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げんさんが教える山ごはん #17

【げんさんが教える山ごはん#17】山でシーフード??な山ごはん特集

登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。

2020年山ごはんシリーズの第7回は、山で楽しむ、シーフードな山ごはん。
山では軽量化のために、フリーズドライや乾物的な食材を使うことが多いけれど、シーフードが加わると、一気に豪勢な山ごはんに。肉よりも魚派のあなたに贈る、シーフードを使った山ごはんの特集です。

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目次

さっぱり、でも豪華な山ごはんが楽しめるシーフード

シーフード料理
山を歩いて汗をかいて、さてビールでも飲みながら山ごはんを、というときに、乾きものやフリーズドライではなんとなく物足らない…。そんな時に心強い、シーフードをつかった簡単でおいしい山ごはんをご紹介します。

 ① カニ缶と春雨のオイスターソース煮

カニ缶と春雨のオイスターソース煮
暑い日の終わりには、たこぶつでもつまみにして、ビールで乾杯したい!そんな気分にぴったりな、コンビニ食材を使った一品。
シンプルでお手軽ながら、山の上で居酒屋気分が味わえる、夏のビールにぴったりなおつまみです。

カニ缶と春雨のオイスターソース煮 材料

<材料>
カニ缶
きざみ九条ネギ
乾燥春雨
干しエビ
岩下のおつまみ新生姜

オイスターソース
鶏がらスープの素

<作り方>

①シェラカップに春雨を入れ、ひたひたになるくらいの水を加えてバーナーの弱火にかける
カニ缶と春雨のオイスターソース煮 春雨に水をいれる

②煮たって来たら鶏がらスープの素を少々入れ、
カニ缶と春雨のオイスターソース煮 鶏ガラスープ

③岩下のおつまみ新生姜を千切りにしておく
カニ缶と春雨のオイスターソース煮 生姜を千切り

④シェラカップにおつまみ新生姜とたっぷりの干しエビを加え、カニ缶を投入。
カニ缶と春雨のオイスターソース煮 海老と生姜をいれる
カニ缶と春雨のオイスターソース煮 カニも投入

⑤そこに、オイスターソースをかけまわし、
カニ缶と春雨のオイスターソース煮 オイスターをいれて 

⑥仕上げに九条ネギと一味を散らせば
カニ缶と春雨のオイスターソース煮 一味

カニ缶と春雨のオイスターソース煮のできあがり~
⑤そこに、オイスターソースをかけまわし、

鶏ガラスープに、オイスターソースのうまみがすごく、煮込まれた春雨がうまいのなんの。
干しエビの隠し味(もはや隠し味とは言えないほどの量ですが・・笑)が効いていて、深いコクに後を引く味。そこに一味など入れているもんなんで、ビールがとまらないというわけです。

<この山ごはんで使用した道具>

・シェラカップ
・ナイフ
・バーナー

⇨次ページ
カルパッチョなのに和風なレシピ!

② シーフードミックスのカルパッチョ風

シーフードミックスのカルパッチョ風
冷凍シーフードミックスを使って、和風カルパッチョ風な山ごはんを作ってみました。さっとゆでて、他の材料と和えるだけの簡単山ごはんですが、酸味が効いていて、食欲をそそる一品です。

シーフードミックスのカルパッチョ風 材料

<材料>
冷凍シーフードミックス
カニカマ
みょうが
きざみ小ねぎ

塩レモンチキンシーズニング
青じそドレッシング

<作り方>

①フライパンにお湯を少々沸かし、そこに冷凍シーフードミックスを入れて
湯を沸かしたフライパンにシーフードミックをいれる

②火が通るくらいにサッとゆでる。
火が通るくらいにサッとゆでる

③並行して、みょうがをせん切りにしておく
みょうがをせん切りに

④シーフードをお湯から引き揚げ、塩レモンチキンのシーズニングをまぶす。
塩レモンチキンのシーズニング

⑤そこに、カニカマとみょうがを加え、
カニカマとみょうがを加える

⑥きざみ小ねぎをのせて、青じそドレッシングをかけまわせば
青じそドレッシング

あっという間に、シーフードミックスのカルパッチョ風、できあがり~
シーフードミックスのカルパッチョ風

レモン味のシーフードがうまみたっぷり、みょうがと青じそドレッシングのさっぱり味でいくらでも食べられそうな味わい。えびのプリプリ感、イカの歯ごたえ、カニカマのホロっとした食感がいいバランスになって、山の上とは思えないご馳走になります。

