type P
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:36 UTC 版)
2009年春モデルの新シリーズとして登場したUMPC。幅240×奥行120×厚さ19.8mmの超小型サイズを実現する為に、VAIOでは初めて搭載するAtomプロセッサーなどの小型デバイス・パーツ類を取り入れ、配列を見直した超小型マザーボードを開発。さらに、ファンレス設計としたことで低騒音化も実現した。小型でありながら、キーピッチ約16.5mm、キーストローク約1.2mmの薄型アイソレーションキーボードを備え、マグネシウム合金のフレームによりしっかりとした押し心地も実現している。ポインティングデバイスにはスティックポインターを採用。また、ディスプレイには1600×768ドットの高解像度を持つ8型ウルトラワイド液晶を採用し、2つのウィンドウを並列表示しても快適に使える。OSはVista Home Basicでメモリは標準2GBを搭載。「VAIO ハードディスク プロテクション」やワンセグチューナー(VGN-P70Hシリーズ)又はワイヤレスWAN(VGN-P80H/W)を搭載している。ワイヤレスWANはNTTドコモのFOMAハイスピードの通信モジュールが内蔵されておりモバイル高速通信が可能である。VAIO・OWNER・MADEモデルでは、OSの選択やSSDの搭載、Officeのプリインストールも可能である(SSDやOfficeはWindows Vista搭載モデルのみ選択可能)。2009年夏モデルでは店頭販売モデルの追加モデルとしてワイヤレスWANを標準搭載したWindows XP搭載モデル(VGN-P50シリーズ)を追加。さらに、VAIO・OWNER・MADEモデルでは4つのボディカラー・デザインを追加し、こちらにもWindows XP搭載モデル(VGN-P61S)が追加された。また、2009年7月には、OWNER・MADEのWindows Vista搭載モデルのCTOメニューにモバイルWiMAXが追加された(モバイルWiMAX搭載時はワイヤレスWAN+GPSの搭載は不可。またワイヤレスLANはIEEE 802.11a/b/g/nに仕様向上される)。 2009年春モデル(2009年1月発売) - VGN-P70H/W・VGN-P70H/R・VGN-P70H/G・VGN-P80H/W・VGN-P90HS・VGN-P90S・VGN-P90NS 2009年夏モデル(2009年6月発売) - VGN-P50/W・VGN-P50/R・VGN-P50/G・VGN-P61S・VGN-P91HS・VGN-P91S・VGN-P91NS
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