疲れた時は…やっぱり“お肉”!
登山・山ごはん歴は20年以上! そんな山メシの大ベテランで、大人気の山ごはんブログ『山めし礼讃』の著者・げんさんがYAMA HACKに登場! 毎回テーマを設けて、絶品レシピを厳選してご紹介していきます。第7弾の今回は、がっつり肉肉肉!レシピ特集。スタミナをつけたい時はやっぱりお肉。身近にある材料でできるので、次回の山行で作ると仲間もびっくりしちゃうかも!
山ごはんシリーズの第7回は、肉に特化した、肉のごはんレシピ。山でガッツリ肉を食べたい!という時に食してみたい3レシピをご紹介します。
①山のプルコギ
山でも思いきり肉とビールをたのしみたい!そんなときには、王道のプルコギで。テント場で周りから熱い視線が注がれる一品です。
【材料】
・ピーマン
・パプリカ
・もやし
・焼肉のタレ
・オリーブオイル
・漬け込んだ牛肉
【作り方】
ピーマンとパプリカを細切りにし、
エスビットのフライパンにオリーブオイルをひいて、
さっと炒めます。
そこに、もやしをマウンテン盛りにして投入。
蓋をして蒸し焼きにしたら、一旦取り出し、
漬け込んで、冷凍してきた牛肉を焼きます。
牛肉には、コチュジャン、ごま油、酒をふりかけてあって、肉の焼けるこの香りだけでビールが飲めます(笑)
肉に火が通ってきたら、先ほどの野菜もまぜて、
仕上げに、ジュワーッと焼肉のタレを回しかければ、
山のプルコギのできあがり~
濃厚なタレと牛肉に、そのうまみをたっぷり吸った野菜のシャキシャキ感。ああ、ビールがとまらない~
【げんさんのイチオシコメント】
なんといっても、焼肉にビールは最高の相性。その焼肉のうまみとタレの味を、野菜にもしみこませて、野菜もガッツリいただける一品です。
②牛肉とねぎの酒蒸し鍋
牛肉を山のフライパンで炒めると、焦げ付きがないか気になるところ。でも、酒蒸しなら、サッと牛肉に火を通して、やわらかくてあっさりとした肉が楽しめる一品です。
【材料】
【材料】
・牛肉こま切れ
・たまねぎ
・九条ねぎ
・日本酒
・輪切り唐辛子
・塩
・ほんだし
・コンビニサラダ用の和風ドレッシング
【作り方】
たまねぎをくし切りにし、
フライパンに入れて、酒少々を加え、
そこに塩と、
ほんだしを入れて、
酒蒸しにします。
その間に、九条ねぎをざく切りにし、
たまねぎがしんなりしてきたら、九条ねぎを加え、
牛肉を山盛り投入。
一度蓋をして酒蒸しにし、
火が通ったところで、仕上げに輪切り唐辛子を散らし、たまねぎベースの和風ドレッシングをかければ、
牛肉とねぎの酒蒸し鍋、できあがり~
ああ、絶景の中で、キンキンに冷えたビールと山めし、最高~っ!!
【げんさんのイチオシコメント】
牛肉と酒蒸しにされたたまねぎの甘みがなんともいえず、ねぎと輪切り唐辛子の辛味がアクセントになって、絶品の山ごはんになります。
③山の洋風すき焼き
山ですき焼きなんて、最高のごちそうですが、今回は少し趣向を変えて、赤ワインで煮込む、洋風のすき焼きに仕上げてみた山ごはんです。
【材料】
・牛のすき焼き肉
・パプリカ
・たまねぎ
・舞茸
・ズッキーニ
・鴨汁のつゆ
・オリーブオイル
【作り方】
ズッキーニは輪切りに、たまねぎはくし切りにします。
フライパンにオリーブオイルをひき、切ったズッキーニとたまねぎをソテー。
そこに、鴨汁のつゆを加えます。
その間にパプリカを細切りにし、赤ワインを少々、フライパンに入れて、
残りの野菜と、牛肉を投入。
肉が煮えたら山の洋風すき焼き、できあがり~
【げんさんのイチオシコメント】
赤ワインをいれることで、コクと牛肉のうまみがパワーアップ。鴨汁のつゆがいい味を出していて、牛肉の甘みをさらに引き出してくれて、もちろん赤ワインとの相性は抜群です。
早速次の山行で試してみよう!
とにかくガッツリ!肉肉肉!!山ごはんレシピ特集、いかがでしたでしょうか?
ガッツリ山を歩いて、ガッツリ食べて、いい秋の山旅を!
他にも気になるレシピが満載! げんさんのブログを見る
山めし礼讃 – 山料理 山ごはんレシピの記 –
▼げんさんのその他のレシピはこちら!
▼山ごはんにおすすめの調味料が知りたい!
この記事のレシピで使用したアイテム
イワタニ プリムス 153ウルトラバーナー
プリムス ライテックセラミックフライパン
ユニフレーム(UNIFLAME) 山リッド