下山後に食べる絶品ごはん。厳しい山に挑戦した後の疲れた体であればなお、その味は染み渡りますよね。でも、そんな美味しいご飯、どこにあるのかわからない…なんて人もいるのではないでしょうか。
そんな人にお送りするこちらの企画、その名も「下山めしハンター!」。
普段から登山を楽しんでいる方たちに、”下山したら是非食べてほしい”おすすめのご飯、「下山めし」を紹介してもらいます。
第2回の今回は、登山ガイド・講師・講演を行いながら、YAMA HACKでも執筆しているライターのwashio daisukeさん。年中色々な山に登っているwashio daisukeさんのおすすめ下山めしとは?!
アルペンムードあふれる岩稜の宝庫・南八ヶ岳
山梨県北西部から長野県中部へ南北約30kmにわたってそびえる八ヶ岳連峰。日本百名山に選定されており首都圏・中京圏からの交通アクセスも多いことから、多くの登山者が訪れます。
苔むした原生林や静かな池が点在する北八ヶ岳と対照的に、険しい岩稜が連なりアルペンムードをたっぷり味わうことができるのが南八ヶ岳。様々なルートや個性ある山小屋で日数やレベルに合ったコースを選ぶことができます。
スリルある岩稜歩行と大パノラマが魅力
八ヶ岳最高峰の赤岳(2899m)を筆頭に、大小の岩峰が連なる横岳(2829m)、堂々とした山容の阿弥陀岳(2805m)、荒々しい火口壁を抱く硫黄岳(2760m)など個性あふれる山々が連なる南八ヶ岳。
稜線からの展望も抜群で富士山はもちろん、奥秩父連峰・南アルプス・中央アルプス・北アルプス・御嶽山・浅間山など、名だたる名山のパノラマも楽しむことができます。
冬は雪山登山だけでなくアイスクライミングも!
南八ヶ岳は初夏〜秋の無雪期だけでなく、冬も楽しめる山域です。厳しい寒さが創りだす氷瀑は、アイスクライミングのフィールドとしても人気。通年営業の山小屋・赤岳鉱泉には、アイスクライミングを安全に楽しむための人工氷瀑・アイスキャンディもあります。
▼そんな充実感あふれる南八ヶ岳登山の後には…