<この山ごはんで使用した道具>

・フライパン
・バーナー
・ナイフ
・チタンプレート

⇨次ページ
最後はカレーうどん!食欲をそそる香りがたまりません!

③ シーフードカレーうどん

シーフードカレーうどん
こちらも先ほどと同様、冷凍シーフードミックスを活用した一品。というか、さきほどのシーフードミックスを茹でた汁は、うまみたっぷりのスープになっており、これを使わない手はない。セットで食べたい、山ごはんのシメです。

シーフードカレーうどん 材料

<材料>
シーフードミックス
インスタントカレーうどん
カニカマ
きざみ小ねぎ

<作り方>

①シーフードミックス、カルパッチョ風を作ったゆで汁を使い、適量の水を足して沸かし、インスタントカレーうどんの麺を投入
インスタントカレーうどんの麺を投入

②麺がやわらかくなってきたら、添付のカレースープを加え、
添付のカレースープを加える

③茹でた後、とりおきしておいたシーフードミックスを入れる
シーフードミックスを入れる

④仕上げに、カニカマをトッピングして、小ねぎを散らせば、シーフードカレーうどんのできあがり~
シーフードカレーうどん 完成

シーフードミックスからでたうまみがたっぷりのカレーうどんは、えもいわれぬコクがあり、激しくうまい。ゴロゴロとでてくるシーフードの具も、カレー味になると、カルパッチョとはまた一味違って、存在感がグッとアップ。やみつきになる味わいです。

<この山ごはんで使用した道具>

・フライパン
・バーナー
シーフード料理をハシでつかむ
9月とはいえ、まだまだ汗をかく山歩き。あっさり味にも、少し肌寒いときにはこってり味も、お好みで使い分けてください。
今回は冷凍シーフードミックスや、カニカマを2晩ほどカチンコチンになるまで冷凍しておいたので、山の上でもまだ凍っていましたが、保冷バッグなどに入れて持参すると安心です。
山の上なのに、シーフード。ぜひぜひお試しを。

写真撮影:げんさん

げんさんプロフィール

げんさん
ビールを飲むためにテントを担いで山に登り、山ごはんを作るのが趣味。
登山歴、山ごはん歴20年以上。低山からアルプス、日帰りからテント山行まで、四季を通じて休みがあれば山に行き、山めしを作って飲む。
夏は北アルプスや南アルプスを中心に、最近は東北の山にも目覚めている。冬は八ケ岳を中心に、美しい景色と美味しい山ごはんのために山へ繰り出す。

著書に「げんさんの山めしおつまみ」(エンターブレイン)、
共著に「げんさんとよーこさんの山ごはん」(山と渓谷社)、「秒速!山ごはん」(山と渓谷社)などがある。
山ごはんのブログ 「山めし礼讃」

この記事のレシピで使用したアイテム

イワタニ プリムス 153ウルトラバーナー

出力:4.2kW/3,600kcal/h(T型ガス使用時) ガス消費量:245g/h 燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時) ゴトク径:大148mm/小90mm 収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm 本体重量:116g □ ナイロンスタッフバッグ付属 □ ガスカートリッジ別売

プリムス ライテックセラミックフライパン

重量:267g サイズ:外径21.3×高さ5.0㎝、上部内径20㎝、底部内径16.5㎝、高さ(内部)4.7㎝

ユニフレーム(UNIFLAME) 山リッドSUS 667576

【サイズ】約φ169×26(高さ)mm 【材質】本体:ステンレス鋼、ツマミ:フェノール樹脂 【重量】約115g




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