能性として謳ってはいませんが、表地には撥水加工を施しています
洗濯溶剤の残留は撥水効果を落とす要因になります
Dモンベル「ライトアルパインダウンパンツ」自宅で手洗い可能
Eザ・ノース・フェイス「アコンカグアパンツ」洗濯表示に従い、中性洗剤を使用して自宅でも手洗い可能
ただし、専門のクリーニング業者へ出すことを推奨
Fマーモット「デュースダウンパンツ」洗濯処理:40℃限度 手洗い 
漂白処理:酸素系漂白剤の使用が可能
タンブル乾燥:低温60℃まで
自然乾燥、日陰、吊り干し
アイロンNG
ドライクリーニング:石油系溶剤ドライクリーニング弱い処理
ウェットクリーニング:弱い処理
Gイーブンリバー「ライトファイバーダウンパンツ」表面の汚れはできるだけ石けん水で拭き取ってください
手洗い推奨、洗濯機・乾燥機の使用、ドライクリーニング不可
乾燥は日光を避けて必ず陰干しに

▼ダウンの基本的な洗濯方法はこちらもチェック

検証⑤:形状・デザインで選ぶなら?

ダウンパンツの比較

撮影:RIE

モデル身長:168㎝/58㎏

薄手のジャージパンツの上に重ね履きをし、実際に各社のダウンパンツを履き比べてみました。シルエットにはかなり違いがありますね。
それぞれのダウンパンツについて、ウエスト部分と裾部分、その他特徴あるパーツを紹介します。

A:マウンテンイクイップメント「パウダーパンツ」(Mサイズ)

前後から見た図

撮影:RIE

ウエスト部分と裾部分

出典:マウンテンイクイップメント公式HP(左:ウエスト部分/中:裾部分)/撮影:RIE(右:ウエストジッパー部分)

ウエストにはジッパーがなくスッポリと履くデザインですが、ゴム紐で調整が可能。また、トイレに行く際に便利なようにフロントにジッパーがついています。
両サイドにはポケット付。休憩中に使う時は、携帯などちょっとした物を入れておくのに、ポケットって意外と便利です。

B:ナンガ「マウンテンロッジダウンパンツ」Mサイズ

ナンガのダウンパンツ

撮影:RIE

膝の生地

出典:ナンガ公式HP(左:ウエスト部分/中:裾部分/右:膝部分

膝にストレッチ生地があしらわれており、しゃがみ動作もラクなデザイン。生地は薄手で柔らかな履き心地ですが、さっきのパンツに比べると少しシルエットが太め。

ウエストにはジッパーがついており、脱ぎ着も楽々。紐でサイズ調整も可能です。こちらも両サイドにはポケットがついています。

C:ミズノ「ブレスサーモダウンパンツ」Lサイズ

ミズノのダウンパンツ

撮影:RIE

ウエスト部分

撮影:RIE(左:ウエスト部分/右:裾部分

股上は少し長く、日本人の体型に合わせて作られているフィット感です。包まれているようで、とても動きやすい!

ウエストはジッパー付。紐はついていませんが、サイズが合わなければ中のゴムで調整することも可能。両サイドにはポケットがついています。

D:モンベル「ライトアルパインダウンパンツ」Mサイズ

モンベルのダウンパンツ

撮影:RIE

調節できる箇所がたくさん

撮影:RIE

こちらも股上のフィット感がGOOD!とても動きやすいパンツです。
ウエストにはジッパーがついており、紐で調整も可能。両サイドにはジッパー付のポケットがついています。

製品説明

画像提供:モンベル公式HP
そのままだとストンとして少し気になった裾。実は「サムエシステム」という独自機能がついており、引き出したゴムを使って留めることでバタつきを抑える事ができます。

E:ザ・ノース・フェイス「アコンカグアパンツ」Sサイズ

ノースフェイスのダウンパンツ

撮影:RIE

サイドのチャックが特徴

出典:ザ・ノース・フェイス公式HP(左:ウエスト部分/中:ウエストサイド部分/左:裾部分)

しっかり詰まったダウンであたたかさ抜群。サイドのチャックで重ね履きにも対応可能なので、”あたたかさ”を求める人には最適です。

ウエスト部分はジッパー付。さらにサイドのマジックテープでサイズの調整ができます。両サイドのポケットにはジッパーがついているので、落下防止にもばっちり。

F:マーモット「デュースダウンパンツ」Lサイズ

マーモットのダウンパンツ

撮影:RIE

股上が深い

撮影:RIE(左:ウエスト部分/右:裾部分)

股上がやや深めなので動きやすく、お腹までしっかり暖かいのがポイント。

ウエストにはジッパーがなくスッポリと履くデザインですが、紐で調整が可能。(注:モデルによっては、フロントジッパータイプのものもあります)両サイドにはポケットがついています。
こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

G:イーブンリバー「ライトファイバーダウンパンツ」Mサイズ

イーブンリバーのダウンパンツ

撮影:RIE

模様付き

出典:イーブンリバーHP(左:ウエスト部分/右:裾部分)

今回検証した中では唯一アウトドア・スポーツブランドではないダウンパンツ。他と比べると全体的に少し薄いですが、その分スッキリと履けるデザインです。
ウエストはゴムで、ジッパー付。両サイドにはポケットもついています。

最初の1本、どのダウンパンツを選ぶ?

