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宝剣岳の天狗岩アップ

なんだこれ!?思わずシャッターを押したくなる「奇岩・珍岩」11選

登山道の途中で、「奇岩」に出会ったことはありますか?岩稜帯や、岩場の多い山では、思わず目を引いてしまう奇妙珍妙な岩がたくさんあります。今回は有名どころから、思わず写真を撮りたくなるようなものに的を絞って編集部厳選の不思議な岩々を紹介しますよ!

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

日本の山には奇岩・珍岩がいっぱい!

妙義山第4石門

出典:PIXTA

今回は、登山中に出会う「奇岩」について特集します。とはいえ、人気の山からマイナーな山まで、規模を問わなければ奇妙な岩は数えきれないほど!編集部内でも、珍しい岩について意見を聞いてみると無限に出てきました…。

いつかは行ってみたい!厳選「奇岩」スポット11選

そこで、今回は「思わず写真を撮りたくなる」という点に焦点を当てて、編集部が厳選した奇岩スポットを11個紹介していきます!

地蔵岩(御在所岳/鈴鹿山脈)

撮影:YAMA HACK編集部

登山をする人なら、まずこの岩が一番最初に浮かぶ人も多いのでは?まさに「キング・オブ・奇岩」といっても過言ではない御在所岳の地蔵岩。別名「絶対に落ちない岩」と言われており、縁起がよく受験生に人気です。誰かがつまんで、上に置いたのかと思うような、見事なバランス!自然界の不思議です。

不動岩

不動岩

熊本県山鹿市の蒲生山にある「不動岩」は麓からでも存在感抜群の岩峰群。高さ約80m、根回り約100mの巨大な岩で、前不動・中不動・後不動の3つで構成されています。中不動は初心者でも登ることができ、20分ほどで頂上にたどり着くことができます。実はこの不動岩、地元に伝わる伝説があるんです。

むかしむかし、不動岩とその西北にある彦岳権現は義兄弟でした。蒲生の山に住んでいた母は、かねてから継子の彦岳権現には、まずい大豆やそら豆ばかりを食べさせていました。一方、実子の不動岩にはおいしい小豆ばかり与えて、大事に育てていました。いよいよ遺産相続をさせるということになったとき、この両者を綱引きで力比べをさせて、勝った方に相続権を与えることにしました。不動岩と彦岳権現の中間にある震岳(ゆるぎだけ)の頂上に大綱をかけて、綱引きの号令をかけました。すると、小豆ばかり食べて育った不動岩は、最後のふんばりがきかずに、彦岳権現に敗れてしまいました。その負けっぷりもたいしたもので、首が吹き飛んで一ツ目神社の上の丘に落ちるほどでした。その傷口から流れ出た血によって、このあたり一帯の土が赤土になったと言われています。綱引きのとき、両者の力で土が盛り上がってできた山が現在の震岳であり、この山の頂上のふたつの凹地は綱引きの縄跡と言われています。

ちなみに、吹き飛んだ不動岩の首は「首石岩」と呼ばれており、実際に一ツ目神社のすぐ上にたたずんでいます。
山鹿は、古くから温泉街として栄えた歴史ある街で、不動岩のほかにも市内を観光してまわるのがオススメ。
一緒に訪れたい!古代から山鹿に伝わる「山鹿灯籠まつり」にも注目
山鹿灯篭祭り
毎年8月15~16日に開催される「山鹿灯籠まつり」は、はるか古代から続く熊本県を代表するお祭り。和紙で作られた金灯籠を頭に掲げた女性たちが優雅に踊る姿をみることができます。クライマックスの「千人灯籠踊り」では、1000人が一斉に踊る幻想的な光景も。一年で一番山鹿が盛り上がる2日間です。
「山鹿灯籠まつり」の詳細へ

弁慶七戻り(筑波山/茨城)

弁慶七戻り

出典:PIXTA

こちらはロープウェイもあり比較的初級者でも親しみやすい北関東の筑波山。「頭上の岩が今にも落ちそうなので、思わず弁慶が七戻りをした」といういわれがあります。同時に、ここは「聖」と「俗」をわける地獄の門だったようです…。筑波山は他にも変わった石がたくさんあり、それらを楽しめる「白雲橋コース」は一見の価値アリですよ!

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