写真のいちばん右がスタッシュで、それ以外は筆者が私有しているジェットボイル。
なかにはすでに販売終了のものもありますが、比較には十分に使えます。
まずは、「スモー」との比較
現在も販売されているスモーは、重量453g。容量1.8Lは、ジェットボイルシリーズで最大です。
もはや大人と子ども。これだけ容量に違いがあれば当たり前なので、まあ参考までに。
次に、クッカーの口径がスタッシュと同じ「ミニモ」
ミニモの重量は415g。200gのスタッシュの倍以上です。
容量は1.0L。しかし、スタッシュとの容量差0.2L以上に大きく感じるのは、フラックスリング部分に厚みがあってかさばっているからです。
スタッシュと同じ容量の「ソル」
ソルの重量は397g。これでも以前は最軽量級のモデルでした。
口径はソルのほうが狭いので、平面的な写真では小さく見えるかもしれません。
しかし、重量は倍近くもあるのですから、驚いてしまいます。
ちなみに、現状のジェットボイルシリーズのなかでもっとも軽いのは、スタッシュと同容量の「ジップ」で、340g。
僕は私有していないので、ここでの比較には使えませんでしたが、そのジップに比べるとスタッシュは約40%も軽くなっているという計算です。
スタッシュはジップよりも販売価格が高くなるとはいえ、それだけ軽くなるとは、すごいことですね。。
代表モデル「フラッシュ」との、機能的な差別化
最後に、ブランドを代表するモデル「フラッシュ」(容量1.0L)との比較。
名称は同じままで繰り返しリニューアルされていることもあり、スタッシュを除けば最新のモデルでもあります。
熱効率の「フラッシュ」!軽量性の「スタッシュ」!
フラッシュはスタッシュに比べれば重いのですが、さすが最新モデルだけあって、その機能は折り紙付き。0.5Lの水を約1分40秒で沸騰させられる実力はスタッシュ以上です。
これはどういうことを意味しているかといえば、熱効率のよさの方向で可能な限り進化したのがフラッシュで、高度な熱効率を持ちつつも“軽量性”の方向で進化した製品」がスタッシュであるということ。
フラッシュとスタッシュは、これからのジェットボイルを担う二大製品といえるかもしれません。
以前のバーナーヘッドと比較しても……
そういえば、こんなものもついでにお見せしておきましょう。数年前、ジェットボイルの鬼っ子のような存在で販売され、早くも姿を消してしまった「マイティーモ」。
バーナーヘッドのみの販売が一部で話題でしたが、じつは95gとかなり重かったんです。
マイティーモに比べると、スタッシュのバーナーヘッドの軽量性はガゼン光ってみえます。スタッシュのバーナーヘッドは他のクッカーとも合わせられるので、専用クッカーとは別に使ってもよさそうです。
軽量でも強力なのか? 気になる火力はいったい
ところで、ここまではスタッシュの軽量性とコンパクト性を中心に話してきましたが、実際の火力はどんなものなのでしょうか?
点火してみると、バーナーヘッドから垂直に炎が噴き出します。いかにもジェットボイルらしい。
ライターやマッチを忘れずに!
軽くなっても折り紙付きの湯沸かしの速度
スタッシュの出力は、1134kcal/h(これはジップと同じ)。付属のクッカーと組み合わせると500mlの水が、約2分30秒で沸騰します。
フラッシュの2269kcal/h、スモーとミニモの1404kcal/hは下回りますが、それはあくまでもジェットボイルシリーズ内での比較です。他メーカーのバーナーに比べれば、やはり“ものすごい速さでお湯が沸く”としかいいようがありません……。いくら軽くなっても、ジェットボイルの長所はたっぷり残されているんですね。
そそられまくる物欲! 発売はもうすぐ!!
「スタッシュ」は2021年2月27日より販売開始予定。価格は税込みで19,250円です。あとは実際に手に取り、その軽さとコンパクトさに驚いてください!