現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年9月25日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | 限りなく降る雪何をもたらすや |
3 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
4 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
5 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
6 | ドア開き色なき風の中に居る |
7 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
8 | 牡丹百二百三百門一つ |
9 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
10 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
11 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
12 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
13 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
14 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
15 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
16 | うつし世に浄土の椿咲くすがた |
17 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
18 | せきをしてもひとり |
19 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
20 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
21 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
22 | つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華 |
23 | 背泳ぎの顔を濡らさずソクラテス |
24 | 秋旱掘つても穴にならぬなり |
25 | 霧深の秩父山中繭こぼれ |
26 | 海豚うち上げ春一番の忘れ物 |
27 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
28 | 方丈の大庇より春の蝶 |
29 | 採点の赤鉛筆や昼花火 |
30 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
31 | とぢし眼のうらにも山のねむりけり |
32 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
33 | 戦後の空へ青蔦死木の丈に充つ |
34 | 山又山山桜又山桜 |
35 | 墓のうらに廻る |
36 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
37 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
38 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
39 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
40 | 箱枕夏は真水の如くなり |
41 | 若葉風具足並べし奥座敷 |
42 | 槙の空秋押移りゐたりけり |
43 | 夏真昼死は半眼に人をみる |
44 | 胃カメラのむりつと通る黄水仙 |
45 | 群羊の呼び合う月夜平尾台 |
46 | 頬杖の一人を残し紅葉燃ゆ |
47 | 霧月夜美して一夜ぎり |
48 | 金魚大鱗夕焼の空の如きあり |
49 | 竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず |
50 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
2025年2月16日 10時28分更新(随時更新中)