肌寒い秋のテント。あったかいお酒でぽかぽか
町ではまだまだ残暑が続いていますが、山の上ではもう秋。テント場もすっかり肌寒くなって、よく冷えたビールを飲むのも、ちょっと迷う……。
そんな時には、温かいお酒で温まりませんか? 熱燗や焼酎お湯割りとはちょっと違う、簡単だけど気持ちがグッと上がる「ホットカクテル」を提案します。
最小限のギア&材料があれば、3ステップで作れます
お酒を温めるには、難しい道具はいりません。カップ1杯分だとすぐに温まるので、特別なお鍋やケトルなどではなく、いつも使っているバーナーに直火OKなシェラカップなどでも作ることができますよ。目盛のついたカップを使えば、計量だって楽々です。
材料も小分け&ミニチュアボトルならコンパクトに!
お酒の瓶って、重いし、どうやって持って行けばいいの? という問題。
少量であればミニチュアボトルをタオルなどで包んで、割れないように持って行くと、そのまま使えて便利です。もう少したくさん使いたい場合は、容器に必要な分だけ移し替えればOK。お酒以外にも、最近では常温OKな牛乳なども売られていますので、活用してみましょう。
赤ワインやウイスキーなど、色や香りの強いものは、ボトルに色や匂いが残ってしまいそうでちょっと不安ですよね。
そんな時には100均のボトルやタレ容器、空いたペットボトルなどを使いましょう。菓子材店などで売られている小さなソフトボトルは、コンパクトで軽く、とっても便利でおすすめです。
アルコールは揮発性が高いので、ボトルの内圧が高くなり、ボトルによってはお酒が少し漏れてしまうことも。チャック付きのビニール袋に入れておくと安心ですよ。
インスタントコーヒーは調味料入れを使うと、スプーンを使わず振り入れられて便利。スティックタイプのインスタントコーヒーも活用できます。ドライフルーツやスパイス、角砂糖などは、意外とゴツゴツと尖っていますので、厚手のチャック袋を使いましょう。
温めることでアルコールを加減
カクテルにはアルコール度数の高いハードリカーをよく使います。でも、温めることでアルコールが飛び、少し度数を下げることもできます(ノンアルコールにはできません)。強いお酒が苦手な方は、加熱時間を長めにするなど、自分好みに調節してみましょう。
ただし、牛乳を使うものや、香りを楽しむものは、風味を損ねますのであまりブクブクと沸騰させないよう、気を付けましょう。