次は親機を使用して子機を探してみます。
親機の●ボタンを押して、あらかじめ設定しておいた子機のIDを選択すると、子機機からの電波をサーチしてくれます。
早速電波をキャッチ!
子機からの電波をキャッチ!これで親機が子機のある方向とおおよその距離を教えてくれるので、それにしたがって歩いていけばたどり着くはず。
よ~し、頼むぞ!
表示に従って進んでいくだけ!
方向と距離を頼りにズンズン進む進む。距離が短くなるとなんだか安心感が。さらに近づくと自動的に「近距離モード」に切り替わり、誘導音の間隔も短くなっていよいよ子機に近づいたことを教えてくれます。
待ってろよ、助けてやるからな!(実際の捜索隊もそんな気持ちなのでしょうか)
ついに発見。そして、気になるタイムは?
音がさらに高くなったので周りを確かめていると、見覚えのある赤色が…
あった~~~!ついに発見!!
想像以上に早く見つかってビックリ。さっきの30分は一体何だったんでしょうか。
実際にかかったタイムは、親機のボタンを押してからなんとわずか4分40秒。
捜索ルートもこの通り。スムーズに捜索に捜索できています。親機が場所を教えてくれるので、近くまで来た時に見逃して通り過ぎる心配もありません。
想像以上にスムーズに発見できました!でも、本当の山はもっと広いので、捜索範囲を絞るために登山計画書の提出やルートなどを家族や知人に知らせておくことは必要です。
親機がある方が発見が早くなるのは予想できましたが、こんなにも違いが生まれるとは。正直、その実力にびっくりです。
使う時はどこにココヘリを置けばいいのか、Let’s検証!
発生電波の性質上、地面から離れた方が良く電波が飛ぶそう。ということで、子機を地面に置いた場合と高いところに置いた場合の、電波のキャッチ状況をいろいろな場所で検証してみました。
この結果から分かるように、基本的に電波はしっかりキャッチ可能です。しかし、ココヘリの子機は同じ場所ではできるだけ高い位置に取り付けたほうが電波をキャッチしてもらいやすいということが分かります。
いざ遭難して救助を待つ時は、できるだけ高い位置に子機をくくりつけるなどすると良いでしょう。
待っている人のためにも、行方不明になってはいけない!
「72時間の壁」に立ち向かうには、捜索時間を1分1秒でも短くすることが大切。そのためにあなたができることは「自分の居場所をいかに捜索隊に早く見つけてもらう」ための行動。そのためにココヘリのチカラはやはり有効です。
遭難している人はもちろんですが、待っている人は遭難者以上に一刻も早く発見されることを願っているに違いありません。そんなあなたを待っている大切な人のためにも、ココヘリで”安心登山”しませんか。