現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年1月5日のデイリーキーワードランキング
1 | 去年今年貫く棒の如きもの |
2 | 初暦知らぬ月日は美しく |
3 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
4 | 秋風や心の中の幾山河 |
5 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 一月の川一月の谷の中 |
8 | 小寒や佛飯高く盛つてゐる |
9 | 海に出て木枯帰るところなし |
10 | 大寺を包みてわめく木の芽かな |
11 | いなびかり北よりすれば北を見る |
12 | 木曽川の今こそ光れ渡り鳥 |
13 | 捨て鶏が鳴いて一山春めけり |
14 | 凧揚げの少年風ときて帰る |
15 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
16 | ひとり言聞く人のゐし松の内 |
17 | 糸瓜子規大根虚子や初明かり |
18 | 芋の露連山影を正しうす |
19 | 雲雀野や木棺にある覗き窓 |
20 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
21 | 毒言の口をふさぐに花びら餅 |
22 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
23 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
24 | しみじみと年の港といひなせる |
25 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
26 | 元日や手を洗ひをる夕ごころ |
27 | 水枕ガバリと寒い海がある |
28 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
29 | まつすぐな道でさみしい |
30 | 渡鳥仰ぎ仰いでよろめきぬ |
31 | きびきびと万物寒に入りにけり |
32 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
33 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
34 | 初日さす松はむさし野にのこる松 |
35 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
36 | 実存とは破魔矢を握りしむことか |
37 | 村靜か玻璃戸に映る吊し柿 |
38 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
39 | 爛々と昼の星見え菌生え |
40 | 初売りのざわめきにゐて一人なり |
41 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
42 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
43 | 風鈴の空は荒星ばかりかな |
44 | 初春やひかりとなりて弾む毬 |
45 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
46 | 天地の間にほろと時雨かな |
47 | 我生の今日の昼寝も一大事 |
48 | 早乙女も影となる田の薄茜 |
49 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
50 | 探梅や遠き昔の汽車にのり |
2025年9月21日 16時52分更新(随時更新中)