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冬用ギア

そのまましまってない? 冬用登山ギアの「ケアと保管」まるわかり辞典

「冬山もそろそろ終わりかな……」春が過ぎ、夏へ向かう山々において、冬の間頑張ってくれた登山ギアの役目はおしまい。来年に向けて保管をしようとしている方、そのお手入れと保管方法、ホントに合ってますか? 来シーズンも冬山を楽しむために、冬用ギアのケア方法を、山道具のスペシャリストに伺ってきました!

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

ちょっと待って! 冬の登山道具をしまう前に

権現岳山頂の登山者

出典:PIXTA

GWあたりを境に、山はどんどん新緑から夏の山へ姿を変えていきます。1年中山を楽しむ人は、そろそろ冬山ギアをしまう準備に入るのでは? でも、実はわかっているようでよくわかっていない、ギアのメンテ……。長期保管になるわけですから、しっかりとお手入れして来シーズンを迎えたいですよね。

そこで今回は山道具のスペシャリスト、石井山専 新宿東口ビックロ店のスタッフ(2018年取材)に冬用ギアのケアについてお話を伺ってきました。

※「石井山専 新宿東口ビックロ店」は2021年に閉店。新宿西口店と統合し、2022年現在はヨドバシ新宿西口駅前ビルにあります

アイゼンとピッケルのケアと保管、教えて!

ICI石井山専ビックロの植田さん

撮影:YAMA HACK編集部(教えてくれたのはスタッフ植田さん)

編集部(以下:編):今日はよろしくお願いします。早速なんですが、アイゼンって夏も標高の高い山では必要な場面がありますが、冬だけ使用してしまっちゃう方もいると思うんです。しまう前に、どんなケアをしてあげればいいんですか?

植田さん:長期保管でも、シーズン中でも基本的にお手入れは変わりません。汚れを落として、しっかり乾かす!これに尽きます。

編:汚れを落とすのって、バシャバシャ水で洗っていいんですか?

植田さん:いいですよ。ただし、その後の乾燥が大事。売り場のアイゼンを見てもらうと分かるかと思いますが、新品の状態だと塗装してあるので色がついています。

アイゼンの先端

撮影:YAMA HACK編集部(新品アイゼンの爪は塗装で写真のように黒い)

植田さん:この黒い先端部分です。使っていくうちにこれが剥がれてくるんですけど、そうすると目に見えない細かな傷がついてくるんです。凸凹がある状態になるというか。

編:は~。思い切り岩や氷に突き刺すわけだから、そりゃあ傷もつきますよね……。

植田さん:はい。この傷に水が溜まって、サビに繋がるんです。理想は1回使って帰ってきたら、その日のうちに水でザッと洗って汚れを落とし、拭いて、とにかくしっかり乾かす。これが超基本です!

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