現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年7月30日のデイリーキーワードランキング
1 | 子を負うて肩のかろさ天の川 |
2 | 地に落ちて柿栗青し土用東風 |
3 | どこまでが花どこからが花の闇 |
4 | 秋鶏が見てゐる陶の卵かな |
5 | どこからが人の領分遠郭公 |
6 | 水枕ガバリと寒い海がある |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
9 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
10 | 一番より二番がいいね桃の花 |
11 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
12 | 一ところくらきをくゞる踊の輪 |
13 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
14 | 花舗すでに春を演出風を得て |
15 | 冬山やどこまで登る郵便夫 |
16 | 煌めきの矢継ぎ早なり上り鮎 |
17 | 春惜むおんすがたこそとこしなへ |
18 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
19 | 夕潮の紺や紫紺や夏果てぬ |
20 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
21 | ありたけの木を眠らせて山に雪 |
22 | 緑蔭や矢を獲ては鳴る白き的 |
23 | 三夕やさいふをさがす秋の暮 |
24 | 月見草はらりと宇宙うらがへる |
25 | 波の秀の高きに崩れ花の昼 |
26 | 音楽漂う岸侵しゆく蛇の飢 |
27 | 月光にいのち死にゆくひとと寝る |
28 | 日本の鬼門をにらむ案山子翁 |
29 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
30 | なつかしの濁世の雨や涅槃像 |
31 | せきをしてもひとり |
32 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
33 | 波音の由比ケ浜より初電車 |
34 | 人間になりすまします花の闇 |
35 | 降る雪が川の中にもふり昏れぬ |
36 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
37 | 一戸また更地になりぬ花八つ手 |
38 | とめどなき大鮟鱇の涎かな |
39 | 良かったよ僕がどんぐりだった頃 |
40 | 海に出て木枯帰るところなし |
41 | 若きらのいのちの絵筆汗し観る |
42 | ポストまで歩けば二分走れば春 |
43 | 紹興酒甘し立夏の海平ら |
44 | 俳諧や藁を担いで出てゆけり |
45 | 朴の葉を打つ夕立のはじめの音 |
46 | 畳あり死の練習に昼寝して |
47 | 夏の墓何もしないで帰つてくる |
48 | 気休めに貼る湿布薬いわし雲 |
49 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
50 | 新しき猿又ほしや百日紅 |
2025年9月21日 16時57分更新(随時更新中)