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MYOG ポーチ作り

不器用なおっさんにもできたっ!山道具を自分で作る「MYOG」でおうちアウトドア

山を登るにはギアが必要。でも、満足なギアってなかなか無いもの。「じゃあ作っちゃえ」という発想から生まれたのが「MYOG」。バックパックやタープなど、様々なギアを自分専用に作って山を楽しむ人たちが増加中。でも「MYOGって難しそう」とあきらめているそこのあなた!なんと、初心者でも簡単に始める方法があるんです。その方法をご紹介。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

山道具を自分で作るって、ちょっとカッコイイ

出典:Pixabay

「MYOG(読み方:ミョーグ、ミョグ)」って、知ってますか?

MYOGは、「メイク・ユア・オウン・ギア(Make Your Own Gear)」の略。そのままだと、「自分の道具は自分で作れ」ってことですが、どういう事なんでしょう?

出典:PIXTA

従来、アウトドア用品や登山道具は、メーカー製のものの中から、自分に合うものを選んでいました。
しかし、山スタイルが多種多様になる中、メーカー製のものではカバーできなくなっていることも事実。「だったら、自分で使うものは、自分専用のスタイルで作っちゃえ!」という発想から始まったのがMYOGです。

自分の山道具を自分で作る「MYOG」ってなんだかカッコイイと思いませんか?

でも、ちょっと難しそう……

出典:PIXTA

自分で作ったバッグで歩いて、自分で作ったテントで寝るとか、ちょっとロマン……。でも、道具を作るには、それ相当のスキルが必要なはず。「そんなスキルなんて無いし」と、あきらめていた筆者でしたが、嬉しいことにMYOGキットという便利なものがあるじゃないですか!

MYOGキットとは?

提供:ACTIBASE

本来、MYOGは、材料の調達から始めるものですが、バッグひとつにしても、生地やファスナー、ベルトや紐などたくさんの材料が必要。また、それらの型紙を作って、寸法を測り裁断してとなると、初心者には大変。

そこで、その部分を飛ばして、MYOGの醍醐味である「作る」だけを体験するための製品がMYOGキットです。なので厳密には、MYOGではありませんが、入門編にはピッタリですね。

ミシン初体験の不器用なおっさんがやってみた

提供:ACTIBASE

早速、MYOGキットでMYOG初体験!ちなみに、筆者は中学生の家庭科の授業以来、何十年も裁縫なんてやったことが無いオヤジです。

頭の中ではこんな風に素敵なアイテムが出来上がる予定ですが………。さて、どうなることやら………。

まずはMYOGキットを購入

何はともあれ、MYOGキットが必要。WEBをいろいろ物色していると、このサイトを発見。

提供:ACTIBASE

サイトで作り方動画を公開しているのでわかりやすそう………という事でこちらでの購入に決定。ポーチ(ACTIBASE myog kit (pouch) ¥ 1,980)を選びました。
ほかにもポケットティッシュケースがあります。

※2023年5月現在、公式サイトでの販売なし

撮影:筆者

WEBサイトで購入後、すぐに到着。直筆メッセージがついていましたが、こういうちょっとした事も嬉しいですね!猫も興味津々です。

ポーチ作りに必要な道具を揃えましょう

撮影:筆者

MYOGキットに入っていたものは

・生地
・ファスナー
・スライダー
・タグ

その他必要なものは、

・ミシン
・糸切りバサミ(普通のハサミでもOK)
・まち針 または、クリップ

※画像のものさしは、今回必要ありませんでした。

撮影:筆者

今回の制作には「ミシン」が必要。縫製系のMYOGは、ミシンを用意する事、ある程度使えるようになることが一番のネックかもですね。

もちろん、筆者はミシンなんて使ったこともありません。幸い、パートナーのミシンがあったのでそれを拝借。今回ポーチ作りを開始する前に、お古のハンカチを使ってミシンの練習をしました。

ACTIBASEさんのWEBサイトでは以上ですが、今回あったほうがいいと思ったものは、


「リッパー」と「糸抜き」です。
筆者のように、ミシンに慣れていない場合は、絶対、縫い間違えます。その時のためにこれらが必要。慣れている人は必要無いかもしれません。幸い自宅にあったので今回は助かりました。

この後、実際に大活躍する場面が……。

作成開始!

撮影:筆者

全体の流れは、

1.タグ付け(これが、今後の位置決めの基準になる)
2.ファスナーの縫い付け(ここが結構手間)
3.左右を縫って綴じて、裏返して完成

となります。詳しい作り方は、こちらの動画もチェックしてみてください。
この動画を何度も見て覚え、作っている最中も、見ながら作りました。初心者でも30分でできるという事ですが……。

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