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げんさんが教える山ごはん#15

【げんさんが教える山ごはん#15】夏山のビールのお供に!おつまみ山ごはん特集

登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。

2020年山ごはんシリーズの第4回は、夏山のビールのおともに食べたい「おつまみ山ごはん」。
梅雨が明ければ夏山シーズン!たっぷりと汗をかいた後に、稜線のテント場でビールを飲むのは何にもかえがたい至福のひととき。そんな夏山の最高のビールにぴったりな、おつまみ山ごはん特集です。

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登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。

2020年山ごはんシリーズの第5回は、夏山のビールのおともに食べたい「おつまみ山ごはん」。
梅雨が明ければ夏山シーズン!たっぷりと汗をかいた後に、稜線のテント場でビールを飲むのは何にもかえがたい至福のひととき。そんな夏山の最高のビールにぴったりな、おつまみ山ごはん特集です。

ビールと一緒に食べたい絶品おつまみ

ビールと一緒に食べたい絶品おつまみ

山で飲むビールは、定番・お手軽おつまみの、柿ピーやさきいか、定番のサラミなどでもおいしいのだけれど、せっかくの至福の一杯のために、ちょっとしたひと工夫でできる”ビールにピッタリ”なおつまみ山ごはんをご紹介します!

① パルミジャーノときゅうりのカルパッチョ風

パルミジャーノときゅうりのカルパッチョ風

夏に不足しがちな野菜をとれる、旬のきゅうりをつかった一品。
テント場に着いたら速攻で仕込みができ、シンプルでお手軽ながら、チーズのコクとカルパッチョソースの酸味が爽やかな、夏のビールにぴったりなおつまみです。
パルミジャーノときゅうりのカルパッチョ風 材料

<材料>
きゅうり


パルミジャーノチーズ
カルパッチョソース
ピンクペッパー

<作り方>

①きゅうりを一本塩もみし、薄くスライスしてチタン皿に盛る。
きゅうり 薄くスライス

②ここで、調味料として使うのは、便利なカルパッチョソース。
きゅうりにまわしかけ、
カルパッチョソース

③パルミジャーノチーズをナイフで削ぎ切りに。
パルミジャーノチーズ

パルミジャーノチーズ 切る

④カルパッチョソースのかかったきゅうりに、パルミジャーノとピンクペッパーを散らせば…
あっという間に、パルミジャーノときゅうりのカルパッチョ風できあがり~
パルミジャーノときゅうりのカルパッチョ風 完成

超カンタンながら、シンプルで美しい山めし。
パルミジャーノときゅうりのカルパッチョ風 ビール

きゅうりのみずみずしさと、カルパッチョソースの酸味、パルミジャーノの塩気とピンクペッパーの爽やかさで、シンプルだけど超飲める味!
パルミジャーノときゅうりのカルパッチョ風 アップ

旬のキュウリと酸味が食欲をそそり、パルミジャーノチーズが良い香りと、キュウリだけとは思えない力強さを添えてくれます。
緑とピンクのコントラストで見た目にも鮮やかで、夏バテ気味の体にもうってつけの、おつまみ山ごはんです。

<この山ごはんで使用した道具>

・チタンプレート(平皿)
・ナイフ

⇨次ページ
次のレシピは”さきいか”を使った絶品おつまみ!

 ② 明太さきいかのもやし炒め

明太さきいかのもやし炒め

こちらは市販のおつまみにもやしと春雨をあわせることで、おつまみとしてだけではなく、ボリューム感ある山ごはんの一品としても重宝するレシピです。

明太さきいかのもやし炒め 材料

<材料>
辛子明太子入りさきいか
もやし
細ねぎ

鶏がらスープ
春雨
韓国唐辛子

 

<作り方>

①春雨をお湯で戻しておき、
春雨をお湯で戻す

②その間に、細ねぎをざっくり切る。
細ねぎをざっくり切る

③フライパンにもやしをどさっと入れて、鶏がらスープを加え、
鶏がらスープ

④蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
弱火で蒸し焼き

⑤もやしがしんなりしてきたら、春雨と明太子さきいかを投入し、
明太子さきいか

明太子さきいか 春雨 投入

⑥そこにねぎを加えて混ぜ、
ねぎを加える

⑦仕上げに韓国唐辛子をまぶせば、
韓国唐辛子

 

