元AKB48の田野優花(27)が、主演する来年1月3日公開のエロチック・ホラー映画「ぼくらのふしだら」で大胆な艶技を披露している。
「台本を読んだら難しい役で、濡れ場も多く過激な内容でしたが、先に撮っていた配信ドラマ『愛の掛け惨』で濡れ場を初めて経験し、ちょうどいいタイミングだと思って挑戦しました」
大見武士の同名人気漫画が原作で、監督は大ヒット映画「青鬼」を手掛けた小林大介。劣等感の塊で大学受験を控えた女子高生の結城美菜実(田野)が「時間を止める能力」を得た代償に、能力を使うたびに狂えるほどの性欲に襲われるという物語だ。
「メッセージ性がすごくあるという映画ではないので、『おー脱いでんな』と、気軽に非現実的な世界を楽しんで何かを感じてもらえたら」と田野。
美菜実に能力を授ける性別を持たない謎の存在・ササヤキ(かれしちゃん)や、美菜実が性欲を満たすために体を預ける幼なじみの鏑木信一(植村颯太)との濃厚なベッドシーンにも挑戦。
最初は他人から評価されるために得た時間を止める能力だったが、それを徐々に悪用し、ダークサイドに落ちていく美菜実を体当たりで演じる。
夜の学校の屋上が舞台となるクライマックスの撮影では、「泣くシーンもありますが、あまり経験がなく、何テイクも撮影していく中、寒さもあって体力的にも厳しかったです。その分、いいシーンになっていると思います」と胸を張る。
東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田など全国順次公開。