山でのアウトドアコーヒーは素材・携帯性が大事!
登山で淹れるコーヒー道具は、家で淹れる道具とはちょっとした違いがあります。種類の違いだけではなく、登山では道具を全てザックに入れて長時間持ち運ぶため、素材や携帯性の他に、重量も大事となってきます。山で美味しいコーヒーを飲むため、どのような方法があるのかをご紹介していきます!
やっぱり王道!ペーパーフィルターでハンドドリップ
手軽にできるのが、こちらのペーパーフィルターを使用して淹れるドリップタイプのコーヒーです。コーヒーの風味は十分楽しめますし、何と言っても使い捨てができるのが魅力です。後始末が簡単なので登山でも便利ですね!
◆メリット
味 | 雑味がとれ、スッキリした味 |
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サイズ 素材 | 陶器、プラスチックタイプや、折り畳み式・組み立て式など、シーンに合わせて選べる |
作業工程 | 使い捨てができるペーパーで、片付けが便利 |
◆デメリット
味 | フィルターを通すので、コーヒー本来の味わいが弱い |
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サイズ 素材 | 折り畳み式・組み立て式は一度に多くのコーヒーを淹れることが出来ない |
作業工程 | 同時に他の事ができない。自動的に抽出できない |
キャンプや登山を問わず、アウトドアでは人気な、ペーパーフィルターのコーヒー。折り畳み式や組み立て式のドリッパーなど、道具がコンパクトにまとまるので、重さを減らしたい登山にも最適なんです。フィルターを使わないドリッパーもありますが、登山中には洗うことが出来ないので、ごみをコンパクトにまとめられるフィルター使用タイプがおすすめです。
しかし、注意したい点も。それは、お湯を沸かすための道具が必要だということ。その分道具がかさばってしまうこともありますので、道具選びには注意が必要です。
陶器やガラス製の道具は登山には向いていません!
コーヒー道具には様々な製品があり、素材も多様です。陶器やガラスの道具は雰囲気が良く素敵ですが、持ち運ぶ際に破損する場合があるため避けた方が良いでしょう。また、重量も重いので登山にはあまり向いていないと言えます。
どんな道具が向いている?
山で使うコーヒー道具を探す際の注意しておきたい点をご紹介します。以下のポイントをおさえて理想の山用コーヒー道具を手に入れましょう!
●どこで使う?
登山だとコーヒー道具はザックに入れて持ち運ぶことになります。長時間歩くことも考えると、できるだけ小さくて軽く、携帯性の優れたタイプがおすすめです。
●何人で使うのか?サイズ感は?
使う人数が多ければ多いほど、当然大きいサイズが必要になります。携帯性を考えて折りたためるものなどを利用するのが良いでしょう。
●どういう器具で淹れるのか?
コーヒーを淹れるには、様々な器具や方法があります。淹れ方によって必要な道具の種類も変わってきますが、コーヒー道具はある程度大さのある道具が多数。そのため、山で淹れるコーヒーには携帯性の優れたペーパーフィルターでのハンドドリップがおすすめなんです。
アウトドアコーヒーを淹れるにはこんな道具が必要!
携帯性が良く便利とお伝えしてきましたが、ハンドドリップでのコーヒーはドリッパーだけでは淹れられず、他のコーヒー道具も必要です。山で使うおすすめドリッパーと、その他道具をご紹介していきます。
これがなくては始まらない!どのドリッパーの形が好み?
ユニフレーム コーヒーバネットcute
ユニフレーム コーヒーバネットcute
ミュニーク テトラドリップ
スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」
コーヒーには欠かせない!お湯を沸かすアウトドア用ケトル
ユニフレーム 山ケトル
ユニフレーム 山ケトル
トランギア ケトル
シートゥーサミット X-ポット ケトル
やっぱり挽きたては香りが違う!山におすすめのコーヒーミル
ポーレックス セラミックコーヒーミル
ポーレックス セラミックコーヒーミル
お湯を沸かす必須アイテム!コンパクトなシングルバーナー
山でお湯を沸かすためにはバーナーが必要です。シングルバーナーはガスとバーナーヘッドを分けて持ち運ぶことが出来るので、コンパクトで山にピッタリです。
プリムス P-153 ウルトラバーナー
美味しいコーヒーを飲むためにはお湯が必要ですよね。お湯を沸かすためにはいくつか方法がありますが、登山にはコンパクトにまとまるシングルバーナーの利用がおすすめです。153ウルトラバーナーは、軽量なのに3600kcal/hのパワーを持つので、効率よく沸かすのにピッタリのアイテムです。
プリムス P-153 ウルトラバーナー
プリムス ハイパワーガス IP-250T
シングルバーナーにも一体型や分離型など様々な形があります。人数やシーンに合わせて使い分けするのをおすすめします。登山で欠かせないアイテムなのがシングルバーナーです。シングルバーナーについての詳しい説明はこちらを確認してくださいね!
