7位:白馬岳
白馬岳は、北アルプスで北部に位置する日本百名山。日本最大の雪渓「白馬大雪渓」がある事でも人気の山です。春の雪解け時期に見る事の出来る「代掻き馬」の雪形から、のちに白馬と呼ばれるようになりました。
「シロウマ」を冠する固有種も多く、梅雨の明ける7月頃からはシロウマタンポポやシロウマアサツキをはじめ、実に多くの高山植物が咲き乱れる「花の白馬岳」としても人気があります。
おすすめ登山コース【難易度★★★☆☆】
白馬岳に登るなら、「白馬大雪渓」を通る1泊2日の登山コースがおすすめ!初日は猿倉山荘から出発。白馬大雪渓を登り、日本最大規模の山小屋「白馬山荘」を目指します。そして翌日白馬岳山頂へ登り、白馬大池から栂池平へ下山する、白馬岳の魅力が詰まったコース。雪渓の上は、夏でもひんやりと涼しい山歩きが楽しめますよ。
白馬岳山頂からは杓子岳や白馬鑓ヶ岳、さらに立山連峰や槍・穂高など北アルプスの主峰を見渡せる大パノラマが広がります。
1日目:猿倉→白馬尻小屋→岩室跡→白馬岳頂上宿舎→白馬山荘(約5時間50分)
2日目:白馬山荘→白馬岳→三国境→小蓮華山→白馬大池→天狗原→登山口(約6時間13分)
【登山口】 猿倉荘
アクセス
【車の場合】
上信越道長野IC→猿倉
【電車・バスの場合】
JR大糸線「白馬」駅下車→アルピコ交通バス→猿倉
▼白馬岳の詳細はこちらを確認!
6位:穂高岳
北アルプスの中でも高い人気を誇る穂高岳。実は穂高岳という名前の山は存在せず、前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳、西穂高岳の4つを中心とした峰々からなる「穂高連峰」が正しい名称です。難易度の高い縦走ルートも多く、迫力ある山容、稜線や山頂からの壮大な眺めなどが多くの登山者を魅了し続けています。
おすすめ登山コース【難易度★★★★☆】
今回おすすめするコースは、上高地から横尾、涸沢を経由して、北アルプス最高峰・奥穂高岳、前穂高岳へ登頂し、上高地に戻る周回コース。2泊3日ほど必要ですが、2つの穂高岳を楽しむことができ、穂高連峰の魅力を堪能できる人気コースです。
さらに奥穂高岳からは、山のグレーディングでも最難関に指定されている、奥穂高岳~北穂高岳、さらにジャンダルムと呼ばれる巨大な岩陵のある奥穂高岳~西穂高岳といった難ルートがあります。どちらもベテラン以外は避けたほうがよい、憧れのルートです。
1日目:上高地バスターミナル〜横尾山荘(約3時間10分)
2日目:横尾大橋〜穂高岳山荘(約5時間48分)
3泊目:穂高岳山荘〜上高地バスターミナル(約7時間10分)
【登山口】上高地バスターミナル
アクセス
【車の場合(東京方面から)】
高井戸IC→中央自動車道 岡谷JCT→松本IC→国道158号→沢渡駐車場
【車の場合(名古屋方面から)】
名古屋IC→名神自動車道 一宮JCT→東海北陸自動車道 飛騨清見IC→高山清見道路→国道158号→平湯駐車場
【高速バスの場合(新宿から)】
新宿バスセンター-上高地バスセンター
▼前・奥・北・西、4つの穂高岳についてはこちらをチェック!
5位:木曽駒ヶ岳
中央アルプスの最高峰、木曽駒ヶ岳。標高2,612mにある千畳敷までロープウェイで移動できる事から、登山初心者をはじめ幅広い年齢層から支持されている人気の山です。
木曽駒ヶ岳は季節に合わせた美しい景色を見る事が出来るのも大きな魅力。夏にはシナノキンバイやチングルマをはじめとした約150種類以上の高山植物が一面に咲き乱れ、秋には赤・黄色・緑など息をのむほど美しい紅葉を楽しむことができます。
おすすめ登山コース【難易度★★☆☆☆】
木曽駒ヶ岳は初心者でも気軽に中央アルプスデビューできる、ロープウェイを使った登山コースが人気。山頂まで登ってもよし、山頂まで行かずに千畳敷カールを散策するだけでもよし!と様々な楽しみ方が出来るのも魅力です。
菅の台バスセンター→しらび平→千畳敷駅(50分)→乗越浄土(10分)→宝剣山荘(30分)→中岳(30分)→木曽駒ケ岳(30分)→中岳(20分)→宝剣山荘(30分)→乗越浄土(30分)→千畳敷駅
【登山口】千畳敷駅
アクセス
【車の場合】
中央自動車道 駒ヶ根IC-菅の台バスセンター(駒ヶ根ICより約3分)-路線バスに乗換-しらび平へ
【電車・バスの場合】
JR飯田線 駒ヶ根駅-徒歩で駒ヶ根バスターミナルへ移動-路線バスにてしらび平へ
→路線バスの詳細についてはこちら
▼木曽駒ヶ岳についてもっと知りたい方はコチラ