おうちで過ごす時間が続く今日この頃
外出自粛・登山自粛が続く今日この頃。
山に行きたい思いを我慢して、山の美しさを想像したり、次に行ける時に備えて準備したり、様々な方法でおうち時間を楽しんでいるのではないでしょうか。
何を隠そう、私もその一人。
山ごはんを作ったり写真を見てみたり、流行りのどうぶつの森でアウトドアコーデをしてみたり。今できる事で何とかおうち時間を楽しんでいます。
時間があるならば!初めてみようDIY
時間がたくさんある?それなら、こんな時にしかできないことをしてみよう。
という事で、やりたい!と思っていたのに放置していた山道具収納棚を作ることを決意!!
実は作ろうと思ってスペースは作っていたのですが、こんな感じでガラガラ(笑)。
ここに自分ぴったりの「山道具収納棚」を作ってみようと思います!
①まずはデザインイメージ&サイズを測りましょう
作り始める前に、まずはデザインを決めましょう。
”見せる収納”に憧れていたので、早速Instagramをチェック。
いいですね、いいですね!有孔ボードにたくさんぶら下がっている見せる収納、とっても憧れます。
計算された配置、すごいオシャレです!
ただ置かれているようで、そうではない。うーん…オシャレだ。
こんなに素敵に仕上がる気がしませんが……有孔ボードを使った見せる収納、イメージ湧いてきました。
イメージを自分の家に当てはめてみると…
すでに取り付けてしまっていた棚を外すのは面倒なので、左側のスペースに山道具、右の柱にザックをぶら下げることに。とりあえず、作りたい棚のイメージサイズを測ります。ザックはフックでぶら下げようと思うので、棚を作る部分だけ測りました。
また、行き場所に困っていたキャンプ用の折り畳み棚も発見。せっかくなので、これも一緒に活用してみようと思います。
ざっくりこんなイメージ。すごいざっくりですね(笑)。
ではいざ、棚作りの開始です!
②材料を調達!
まずは材料。外出自粛…という事で、ネットで揃えてみようと思います。
自宅は賃貸なので、壁に傷つけたくありません。そのため今回使うのは、DIY棚の定番ともいえる「ツーバイフォー材&ラブリコ」。
DIYの味方、ツーバイフォー材&ラブリコ!
ツーバイフォー材という木材に、にラブリコという器具をはめて使うこのセット。DIYをする多くの人が使っている道具です。
ツーバイフォー材とは
基本となる木材の断面のサイズが約2インチ×4インチ(正確には38×89mm)であることから、ツーバイフォー材と呼ばれる木材。
全国のホームセンターで簡単に手に入れることができます。「SPF材」と記載されていることも多いので、探してみてください。参考:LABRICO
突っ張り棒の要領で、木材を天井から固定して柱とし、そこに棚を作っていくものです。今回イメージを検索している中でも、多くの人がこのセットで棚を作成していました。設置するのに釘などを使用しないため、賃貸でも安心して壁面に棚を作ることが可能です。
ネットで材料を探しましょう
では早速ネットで材料探し。今回は、ツーバイフォー材・ラブリコ・有孔ボードの3点を購入しました。ネットで検索するとたくさん出てきますね。
ホームセンターで購入する時はその場でカットしてもらえる場合が多いですが、ネットで購入する際はカットサービスがあるところで買うのが楽ですよ。
有効ボードは一般的に穴のサイズが25mmピッチ・30mmピッチの2種類あります。どちらを選ぶかは好みですが、25mmピッチの方が使えるフックの種類が豊富なので、初心者にはおすすめです。
今回購入した材料
2×4(ツーバイフォー)材:232cm
ラブリコ:2セット
有孔ボード:63×900、63×600
——————-
合計 約10,000円
※ネジ・電動ドライバーは私物
商品が到着したので、いざ組み立て!…と思ったら
しっかりサイズを測って注文したので、届いたらなんと組み立てるだけ!
さ、棚を作っていきましょう。
ラブリコは形の違うパーツが2つで1セット。それぞれを木材の両端にはめます。
木材を立てて、上のパーツのアジャスターをくるくる回して突っ張りましょう。木材が固定されたら…オーケ……あれ……?
なんと、突っ張れません。木材の長さが長すぎて、立てることができません!!しっかり計測したのに。
そうです、そうなんです。私は大事なところを見落としていたのです。
ツーバイフォー材の長さに注意!
天井の高さから95mm短い2×4材を用意してください。
この一文を完全に見落としていました。
ツーバイフォー材の長さは床から天井の長さで注文してはいけなかったのです。
今回の場合「232cm-95mm=222.5cm」、これが本来注文すべき長さだったんですね。
しょうがないのでちょっと切断。うっかりタイムロスです。
切断後もう一度設置したら、
ぴったり!!ここですでにかなりの満足感。
ツーバイフォー材が固定されたら、前面に有孔ボードをネジで固定しましょう。
一人でやる時は木を支えないといけないので、あらかじめ固定したい場所にキリを使って少し穴をあけておくと、ネジが入りやすいですよ。
おぉぉ。なんかすでにいい感じ!
折り畳みの棚も設置してみました。サイズピッタリ!!
パズルみたいで楽しい棚作り
ここまで設置できれば、あとは様々なパーツを貼り付けていくだけ。自分が持っている山道具の量に合わせて、棚を増やしていきましょう。
有孔ボード用のフックにも様々な種類がありますが、直接有孔ボードにネジで固定することもできるので、100円均一のアイテムを使うのもおすすめ。少しサイズが小さいですが、結構使えるものありますよ♪
ただし、直接有効ボードにネジで固定してしまうと自由に動かすことができないので、有孔ボード用のアイテムを使う方が自由度は上がります。
「何をどう組み合わせたらいいのかわからない」という人は、Instagramなどですでに棚を作っている人の方法を真似してみるのもアリだと思いますよ。
パーツに関しては予算と相談しながら選んでいきましょう!
今回は有孔ボード用のフック、100均で購入した棚などを使います。全部で1500円くらいでした。
いざ!最終段階
フックを取り付けて
棚を設置して
フックで小物をかけたり、小物を置いてみたり。
細かい物はこれまた100均一で購入したボックスで隠す収納。
そんなこんなで試行錯誤すること1時間……。
できました、ついに。
完成!
格闘すること2日間。ついに完成しました。オリジナルの収納棚。
ほぼほぼ最初にイメージした感じに仕上がったのではないでしょうか。
調子にのって色々詰め込み過ぎてゴチャゴチャしているので、もう少しスッキリさせたいところですが、まずは大満足!
これで山行に合わせて必要なものをパッと選ぶこともでき、片付けるのも簡単になりました。
迷っている時が作り時!
アジャスターには今回使ったラブリコの他にもさまざまな物があります。使用する物によって必要なツーバイフォー材の長さも変わりますので、必ず事前に確認してください。
また、有孔ボードを使わずに棚を作ったり、もう少し薄い1×4を使ったり、色々とアレンジも可能です。自分の理想にぴったりの材料を探すのも楽しいですね!
「やりたい…やってみたい」そう思って躊躇していた方、今がそのチャンスです!
また自由に登山に行けるようになることを祈って…今はおうちでできる事で山を楽しみましょう。
LABRICOのサイトでは、木材の種類などわかりやすく説明されています。コチラもぜひチェックしてみてくださいね!
LABRICO 「木材とLABRICO」LABRICO 「LABRICO 2×4アジャスター」