黒いダウンパンツ

撮影:RIE

7本履いてみた感想は「ダウンパンツはとても快適!」ということ。冬のアクティビティを楽しむ方は、ぜひ1本は持っておきたいアイテムです。
さすがアウトドア向けの商品・・・どの商品も素晴らしかったので、「何を優先に選ぶのか」で選んでみてくださいね。

どんなシーンで使うかによってダウンパンツの選び方も変わってきます。あくまで履き心地による私のイメージにはなりますが…、シーン別におすすめパンツを選出してみました。

▼山小屋でリラックスしたいときに履きたい
ナンガ「ポータブルダウンパンツ」
とにかく肌触りがよくて、履き心地が柔らかい。活動時に履くのもももちろん良いですが、膝の曲げ伸ばしもしやすいので、くつろぎタイムがメインに使うのが特におすすめです。値段が高く、少し重いのが難点…。

▼極寒の地で天体観測するときに履きたい
ザ・ノース・フェイス「アコンカグアパンツ」
防寒性に優れているので、寒冷地でしっかりパワーを発揮してくれそう。羽毛がギュッと詰まっていて、履き心地が少しかためなので、激しく動く場合には少し足さばきに影響が出るかもしれません。こちらも値段が少し高く重いので、とにかく暖かさ重視の人にはおすすめです。

▼全体のバランスが良く、コスパの高いダウンパンツ
ミズノ「ブレスサーモパンツ」
モンベル「ライトアルパインダウンパンツ」
値段だけ見ると、イーブンリバー 「ライトファイバーダウンパンツ」が一番安かったのですが、登山向けの高性能パンツの中ではこの2本が値段とのバランスが良く、おすすめです。保温性や携行性はもちろんのこと、日本人の体型に合ったフィット感も魅力。

▼普段履きにしたいダウンパンツ
イーブンリバー「ライトファイバーダウンパンツ」
羽毛のダウンパンツと比較したら暖かさは劣りますが、軽くて動きやすい、そして価格も安いので気軽に履けるのがポイント。氷点下になる場所でなければ、十分活躍してくれそう。

「もし1番のおすすめは?」と言われたら・・・個人的な好みでは、総合評価でマウンテンイクイップメント「パウダーパンツ」です。
ただ、コストパフォーマンスを考えると、モンベル・ミズノは超優秀!同じく日本メーカーのナンガは、手元に置いておきたい愛おしくなるような上質な商品です。本当に甲乙つけがたい結果になりました。
暖かく快適に過ごせるダウンパンツがあれば、寒い時期のアウトドアや登山もさらに快適に!自分に合ったお気に入りのアイテムを味方につけて、冬のアクティビティをさらに楽しんでくださいね。

今回試した商品

マウンテンイクィップメント パウダーパンツ(メンズ)

カラー:ブラック、ネイビー、オリーブドラブ サイズ:XS、S、M、L、XL 素材:表地・裏地 ナイロン100%、中綿 羽毛

ナンガ マウンテンロッジダウンパンツ

カラー:ブラック、ネイビー、イエロー サイズ:S、M、L、LL 素材:表裏生地 ナイロン、中綿 SPDX(ポーリッシュグースダウン 93-7% 860FP)

ミズノ ブレスサーモ ダウンパンツ(ユニセックス)

カラー:ブラック、ネイビー 素材: 表地 ポリエステル100% 裏地 ポリエステル100% 中綿 ダウン90%、フェザー10% 身頃上部芯地:合成繊維(ブレスサーモ)65%、ナイロン35% サイズ:M、L、XL

ザ・ノース・フェイス アコンカグアパンツ(メンズ)

《現行モデル》カラー:ブラック、 素材 :20D Bio-Based Ripstop Nylon(ナイロン100%)/中わた:GreenRecycled CLEANDOWN光電子(ダウン72%、レーヨン20%、フェザー8%) サイズ:S、M、L、XL

マーモット デュースダウンパンツ(メンズ)

カラー:ブラック 素材:表地 ナイロン100% 、裏地 ナイロン 、中わた ダウン90%・フェザー10% サイズ:S、M、L、LL

イーブンリバー ライトファイバーダウンパンツ

サイズ:M、L、LL、3L、4L カラー:ネイビー、ブラック、カモフラブラック、カモフラグレー 素材:生地 ナイロン・ポリエステル、中綿 ポリエステル100%

モンベル|ライトアルパイン ダウンパンツ
モンベルのパンツ

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