メスティンを収納できるだと!? ギア通も唸る新参者あらわる!
登山やソロキャンプのとき、なくてもいいけどあると便利なのがミニテーブル。各メーカーから軽量かつコンパクトで携行しやすいモデルが続々と登場していますが、今やどれも優秀なので選ぶのに迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そんなミニテーブル戦国時代のなか、ひときわ気になるアイテムが発売されます!
ギミックがおもしろい「コンパクトテーブル」
それがこちら、<シラモトテッパン>の新製品であるコンパクトテーブル。一見普通のテーブルですが、なんとメスティンを収納することができるという変わり種。発売前のサンプルをお借りしたので、詳しく紹介していきます。
メスティンユーザーに推したい!<シラモトテッパン>のコンパクトテーブル
<シラモトテッパン>といえば、山でおいしいステーキを焼ける“ミニ鉄板”でお馴染みですが、今回の新作はなぜテーブルなのか。それは、生みの親である白本さん自身の「こんなの欲しい!」という想いからでした。
トレランザックに入るサイズでコンパクトかつ軽量なテーブルが欲しくて探してみましたが、欲しいミニテーブルを見つけられず…こうなったら作るしかないと。
逆転の発想で生まれた、新しい“スタッキング”テーブル
白本さんが製作したコンパクトテーブルの最大の特長は、“メスティン”を収納できること。テーブルを分解して収納すると、メスティンが中にすっぽり収まる設計になっているのです。なんとも斬新なデザイン。
また、メスティンには入れる物が決まっていて、テーブルが入る余地はありません。土汚れしたテーブルをメスティンの中に入れるのにも抵抗がありました。
そこで、メスティン『に』収納ではなく、メスティン『を』収納しようと逆転の発想でミニテーブルをデザインしました。これにより、テーブルの構造的に安定性も向上し、組み立ても簡単に。
組み立ては差し込むだけ!
ソロなら十分なサイズ
メスティン&火器、シェラカップとマグカップを置けるくらいの面積があり、一人用として必要十分なサイズ感。ポケットストーブ、アルコールストーブ、シングルバーナーどれでも安定して置くことができました。
構造上、パーツの組み合わせ部分にわずかな段差ができてしまうので、火器類はパーツをまたがないように中央に置くのがポイントです。耐荷重は3kgだそう。足が中央にもあるので安心感があります。
軽量さも魅力
アルミ製で重量は190g。山ごはんを作ろうと思うと何かと荷物が多くなるので、これだけ軽量だとありがたいですね。
メスティンを収納して持ち運びできますが、各パーツとメスティンが固定されるわけではないので、ザックの中でバラけないように注意。収納袋に入れたりバンダナで包むのがおすすめです。
新たな“山ごはんの相棒”に!