最大の特長は、“保温力と水濡れへの強さ”!『フラットアイアンパーカ』
冬期の登山用に暖かいジャケットが欲しいけれど、ダウンは水濡れに弱いし、かといってハードシェルとの重ね着はちょっと動きにくい…。
「行動時も休憩時も着られて、アウターとしても使いやすい保温ジャケットはないものか?」というお悩みを抱えている人必見。モンベルの化繊綿ジャケット『フラットアイアンパーカ』の紹介です。
雪にさらされやすい冬山登山やクライミング、スノースポーツなど、わざわざダウンを着たり脱いだりするのが面倒なシーンでも活躍してくれるのがこのアイテム。保温性や防滴性に優れ、自宅の洗濯機で手軽に洗えるので、冬山でもガシガシ使える保温ジャケットが欲しい人にもオススメです!
その【保温力】【防水透湿性】【動きやすさ】【実用性】に注目してみましょう。
【1】保温力|繊維一本一本まで撥水加工!かさ高キープで暖かさ続く
“エクセロフト”は、保温・撥水・速乾!
“エクセロフト”は3種の異なる太さのポリエステル繊維をブレンドし、シート状に何枚も積み重ねた構造。弾力のある繊維と極細繊維が複雑に組み合わせることで、暖かい空気をたっぷり蓄え、優れた保温性と耐久性を発揮してくれます。
また、かさ高キープの秘密は、構造面だけではなく繊維自体にも。
もともと保水しないポリエステルの繊維一本一本に、撥水性を高めるシリコーンコーティングをさらにプラス。水分は繊維に染み込むことなく弾かれ、外部へと効果的に排出されていきます。
そのため、悪天候時や大量に汗をかいた時なども速乾力を発揮。ドライで快適な着心地をキープし続けてくれます。
さらに、他社の化繊綿に比べて約2倍の保温性を実証済み。これまで着ていた化繊綿ジャケットは、あまり保温性を感じられなかった…という人にもぜひ試してもらいたい一枚です。
こちらは、圧縮を2000回繰り返した際のかさ高の回復性を示すデータ。これだけ圧縮しても8割以上のかさ高をキープできるのなら、登山やクライミング、スキーやスノーボード、普段使いまで、フル活用しても安心です。
“エクセロフト”を採用した保温ジャケットとして 『U.L.サーマラップ パーカ』と『サーマラップパーカ』もあります。そのなかで『フラットアイアンパーカ』は、ハードな環境下にも対応する最も保温性が高いモデルです。
▼『U.L.サーマラップ パーカ』と『サーマラップパーカ』について詳しくはこちら
【2】防水透湿性|独自の防水透湿素材“ドライテック”が実力を発揮!
『フラットアイアンパーカ』は、モンベルが展開する化繊綿ジャケットの中で唯一防水透湿素材を採用したモデル。
完全防水ではないものの、冬山での登山やスポーツシーンと切っても切り離せない“雨や雪、風”といった厳しい気象条件下でも、優れた保温性と蒸れにくさを発揮できるように設計されています。
ドライテックの耐水圧は、20,000mm以上、透湿性は、5,000~20,000g/㎡・24hrs(JIS L-1099B-1法)。
一般的に登山に必要な数値、耐水圧20,000mm以上、浸透圧10,000g/㎡・24hrs(最低でも5,000g/㎡・24hrs)とされているので、登山用アウターとしての必要条件は充分にクリアしていると言えます。
防風性・防水性を高める3つの機能
まず1つ目は、ポケットの中からコードを引いて裾部分のフィット感を調整できるリードインコード・システム。裾部分からの雪や風の侵入を防ぐ役割はもちろん、余ったコードはポケット内に収納されるので行動の邪魔にならず、安全&快適です。
2つ目は、伸縮性のある袖口とベロクロテープを組み合わせたアルパインカフ。しっかりめに締めても手首にくい込まず、ベストなフィット感に調整可能。
最後は、止水ジッパー。内、外、全てのジッパー部分に配備されており、雨や湿った雪の侵入を防いでくれます。
【3】動きやすさ|軽くて、しなやかな着心地を実感
フラットアイアンパーカの平均重量は、522g(メンズモデル)。同ブランドが展開する冬期登山対応のダウンジャケットに比べると、100~150g程度重めではあるものの、表地に独自の極薄シェル素材“バリスティックエアライト”を採用することにより、防風性・軽量性・強度が追求されています。裏地に使われているのは、従来のナイロンと比べ約2倍の引き裂き強度を誇る“バリスティック”。
普段200~300gのライトなダウンを着用してる人の場合、少々重く感じてしまう可能性はありますが、羽織った際に防風・保温力を実感できるはず。
繊維由来のしなやかさ
立体裁断で運動性も良好
ダウンや中綿ジャケットで気になるのが、肘の曲げ伸ばし。イマイチ動かしにくかったり、行動中にも終始違和感が気になって仕方ない…といった経験はありませんか?
こちらのパーカは、肘に立体裁断を採用されており、嫌なツッパリ感や締め付け感を軽減してくれる印象。クライミング時はもちろん、スキーやスノーボードなどに活用しやすいのではないでしょうか。