現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年11月22日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
4 | 山又山山桜又山桜 |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 水枕ガバリと寒い海がある |
8 | みほとけのじひのなかゆびねむのはな |
9 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
10 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
11 | 西瓜啖ぶ韓国翔ちて来し午餐 |
12 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
13 | 方丈の大庇より春の蝶 |
14 | 干足袋の天駆けらんとしてゐたり |
15 | こほろぎのこの一徹の貌を見よ |
16 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
17 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
18 | ひとつ遅れて渚へふたつ冬帽子 |
19 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
20 | ちるさくら海あをければ海へちる |
21 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
22 | 身ほとりに風湧く思ひ更衣 |
23 | 根雪らしずっしり重い寒さきて |
24 | 月祀る柱のまわり空いていて |
25 | 月の夜の柱よ咲きたいならどうぞ |
26 | 朝涼や菩提樹の幹ごつごつと |
27 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
28 | 発心のときは盲いて遅桜 |
29 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
30 | 波音を砕く波音鷹柱 |
31 | 没日みる乾鮭の口地に立てて |
32 | むかしより舌はかなしく寒九郎 |
33 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
34 | 襖より向こうは枯野または海 |
35 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
36 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
37 | 着飾りて水陽炎の中にゐる |
38 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
39 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
40 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
41 | 凍港につながつてゐるコンセント |
42 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
43 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
44 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
45 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
46 | 食べてゐる牛の口より蓼の花 |
47 | 陽炎を攫っていった救急車 |
48 | 親よりも白き羊や今朝の秋 |
49 | 星々の軋み大原雑魚寝かな |
50 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
2025年9月21日 16時10分更新(随時更新中)