プリムスバーナー 3つの特徴

登山スタイルに合わせて選べる!一体型と分離型
プリムス製シングルバーナーには、一体型と分離型があります。どちらもOD缶を使用するタイプですが、一体型はシンプルな形で1〜2人向きの登山に最適です。分離型はグループ登山にもぴったりで、大きな鍋を置いたときの安定性に優れています。ソロからパーティーまで対応できる豊富なラインナップです。
軽量コンパクトで持ち運びしやすい
プリムス製バーナーは、軽量で持ち運びやすいのも特徴。最軽量のモデルはわずか57gという重さです!一体型だけでなく分離型も手の平サイズに収まるため、荷物もかさばりません。さらにモデルによっては、プリムス製クッカーに収納することも可能です。
強風に強いX字のゴトク
ゴトクがX字型のモデルは、防風性能に優れています。バーナーヘッドを4つに区切ることで一区画が風で消えても、他の区画で炎を保つ設計です。強風でも安定した火力を維持できるため、山頂付近やテント場での調理に役立ちます。
登山におすすめ!プリムスのシングルバーナー
登山で使うバーナーは、人数や登山スタイルに合わせて選びたいアイテムです。ここでは一体型と分離型に分けて、プリムス製バーナーを紹介します。自分に合ったバーナーを選んで、山での調理をスムーズにしましょう!
一体型
153ウルトラバーナー(P-153)
プリムスの中でも不動の人気を誇るバーナー。軽量コンパクトでありながら、3600kcal/hのハイパワーを発揮します。防風性能に優れたX字ゴトクは延長もできるため、大きい鍋での調理もOK。ハイキングから登山にまで対応する、バランスの取れたモデルです。
プリムス 153ウルトラバーナー
2243バーナー
プリムス定番の堅牢設計モデル。288個の細かい炎口が安定した火力をつくり、X字ゴトクが風の吹き抜けを防ぎます。シンプルかつ火力安定性の高いバーナーです。
プリムス 2243バーナー
115フェムトストーブ(P-115)
超軽量57gのバーナー。スーパーファインアジャスト機構により、火力の強弱をつけやすいのが特徴です。点火もつまみを押し込むだけと簡単なので、女性にも扱いやすいですね。山でコーヒーを飲んだり、簡単な調理をしたりする方におすすめのモデルです。
プリムス 115フェムトストーブ
分離型
ウルトラ・スパイダーストーブⅡ(P-155S)
分離型でありながら、軽量167gを実現したバーナー。安定感のある燃焼を保つため、ガスの気化を促進するプレヒートパイプを採用しました。ゴトクと脚部を一体化させることで、野外調理での安定性も向上させています。延長ゴトクも付いているので、広口鍋を使うグループ登山にも最適です。
プリムス ウルトラ・スパイダーストーブⅡ
エクスプレス・スパイダーストーブⅡ(P-136S)
コンパクトに収納できる分離型バーナー。シンプルな形状で、未使用時は手の平サイズに折りたためます。脚部兼ゴトク部分にはロック機能が付いているため、調理中にゴトクがズレる心配もありません。プレヒートパイプ搭載で低温でも高出力を維持するモデルは、ソロやペア登山におすすめ。
プリムス エクスプレス・スパイダーストーブⅡ
合わせて使いたい!おすすめのクッカー
プリムス製バーナーを使うなら、クッカーも一緒に揃えてみてはいかがでしょう? バーナーをクッカー内に収納することで、荷物もコンパクトになりますよ!
イージークック・ミニキット
「115フェムトストーブ」等のバーナーとIP-110ガスを一緒に収納できるクッカーセット。ポットとミニポットはやや縦長で、スマートなデザインをしているのが特徴です。同ブランドの「ソロセットM」の中にも収まるため、パーティー登山にも◎。
プリムス イージークック・ミニキット
イージークック・ソロセットS
ミニキットよりも軽量で、持ち運びしやすいクッカーセット。こちらもP-115等のバーナーとIP-110ガスを一緒に収納できます。飲み物などのお湯を沸かすときに十分なサイズは、1〜2人の登山におすすめです。
プリムス イージークック・ソロセットS
イージークックNS(ノンスティック)・ソロセットM
「ミニキット」や「ソロセットS」も収納可能なクッカーセット。900㎖のポット底面には滑り止め加工が施されているため、安定した調理が可能です。P-153等のバーナーとIP-250ガスを一緒に収納することができます。
プリムス イージークックNS(ノンスティック)・ソロセットM
プリムスバーナーのお手入れ方法
バーナーを安全に使い続けるためには、使用後のお手入れも大切です。登山を快適にするためにも、普段のお手入れ方法について知っておきましょう!
雨や吹きこぼしで濡れたときは、十分に乾燥させる
雨や夜露でバーナーが濡れたときは、十分に乾燥させる必要があります。吹きこぼしの場合には、まず固く絞った布で煮こぼれ部分を拭き取りましょう。濡れた状態でバーナーを使用すると、漏電する可能性もあるので注意してください。
本体の汚れ
バーナー本体が汚れたときは、乾いた布でよく拭きます。汚れが落ちない場合は、中性洗剤でお手入れした後に、しっかりと水気を取ることが大切です。ただし、ナイロンたわし・金属たわしはバーナーを傷つける恐れがあるため、使用を控えることをおすすめします。
バーナーの目詰まり

炎の出が悪い場合には、ブラシや千枚通しでバーナーの目をきれいに掃除しましょう。丁寧にメンテナンスすることで、不完全燃焼や炎の不揃いが解消されます。
ゴム部分の「Oリング」は1〜2年を目安に交換

バーナー本体とガス缶の接続部分には、「Oリング」と呼ばれるゴムパッキンが使用されています。Oリングは使用頻度による消耗だけでなく、経年劣化もするパーツなので、1〜2年を目安に交換しましょう。劣化したOリングを使用し続けた場合、ガスが漏れて火災・破裂につながることもあります。
プリムスバーナーの修理方法

プリムス製バーナーは、購入した店舗または最寄りの販売店で修理できます。山では気温が低いため「点火しない」こともよくありますが、平地でも点火しない場合には点火装置が壊れている可能性があるため修理点検が必要です。「不具合の原因がわからない」ときなども、近くの店舗に相談しましょう。
軽量コンパクト!プリムスバーナーを山に持っていこう!

プリムスバーナーは軽量で持ち運びがしやすく、防風性に優れているのが特徴です。一体型から分離型まであるため、登山スタイルや人数に合わせて選ぶことができます。登山前には必ずバーナーの動作確認をしてから、山に出かけてくださいね!