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お餅 山

せっかくのお正月だから、山でもお餅を食べてみたい!を叶えよう

お正月と言えばやっぱり”お餅”!焼いたお餅のあま~い香りは、食欲をそそります。山好きなら、そんなお正月の風物詩のお餅も山の上で食べたくなりませんか?私はなります!なので、今回はお正月に食べたい”ぜんざい”にチャレンジ。実際にやって気づいた「山でお餅を焼く時のポイント」などをみていきましょう。

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目次

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

正月といえばやっぱり『お餅』でしょ!

登山 お餅

出典:PIXTA

お正月に食べるものといえば、お餅。「神様と同じものを食べてチカラをもらう」「一年の幸せをもたらしてくれる年神様が宿るとされるお餅を食べることで、新しい命をいただく」など、お餅を食べる理由は諸説あれど、共通してとても縁起の良い食べ物のようです。

そんな縁起の良い食べ物であるお餅を家だけでなく「せっかくだったら山で食べたい!」と思うのが山好きの性というもの。

みなさんがおいしいお餅を食べられるように、編集部が先駆けて山でお餅を実際に焼いてみました。うまくいった点や注意点などをまとめましたので、山でおいしいお餅を食べるために役立ててください。

まずは自分にあった方法を選ぼう

リサーチすると山でお餅を食べる方法は多数。手間や必要な道具も変わるので、自分にあった方法を選んでみよう。

食べ方はおしるこ?それとも雑煮?

登山 餅

出典:PIXTA

お正月に食べるお餅といえば、お雑煮、おしるこ(ぜんざい)、焼いた餅など。
当たり前ですが、何を食べるかによって準備するものが変わります。ここは好みで選びましょう。

今回は、筆者が大の甘党なので「おしるこ」をチョイス!

できればお金も手間もかけたくない

お餅

出典:PIXTA

焼き目のついたおいしいお餅を食べたい。でも、今回だけかもしれないから、あまりお金をかけたくない。そんな人もいるのではないでしょうか?

焼き網は100均で購入可能。なのでシングルバーナーとコッヘルさえ持っていれば、お餅を焼いてぜんざいを作ることができます。

今後も使う予定があるのであれば、ミニロースターを購入するのがおすすめです。


おしるこや雑煮のスープなどは、お湯を注ぐだけのフリーズドライやインスタント食品を使えば手間をぐっと減らせます。

さらにお餅を焼くのも面倒な場合は、汁物と一緒に茹でれなアミも不要。ただ、焼き方は難しくないですし、お餅の甘い香りが際立つのでお餅を焼くことをおすすめします。

実際に山でおしるこを作ってみた!

登山 餅を焼く

撮影:YAMA HACK編集部

山でお餅を焼いて、おしるこを作ってみました。手順と一緒に、その時に気づいたポイントを解説していきます。

焼き網は100均で購入。今回は、もとからバーナーパットを持っていたので使用しました。バーナーパッドを使用すると火が一箇所だけでなく拡散し、遠赤外線効果で熱を効率よく伝えて焼けます。お餅などの乾き物を焼く時は、おすすめです。おしるこはお湯を入れるだけの、フリーズドライのものを使用しました。

焼く前にひと工夫

登山 餅 アミ

撮影:YAMA HACK編集部

アミだけだと火との距離が近すぎるので、あらかじめ手でアミを曲げて高さを作ります。100均のアミは柔らかいので、簡単にカタチを変えることができました。

登山 餅

撮影:YAMA HACK編集部

このように火とお餅の間に空間を作ることで、火力が強すぎて焦げ付くということを避けられます。アミを曲げて距離を調整する場合は、アミがでやけどしないように手袋をするなど、注意が必要です。

それでは焼いていきます

登山 餅

撮影:YAMA HACK編集部

焼きすぎないように、焼き目の変化に注意を払います。今回は片面を焼くのにおよそ15分、裏面は約半分の時間で焼けました。(初期型ジェットボイルを使用。気温は1℃。)

※バーナーパッドを使用する時は最大火力で使用せず、弱火で使用しましょう。

 

気温やバーナーの火力によって焼き時間は変わるので、焼き色の変化で焼けたかどうかを判断しましょう。

お餅

撮影:YAMA HACK編集部

どうでしょうかこの焼き加減!初めてにしては、うまく焼けたのではないでしょうか?お餅のあま~い香りが食欲をそそります。

熱せられて熱くなっているため、アミとバーナーパッドを外す時はやけどに注意しましょう。

フリーズドライなら手早く作れる

登山 餅

撮影:YAMA HACK編集部

お湯を沸かして、フリーズドライおしるこをイン!

時間をかけすぎるとせっかくのお餅が冷めてしまいます。あらかじめ沸かしたお湯を持ってくるなどして、スピーディーにおしるこを作りましょう。

お餅 山

撮影:YAMA HACK編集部
そこにお餅をイン!更にあずき感が欲しい場合は、缶詰のあずきをプラスするとさらに贅沢な一品にレベルアップします!

 

ポイント
火とお餅の距離を少し開けて直火をさけ、遠赤外線効果で焼くほうがふっくら焼ける。
おしるこはお餅が冷めないようにすばやく作るのが重要なので、フリーズドライなどの活用で時短がおすすめ!

バーナーパットなしでも焼ける?

バーナーパッドなし

撮影:YAMA HACK編集部

100均のアミだけでも焼いてみました。大きな問題なく焼けましたが、火が一箇所に当たるのため、焦げへの注意がバーナーパッドを使った時よりも必要です。

一度に大量に焼ける?

餅焼きアミ

撮影:YAMA HACK編集部

スーパーに行くとこんなアミを発見!価格も178円だったので、使い捨てと考えても手を出しやすい価格。

餅 登山

撮影:YAMA HACK編集部

じゃ~ん♪お餅を5つ一気に並べることができましたが!

・・・10分経過

 

 

・・・・・20分経過

 

 

・・・・・・・30分経過

餅 登山

撮影:YAMA HACK編集部

火力が不足していたのか待てど暮せど焼けませんでした。(プリムスのウルトラスパイダーストーブを使用)

シングルバーナーを使用する場合は、1~2個ずつくらいを目安にしてアミで焼くほうが良さそうです。

あま~い香りのする美味しいお餅を食べてみて!

登山 餅

撮影:YAMA HACK編集部
気温が低かったせいか、思いのほかお餅を焼くのに時間がかかったように感じました。ですが、焼き立てのお餅は格別の美味しさ。寒さで冷えたカラダに、あずきの甘みとお餅のモチモチ感がたまりません!

 

1年に1度のお正月のお餅なので、少しだけ時間をかけて”山で焼いたお餅”にチャレンジしてみてください。

 

①バーナーパッドを使って焼くほうが簡単
②シングルバーナーの場合、一度に焼くお餅は1~2個が適当
③餅が焼けたら冷めないうちに食べる

今回使ったもの



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