くぅ~ワインが進む~!
登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。
さて、山ごはんシリーズの第10回は、ワインにあう山ごはん特集。秋も深まり、山でワインを飲むには格別な季節。紅葉を愛でながら、はたまた秋の澄んだ高い空の下で優雅に山ごはんとワインを楽しみたい。そんな気分にぴったりなレシピを3つご紹介します。
①山のコンビーフリエット風
せっかく山でワインを飲むなら、市販のおつまみそのまま、では気分もアガらないというもの。せっかくなら、ちょっと工夫をしてワインをもっと楽しみたい。そんなときに活用できる、ちょっとおしゃれな一品です。
【材料】
・牛肉100%のおいしいコンビーフ缶
・じゃがりこ
・マヨネーズ
・コーヒーフレッシュ
・ブラックペッパー
・ピンクペッパー
・バゲット
【作り方】
シェラカップに少量のお湯を沸かし、
じゃがりこにお湯をかけ
つぶしてマッシュポテト状態にします。
コンビーフを開缶して、ほぐし、
コーヒーフレッシュと、
マヨネーズを足して、
ブラックペッパーをつぶし、じゃがりこマッシュとよく混ぜ、仕上げにピンクペッパーをトッピングすれば、山のコンビーフリエット風、できあがり~
これを薄くスライスしたバゲットにつけて食べれば、ここはパリか、フレンチレストランか、白ワインがとまらない~(笑)
【げんさんのイチオシコメント】
コンビーフの濃厚なうまみと、じゃがりこマッシュポテトのねっとり感がコーヒーフレッシュとマヨネーズでうまくつながり、ワインにぴったりのオードブルになります。
②ずわいがにのトマトクリームパスタ
ワインにパスタは鉄板の組み合わせ。でも山の上でパスタ作るにはゆで汁の問題が・・・とお悩みのあなたに、ゆで汁を捨てず、スピーディにできる山のパスタレシピです。
【材料】
・サラスパ
・紅ずわいがにのトマトクリームパスタソース
・ずわいがに缶詰
【作り方】
フライパンにお湯を沸かし、パスタスープをしばし温めておきます。
温まったら、サラスパをいれ、弱火で蓋をしてパスタをゆでます。
水分がなくなってきたら、
温めておいたパスタソースを加えて
さっと煮込んでいる間に、カニ缶をパスタにどさっとトッピング。
ずわいがにのうまみがたっぷりの濃厚ソースで、これは飲める~(笑)
トマトクリームスープのコクとカニのうまみが絶妙にマッチして、いや、これ、ヤバいくらいワインにあう!(笑)
【げんさんのイチオシコメント】
フライパンひとつでカンタンにできる、山めしパスタ。この贅沢感、充実感。優雅に山の上でワインを楽しむときのお供にぴったりな一品です。
③生ハムバターのパスタ
ワインにあうパスタの中でも、超シンプルに、素材の味わいを追求した一品。ゆで汁を捨てずにパスタをゆでるコツさえわかれば、簡単ながら、本格的な味わいになります。
【材料】
・サラスパ
・生ハム
・パセリ
・バター
・黒胡椒
・コンソメ
【作り方】
フライパンにお湯を沸かし、
その間に、生ハムを食べやすい大きさに切り、パセリ粗みじんに切っておきます。
お湯が沸いたらコンソメ1/2スティックを入れ、パスタを投入し、
蓋をして弱火でパスタをゆでます。
水気がなくなってきたら、
バーナーからおろし、パセリを散らして、生ハムをのせ、バターと黒胡椒をトッピングすれば、生ハムバターのパスタのできあがり~
うーん、生ハムの塩味とバターのコクがパスタにからまり、シンプルだが超ワインにあいます。
【げんさんのイチオシコメント】
ゆで汁を捨てずにパスタをゆでるときには、水200mlに対して、サラスパ80gが目安。弱火で蓋をすることを忘れずに。
早速次の山行で試してみよう!
ワインに合うレシピ特集、いかがでしたでしょうか。山でおいしくワイン飲むなら、少し一工夫して美味しいものを食べたいですよね。市販のおつまみだけでは物足りなくなって来たら、ぜひチャレンジしてみてください。
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