現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年10月25日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
3 | くり拔いて南瓜ハロインの貎となる |
4 | 夕月の歩道橋に見る街並み |
5 | いつの日も冬野の真中帰りくる |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
8 | 酒盛りのひとり声高十三夜 |
9 | どんぐりの単純すこしづつちがふ |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 秋たつや茶柱立つても立たいでも |
12 | 指ではね喪服に付きし草じらみ |
13 | 宝船皺寄つてゐる目覚めかな |
14 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
15 | 石ころも露けきものの一つかな |
16 | 芋の秋初孫ふぐり忘れずに |
17 | 手花火を命継ぐ如燃やすなり |
18 | 虫螻蛄と侮られつつ生を享く |
19 | ゆめにみる女はひとり星祭 |
20 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
21 | 水ぐるまゆっくり廻る歯痛あり |
22 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
23 | 爽籟や試歩伸ばし行く夫の背ナ |
24 | ねんねこから片手でてゐる冬霞 |
25 | ななかまど白馬の霧に色づけり |
26 | 手擦れ鞄に獣の匂いエノラ・ゲイ |
27 | ねんねこの子に吊革のよく揺れる |
28 | 床下に空瓶乾く鮎の宿 |
29 | 十三夜乳首を紅く塗る狸 |
30 | 日に舞うて凱歌のごとし鷹柱 |
31 | 長考は山の芋より始まりぬ |
32 | 春惜しむ肩に乗らない文鳥と |
33 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
34 | 磨崖佛おほむらさきを放ちけり |
35 | 雁が音や酒酔いやすい尺八師 |
36 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
37 | 梅雨晴れの石庭こころの重石解く |
38 | 芋の秋おもしろきとき寺の鐘 |
39 | 今年こそ恐れず怯まず捉われず |
40 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
41 | 風出でて末枯月夜亡びたり |
42 | 落慶の鈴の緒引けば秋闌ける |
43 | 卯月波引き摺っている砲の音 |
44 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
45 | 一生のこの時のこの雁渡る |
46 | 満天の星を咲かせて御神渡 |
47 | 梅干すやめっきり落ちし免疫力 |
48 | 小春日や隣家の犬の名はピカソ |
49 | 神曲踊る鬼の麤皮西日脱ぐ |
50 | 日本海二日見てきしかざぐるま |
2025年2月16日 09時48分更新(随時更新中)