現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年12月14日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 肩に来て 人懐かしや 赤蜻蛉 |
3 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
4 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
5 | 日本海に稲妻の尾が入れられる |
6 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | 海に出て木枯帰るところなし |
9 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
10 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
11 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
12 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
13 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
14 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
15 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
16 | 入れものが無い両手で受ける |
17 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
18 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
19 | 一村のうすうすといる狐雨 |
20 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
21 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
22 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
23 | 水枕ガバリと寒い海がある |
24 | 着ぶくれて浮世の義理に出かけけり |
25 | 睡蓮のほとり明るしこぬか雨 |
26 | 吾が啖ひたる白桃の失せにけり |
27 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
28 | 忠敬の一歩を刻む山粧ふ |
29 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
30 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
31 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
32 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
33 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
34 | 港ごと溢れる夕日秋祭 |
35 | こんなよい月を一人で見て寝る |
36 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
37 | 藍植うや孀ながらも一長者 |
38 | 春を抱くように色添え邑眠る |
39 | 二百十日も多分おとことおんなかな |
40 | 別々の夢見て貝柱と貝は |
41 | 息白くなる扉から国境 |
42 | 凩の果はありけり海の音 |
43 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
44 | 魂を天に預けて瀧凍てる |
45 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
46 | 夏山の大木倒す谺かな |
47 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
48 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
49 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
50 | 荒星が屋根裏部屋の主です |
2025年2月16日 09時48分更新(随時更新中)