⑧明太子さきいかのもやし炒め、できあがり~
明太子さきいかのもやし炒め 完成

韓国唐辛子の辛さと、明太子の辛さがダブルで効いて、これは飲める~
明太子さきいかのもやし炒め アップ

明太子さきいかのもやし炒め ビール

もともとうまみたっぷりな、さきいかに明太子がまぶしてあるので、あとは鶏がらスープを加えるだけでかなり本格的な味わいになり、ビールにピッタリの辛みもバッチリ。
もやしと細ねぎのシャキシャキとしたフレッシュな感覚が、乾ききった喉にビールとともに心地いい。野菜のうまみもたっぷり味わえる一品です。

<この山ごはんで使用した道具>

・バーナー
・フライパン
・フライパンの蓋
・シェラカップ
・ナイフ

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まだまだある絶品レシピ。あの”まい泉”のカツサンドを使って…

③ まい泉カツサンドのチーズ揚げサンド風

まい泉カツサンドのチーズ揚げサンド風

ビールも飲みたいけれど、お腹もペコペコで・・・というあなたに。
ガッツリ食べてビールにもピッタリな、駅などでも入手しやすいおなじみの「まい泉のカツサンド」を使った、おつまみ山ごはんです。

まい泉カツサンドのチーズ揚げサンド風 材料

<材料>
まい泉カツサンド

カルピスバター
とろけるスライスチーズどろソース
ピンクペッパー

<作り方>

①バターを3切ほどスライスして準備
バターを3切ほどスライス

 

②個包装にパックされているまい泉カツサンドを開けると、ソースのいい香りがしてきて…、お腹がぐーっと鳴りますね。
泉カツサンドを開ける

③フライパンを弱火にかけて、たっぷりのバターを溶かし、
バターを溶かす

④そこに、まい泉カツサンドを入れます。
まい泉カツサンドを入れる

⑤パンの表面がカリッとなるまで片方を揚げ焼きしたら、ひっくり返してバターをさらに足します。
パンの表面がカリッとなるまで片方を揚げ焼き

⑥両面がカリッとしたら、とろけるスライスチーズをのっけ、フライパンに蓋をし
とろけるスライスチーズをのせる

⑤チーズがとろけたら、最後の仕上げ。
チーズ とける

⑥どろソースをかけ、ピンクペッパーを散らせば、
どろソース ピンクペッパーを散らす

⑦まい泉カツサンドのチーズ揚げサンド風、できあがり~
まい泉カツサンドのチーズ揚げサンド風 完成

まい泉カツサンドのチーズ揚げサンド風 ハシで持つ

バターで揚げ焼きされた表面がカリッカリで、
がぶりとやると中のカツまで熱々に感じられ、どろソースとチーズのコクで、超パワフルにうまいっ!
まい泉カツサンドのチーズ揚げサンド風 アップ

ここは山のテント場なのか、山上レストランか、バターの風味とどろソースの香りが、山ごはんの域を超えた一品にしてくれます。
そのまま食べてもおいしい、まい泉のカツサンドだけれど、ちょっと手を加えることで、まるで別物のよう。ジョッキ2杯は軽くイケそうな、アツアツ山ごはんになりますよ!

写真撮影:げんさん

げんさんプロフィール

げんさん

ビールを飲むためにテントを担いで山に登り、山ごはんを作るのが趣味。
登山歴、山ごはん歴20年以上。低山からアルプス、日帰りからテント山行まで、四季を通じて休みがあれば山に行き、山めしを作って飲む。
夏は北アルプスや南アルプスを中心に、最近は東北の山にも目覚めている。冬は八ケ岳を中心に、美しい景色と美味しい山ごはんのために山へ繰り出す。

著書に「げんさんの山めしおつまみ」(エンターブレイン)、
共著に「げんさんとよーこさんの山ごはん」(山と渓谷社)、「秒速!山ごはん」(山と渓谷社)などがある。
山ごはんのブログ 「山めし礼讃」

この記事のレシピで使用したアイテム

イワタニ プリムス 153ウルトラバーナー

出力:4.2kW/3,600kcal/h(T型ガス使用時) ガス消費量:245g/h 燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時) ゴトク径:大148mm/小90mm 収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm 本体重量:116g □ ナイロンスタッフバッグ付属 □ ガスカートリッジ別売

プリムス ライテックセラミックフライパン

重量:267g サイズ:外径21.3×高さ5.0㎝、上部内径20㎝、底部内径16.5㎝、高さ(内部)4.7㎝

ユニフレーム(UNIFLAME) 山リッドSUS 667576

【サイズ】約φ169×26(高さ)mm 【材質】本体:ステンレス鋼、ツマミ:フェノール樹脂 【重量】約115g




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