マグカップにこだわるだけでさらに美味しくなる?!
コーヒーの美味しさは味はもちろん、容器も影響していると思いませんか?今回は携帯性・重量に重視した登山におすすめマグカップをご紹介!重量が軽い順に紹介します。
スノーピーク シェラカップ
マグカップとしてはもちろん、直火にかけられるシェラカップは、小さな鍋としても使えます。とても軽く、重ねて収納できるので人数分持っていくのもラクラクですね!
スノーピーク チタンシェラカップ
シートゥーサミット X-カップ
平らに折リ畳むことができ、コンパクトに持ち運べて便利なカップ。飲み口は飲みやすいよう硬く作られています。カップの容量が250mlなので、1カップの計量カップ代わりとしても使えます。カラーが豊富なので色違いで揃えたくなるアイテム!
シートゥーサミット X-カップ
スノーピーク チタンシングルマグ
軽くて丈夫、さらに豊富なサイズ展開が人気のスノーピークのマグカップ。ハンドル部分は折り畳めるので収納しやすくなっています。飲み口は口当たりを考えて作られており、チタンなので口元が熱くなりづらく、飲みやすいマグカップです。
スノーピーク チタンシングルマグ
モンベル サーモマグ200
二重構造の中に断熱材が入っているので保温性・保冷性に優れているマグカップです。蓋つきなのでこぼれる心配もなく安心。カラフルなのもかわいいですよね!
モンベル サーモマグ200
koivumaa ククサ
なにより見た目がおしゃれ!ザックの外につけても雰囲気があって良いですね。軽いのも◎使いこむごとに味が出てくるのは木製ならでは。ハンドメイドで作られているので、他にはない自分だけのマグカップです。
koivumaa ククサ
インスタントコーヒーも進化!簡単&美味しいコーヒーが!
美味しいものが多い最近のインスタントコーヒー。簡単に本格的なコーヒーの味が楽しめるものがたくさんありますよね。道具もほどんといらないので気軽に楽しめるので、シーンや人数に合わせて使い分けをしてみるのはいかがでしょうか?
GROWER’S CUP コーヒー
最高級の豆を使用したインスタントコーヒーです。パッケージに直接お湯を注ぐだけで美味しいコーヒーが味わえます。フィルターや道具なしで、気軽に本格的なコーヒーが淹れられ便利。道具いらずなので登山に最適なコーヒーです。
GROWER'S CUP コーヒー
The TEA BREWERの記事
スターバックス ヴィアコーヒーエッセンス
人気コーヒーチェーン店の味がアウトドアでも気軽に楽しめます。ひとつひとつ小分けになっていて、持ち運びやすい。お湯に溶かすだけなので、お湯を沸かす道具以外は必要ありません。ちょっと多めに持って行ってもかさばらないのが良いですね。
スターバックス ヴィアコーヒーエッセンス
ドトール ドリップコーヒー オリジナルブレンド
コスパ抜群!たっぷり入っているので大人数でも◎小さく個包装してあるので、持ち運びやすく、お湯を注ぐだけで淹れるのも簡単です。甘味、酸味、苦味がバランスよく楽しめるコーヒー。飽きないまろやかな味わいです。
ドトール ドリップコーヒー オリジナルブレンド
大人数でコーヒーを飲む時は、パーコレーターもおすすめ!
◆メリット
味 | コーヒーの風味がしっかり抽出できます |
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サイズ 素材 | 陶器やステンレス、チタンなど様々なサイズ・デザインがある 一度にたくさんの量を抽出できる |
作業工程 | 火にかけるだけの簡単工程。 水がコーヒーにかわっていく過程も目で楽しめる |
◆デメリット
味 | フィルターを使わないため、少し粉っぽくなる コーヒー特有の雑味が強く出るため、苦手な人もいる |
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サイズ 素材 | 大きい。折りたたむことが出来ない |
作業工程 | 火加減に注意が必要 |
チヌーク ティンバーライン ステンレス コーヒーパーコレーター
カナダのアウトドアブランド、チヌーク。3cupくらいのサイズのパーコレーターです。パーコレーターの中では比較的小さめで軽量、携帯しやすいタイプです。小人数やカップル、夫婦などでの利用がおすすめ。ハンドルは木製なので熱くなりません。
チヌーク ティンバーライン ステンレス コーヒーパーコレーター
コールマン ステンレスパーコレーター3
たっぷり6カップ用のパーコレーターです。多人数での利用時におすすめ。少し太めのデザインで安定感があり、ステンレス素材なので丈夫。アウトドアブランドならではの便利な機能が詰まっています。
コールマン ステンレスパーコレーター3
パーコレーターの記事
美味しいコーヒーがあれば登山がもっと楽しみになる!
お気に入りの道具を持って、さぁ登山へ出掛けましょう!