アナグマ
穴掘りが得意で、強力な爪のある前足で長いトンネルを掘り、巣を作ります。昼間は巣で休息し、夜になると、野山を歩いてミミズやドングリ、果実などを食べています。クマと名が付きますが、クマの仲間ではなくイタチ科に分類されるアナグマ属。夜行性ですが、昼間の登山中にもよく目撃されています。
タヌキ
広葉樹林の下などに穴を掘って生活しますが、穴を掘るのが苦手で、アナグマが掘った巣の一部に住んでいることもあります。雑食性で、果実やネズミ、人の食べ物までなんでも食べます。タヌキは数頭で一緒に糞をする場所を決めて、そこへ糞をためる習性があり、大きなものでは高さ10cm直径1mになることも。踏まないように気を付けましょう!
一番人気は可愛い「ムササビ」!
空飛ぶ座布団とも言われるムササビ。高尾山でも見ることができるのでしょうか?
高尾山の人気者といえば「ムササビ」
リスの仲間で一番大きなムササビ。長い前足と後ろ足にある飛膜を広げて木から木へ滑空して飛び移ります。体長は35~50cmほどで、滑空する姿はまさに空飛ぶ座布団。ふさふさの長い尾やくりくりとつぶらな瞳がかわいいムササビは、高尾山にも多く生息していて、高尾山を代表する人気の動物です。よく活動している日の入りから2時間くらいが、比較的見つけやすい時間です。