syrup
「syrup」とは・「syrup」の意味
「syrup」は、日本語で「シロップ」を意味する英単語である。一般的に、砂糖や果物などを水に溶かし、煮詰めた液体を指す。パンケーキやワッフルにかけたり、ソフトドリンクの甘味料として使われたりする。また、医薬品の形状の一つとしても使われ、特に子供向けの薬に多く見られる。「syrup」の発音・読み方
「syrup」の発音は、IPA表記では /ˈsɪrəp/ となる。IPAのカタカナ読みでは「シラップ」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「シロップ」と読む。「syrup」の定義を英語で解説
「syrup」は、"a thick sweet liquid made by dissolving sugar in boiling water, often used for preserving fruit"と定義される。つまり、砂糖を沸騰した水に溶かして作られる甘い厚みのある液体で、果物の保存によく使われるという意味である。「syrup」の類語
「syrup」の類語としては、「nectar」や「treacle」がある。「nectar」は、特に果物から抽出した甘い液体を指す。「treacle」は、砂糖を煮詰めて作った黒糖シロップを指す。「syrup」に関連する用語・表現
「syrup」に関連する表現として、「maple syrup」や「corn syrup」がある。「maple syrup」は、メープルの樹液を煮詰めて作ったシロップで、特にパンケーキによく使用される。「corn syrup」は、コーンスターチから作られる甘味料で、菓子やソフトドリンクの製造に使われる。「syrup」の例文
以下に、「syrup」を用いた例文を10個示す。 1. I like to pour maple syrup on my pancakes.(私はパンケーキにメープルシロップをかけるのが好きである)2. The medicine for children is often made into syrup.(子供向けの薬はよくシロップにされる)
3. The recipe calls for two tablespoons of corn syrup.(そのレシピではコーンシロップを大さじ2杯必要とする)
4. She made a syrup from the sugar and water.(彼女は砂糖と水からシロップを作った)
5. The cocktail includes a dash of raspberry syrup.(そのカクテルにはラズベリーシロップが少々含まれている)
6. The syrup is too sweet for my taste.(そのシロップは私の好みには甘すぎる)
7. The fruit is preserved in syrup.(その果物はシロップに漬けられて保存されている)
8. The syrup has a rich, caramel-like flavor.(そのシロップは、キャラメルのような豊かな風味がある)
9. The syrup should be stored in a cool, dark place.(シロップは涼しく暗い場所で保存すべきである)
10. The syrup is used as a sweetener in the drink.(そのシロップは飲み物の甘味料として使われている)
シラップ【syrup】
読み方:しらっぷ
「シロップ」に同じ。
Syrup
シロップ
シロップ(果蜜[1]、オランダ語: siroop [siˈroːp]、英語: syrup [ˈsɪɹəp, ˈsiːɹəp, ˈsɝəp]、 フランス語: sirop [siʁo])は、濃厚な糖液の総称で、しばしば粘稠性を伴う。
語源はアラビア語で「飲み物、ジュース」を意味する「シャラーブ」(شراب; sharāb)とこれを基にしたラテン語の「シロプス」(siropus)に由来している。シラップとも音訳される。舎利別(しゃりべつ)と当て字されることがある。
歴史
日本ではイタヤカエデからの樹液の採取が行われ、特にアイヌの人々はこれを珍重した[2]。北海道では1885年(明治18年)に岩手県からの入植者によりカエデ糖の採取も行われた[2]。青森県十和田ではイタヤカエデからの糖蜜の製造が行われている[2]。
北米のカナダや五大湖周辺の地域では入植者によってサトウカエデの樹液からカエデ糖を採取するようになったが、アメリカインディアンが樹液を煮詰めて糖を取っていたのをならったものといわれている[2]。当初はカエデ糖の生産が主力だったが、19世紀後半にサトウキビを原料とする廉価な砂糖が大量に出回ったため、メープルシロップの生産に移行していった[2]。
料理
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調理法
砂糖の温度変化では、103 - 105℃程度になると、砂糖は溶けて無色透明の液状になる[3]。これよりも高い107 - 115℃程度になるとフォンダン(糖衣などに利用)となる[3]。
工業的にはシロップは、水に砂糖を溶かし、煮詰めて製造するが、香料などを加えるものと加えないものがある。水に溶かした砂糖のほかに、天然の蜜や果汁を煮詰めたもの、砂糖液にアラビアガムを加えて煮てより粘稠性を増したガムシロップのようなものもある。
フルーツシロップは、もともと果実の搾り汁を加えて果物の香りや色調を与えていたが、近現代では人工着色料や香料を加えることが多くなった。かき氷や清涼飲料水の味付けなどに用いられる。
おもなシロップ
- チョコレート・シロップ
- コーヒーシロップ
- コーンシロップ - 主原料がコーンスターチ
- メープルシロップ
- シラカバシロップ (birch syrop)
- デーツシロップ
- アガベシロップ
- リンゴシロップ
- en:Grape syrup
シロップ剤
シロップ剤は溶解すると力価や効力の低減などの問題が生じる薬剤を液状の剤形にした内服薬をいう[4]。
脚注
関連項目
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