ほっこりあったか山ごはんがしみる~!
登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。第8弾の今回は、ほっこりごはん特集。寒くなってくるとどうしても温かいものが食べたくなりますよね。そんな時に満足できる、ジャンルの違う3つのレシピをご紹介します!
山ごはんシリーズの第8回は、朝晩冷え込んでくる秋の山にぴったりな、あったか山ごはんの特集。テントで寝る前に、昼の休息時に、ほっこりと温まるレシピです。
①塩豚キャベツ鍋
山で食べるお鍋は最高のごちそう。できれば生の材料でやりたいけれど、泊りや前夜鉢の山行ではちょっと生ものは気になる。。。そんなときにもぴったりな、自家製塩豚を使ったパワフルな一品です。
【材料】
・自家製塩豚
・キャベツ
・インスタントラーメン
・春雨
・鶏がらスープ
・一味
【作り方】
自宅であらかじめ、豚バラを1㎝厚くらいに切って、塩少々、酒少々、にんにくチューブ少々をまぶしてよくもみこみ、冷凍しておく。
フライパンにお湯を沸かしている間に、キャベツをざく切りにし、
お湯が沸いたら鶏がらスープを1/2スティック投入。
そこに、塩豚も入れて茹で、
豚に火が通ってきたら、キャベツを山盛り投入。
蓋をして、キャベツがしんなりするまで煮込み、
仕上げに、春雨を加えて、一味をふりかければ、
塩豚キャベツ鍋のできあがり~!
塩味と一味の効いた豚肉に、ビールがとまらない~!
【げんさんのイチオシコメント】
豚肉のうまみと、鳥がらスープをすったキャベツがこれまたうまく、シメにインスタントラーメンを煮込めば、飲めて、温まって、シメて、と三拍子そろった山のごちそう鍋です。
②鳥のねぎ塩スープ
山の上で手早く温まりたい、そんなときに、シェラカップひとつですぐできて、しかもスープなのに飲みたくなる一品。
【材料】
・焼き鳥缶詰(塩味)
・春雨
・ねぎ
・ごま油
・鳥がらスープの素
・唐辛子
【作り方】
シェラカップにお湯を沸かし、丸鶏のがらスープを投入。
そこに春雨を入れ、
続いて、輪切りにしたねぎを加え、
焼き鳥缶詰も投入。
仕上げに、ごま油をまわしかけて、唐辛子を入れれば、
飲める鳥のねぎ塩スープのできあがり~!
ごま油の香り高く、鳥がらスープに鳥と春雨が相性よく、ねぎと唐辛子のピリ辛感で、ビールがとまらない~(笑)
【げんさんのイチオシコメント】
日帰り山行のお昼なら、具を楽しんだ後に、コンビニおにぎりを入れて即席雑炊なんかにしてもおいしく、手軽にあたたまって、応用のきく山のスープです。
③山のトマト鍋
山の上でちょっとおしゃれにワインとお鍋など・・・というときにぴったりな、見た目にも美しいちょっとしたサプライズにぴったりな山のお鍋です。
【材料】
・トマト
・豚バラ肉
・白菜
・コンソメ
・トマトペースト
【作り方】
フライパンの真ん中にへたをとったトマトを据え、周りに白菜と豚バラ肉をミルフィーユ状に敷き詰める。
そこに、コンソメを2本加え、
トマトに十字に切れ込みをいれておく。
トマトペーストも1スティック加えて、
お湯を少々入れ、蓋をして蒸すだけ。
鍋から蒸気が出て、肉ができて、白菜がしんなりしてきたらできあがり。
トマトスープと豚肉の煮える匂いに、白ワインの香り。このジューシーで、酸味のあるスープに煮込まれた豚バラ肉がたまりませんな~。
【げんさんのイチオシコメント】
山で疲れた時には少し酸味のきいた食べ物がおいしく感じますが、フレッシュトマトとトマトペーストを使っているので、酸味もトマトのコクもあって、食欲をそそります。
早速次の山行で試してみよう!
そろそろ紅葉の山が気になる頃。清々しい秋の山で、ぜひあったか山ごはんを。
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山めし礼讃 – 山料理 山ごはんレシピの記 –
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この記事のレシピで使用したアイテム
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