17食目:バスティマ?バスマティ??バティスマ???
前回と同じ書き出しなのはいかがなものかと思うけど、さすがに17食目ともなると、レシピが尽きてきた。
意外と「山で食べることを前提」とすると、材料や調理器具に制限があるな(もうやめたい)と思いながら、今日こそはガスが切れることを願いながら続行です。
「あれ?米ってずい分前に炊いてなかったっけ?」と思いますよね。今回は日本の白米ではなく、バスマティという米です。インド料理などで出てくる細長い米。家にあったのでこれを炊いてみます。
ちなみにいまでは一瞬間を置けば「バスマティ」と言えますが、「バティスマ」とか「バスティマ」と勝手に思い込んでいました。こういう言い間違い、人前でやらかすとけっこう恥ずかしいです。ご注意を。
バスマティの炊き方は、白米と少し異なります。ゴミなどをさっと水で落とし(研ぐのではない)、30分ほど浸水させます。水を切ったら、鍋に湯を沸かします。
沸騰した湯に水切りした米を投入します。米は100gなので、水は本当であれば1,000mlくらいほしいのですが、トランギアミニは約500ml程度。しょうがないので、このまま進めます。
米を入れ、好みでカルダモンやシナモン、バターなどを加えると、一気にインド感が高まります。強火で茹でます。米が浮いてきたら、吹きこぼれない程度に火力を弱めて10分ほど茹でて、芯があるかを確認します。
本来はこの段階で、ザルにあけて余分な水を捨てフタをして蒸らす「湯取り法」を行うのですが、今回は元々の水が少なかったので、捨てた水はごく少量でした。
5分ほど蒸らせば、バスティマライスの完成です。
作りおきのカレーを温める
在宅ワークが始まってから、ランチ用の作り置きで食事のバリエーションを出していますが、今日はチキンカレーにします。具材とは別に「カレーの素」を作って冷凍しておくと、好きなときに本格的なカレーが食べられます。
今回は前日に手羽元(具)を入れて作っておいたので、これをフライパンで温めるだけ。
ちなみにカレーの本はいろいろありますが、私は東京カリ〜番長の『世界一やさしいスパイスカレー教室』を参考にしています。スパイスの香りだしなど、とてもわかりやすいのでおすすめの一冊。
『世界一やさしいスパイスカレー教室』 東京カリ〜番長・著
さすがに山行で生の鶏肉を持っていくのは難しいですが、カレーの素とミックスビーンズ、サバ缶など保存のきくものを持っていけば、気軽に本格的なカレーが食べられます。白米+レトルトカレーもいいけれど、今回の炊飯は山カレーのバリエーションを増やすきっかけになりそうです!
前回までのあらすじ
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