stadium
「stadium」とは・「stadium」の意味
「stadium」とは、スポーツ競技やコンサートなどのイベントが開催される大規模な屋外施設を指す言葉である。主に観客席があり、観客がイベントを鑑賞できるように設計されている。サッカーや野球などのスポーツ競技場や、野外コンサート会場として利用されることが一般的である。「stadium」の発音・読み方
「stadium」の発音は、IPA表記では /ˈsteɪdiəm/ であり、IPAのカタカナ読みでは「ステイディアム」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「スタジアム」と読むことが一般的である。「stadium」の定義を英語で解説
A stadium is a large outdoor venue with seating for spectators, typically used for sports events or concerts. It is designed to provide a comfortable viewing experience for the audience and may include amenities such as restrooms, food and beverage stands, and parking facilities.「stadium」の類語
「stadium」の類語には、arena(アリーナ)、amphitheater(円形劇場)、ballpark(野球場)、field(競技場)などがある。これらの言葉は、それぞれ異なる特徴や用途を持っているが、共通して大規模なイベントが開催される施設を指す。「stadium」に関連する用語・表現
「stadium」に関連する用語や表現には、grandstand(メインスタンド)、bleachers(芝生席)、scoreboard(スコアボード)、turf(人工芝)などがある。これらの言葉は、スタジアム内のさまざまな設備や構造を表す。「stadium」の例文
1. The new stadium has a seating capacity of 50,000 spectators.(新しいスタジアムは5万人の観客席がある。) 2. The concert will be held at the outdoor stadium.(コンサートは屋外スタジアムで開催される。) 3. The soccer match was postponed due to heavy rain at the stadium.(スタジアムでの大雨のため、サッカーの試合が延期された。) 4. The stadium is equipped with state-of-the-art lighting and sound systems.(スタジアムは最先端の照明と音響システムが備えられている。) 5. The stadium has ample parking spaces for visitors.(スタジアムには来場者用の十分な駐車スペースがある。) 6. The stadium is easily accessible by public transportation.(スタジアムは公共交通機関で簡単にアクセスできる。) 7. The baseball team's home stadium is located in the heart of the city.(野球チームの本拠地スタジアムは市の中心部に位置している。) 8. The stadium's retractable roof allows for events to be held in any weather condition.(スタジアムの開閉式の屋根により、どんな天候でもイベントが開催できる。) 9. The stadium staff are responsible for maintaining the cleanliness and safety of the facility.(スタジアムのスタッフは施設の清潔さと安全性を維持する責任がある。) 10. The Olympic Games were held at the newly constructed stadium.(オリンピックは新しく建設されたスタジアムで開催された。)スタジアム
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2013年8月) |

スタジアム(英語:stadium[1]、複数形:stadiumsまたはstadia[2])は、主に屋外でのスポーツやコンサートなどの催し物を行うための大規模な建築物である。競技場を指す場合が多い。
競技を行うフィールドやステージと、それを取り囲む観客席で構成されている。観客席は全周を囲むこともあれば、一部のみを囲むだけの場合もある。
スタジアムの歴史
スタジアムという言葉は、古代ギリシアの「競技場」を意味したギリシャ語「スタディオン (στάδιον)」に由来する。日本語に直訳すれば「(人々が)立つ(所)」であり、観客席を「スタンド(stand)」と呼ぶのもこれに由来する。
現在知られているうちで最も古いスタジアムはギリシャ、ペロポネソス半島西部の、オリンピアのものである。ここでは紀元前776年以降古代オリンピックが開催された。最初はスタジアムの端から端まで走る短距離走だけが競技として行われていた。そのため、競争で走る距離として、オリンピアのスタジアムの長さ(約190m)が大なり小なり標準的なものと考えられた。この長さはローマにも引き継がれ、180m-200mというトラックの長さが標準とされた。長さの単位であるスタディオンはこれに由来し、メートル法では177.6mである。
科学的に興味深い事実として、走る距離が約200mを超えると、それ以下の距離よりも最高速度を落とさないと人間の身体が耐えられないことが知られており、近現代の陸上競技の成績もそうなっている。ギリシャやローマの古代都市の多くにスタジアムが見つかっているが、その中でもローマのチルコ・マッシモやギリシャのドミティアヌス帝の時代につくられたスタジアムが特に良く知られている。
近現代のスタジアム
種類

スタジアムには、屋根をもつドーム型スタジアムがある。これらは屋根を持ってはいるものの、通常ならば屋外で行う競技ができる程の広さを持っており、それらの競技向けに設計されているため、「スタジアム」を名乗っている。一方、(フィギュアスケートのような)屋内競技用のものは「アリーナ」と呼ばれる。屋根は一部分を覆うだけのタイプもある。多くはないが、フィールドが可動式になっているものもある。
観客席全席が椅子になっているものもあれば、立ち見を前提としたものもある。
建ぺい率を最大限に活かした結果、内外観ともに上部に広がる、すり鉢状にしているスタジアムもある[3]。
特に1923年のヤンキースタジアム以来、野球場を「スタジアム」と呼ぶ例が増えた。ヤンキースタジアムには最初、陸上競技用のトラックがあり、フットボールにも用いられた。何十年か経つうちに、主に野球場として用いられる場合でも屋外競技場なら「スタジアム」と呼ばれるようになった。
設計上の問題
![]() | この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
競技によって必要となるフィールドの大きさや形が異なる。一つの競技向けのスタジアムもあれば、複数の競技に対応できるものもある。各種フットボール専用のスタジアムは極めて一般的にみられる。多目的スタジアムで最も一般的なものはフットボール競技場と競争用のトラックを組み合わせたタイプで、若干の問題点はあるがおおむね良好に用いられる。最も大きな問題はフットボールの際に(特にフィールドの両端で)観客席が遠くなることである。小さなスタジアムでは両端部に観客席をおかないこともある。全周に観客席をもつスタジアムの平面形は楕円に、一端が開放されているタイプでは馬蹄形になる。特にアメリカ合衆国の学生フットボール会場ではこれら三種類はいずれも一般的である。
観戦するための屋外競技としては、アメリカ合衆国ではアメリカンフットボール(以下アメフト)と野球の人気が高い。そのため、特に1960年代に多くのアメフト・野球兼用のスタジアムが建設された。その中にはうまくいったものもあるが、両競技が要求するものにははっきりした違いがあるため、専用スタジアムを建設する動きが1972-1973年にカンサスシティーから始まり、特に1990年代よりその動きが加速していった。大リーグ用の野球場に隣接してNFL用のフットボールスタジアムを建設したケースは、かつては前述のカンサスシティー(カウフマン・スタジアムとアローヘッド・スタジアム)などごく一部にしか見られなかったが、近年ではアメフト・野球兼用のスタジアムに併設された広大な駐車場にアメフト・野球専用の球場をそれぞれ建てることにより、両球場が隣接する、あるいは同じ敷地内に両方の球場が配置されるケースは増加傾向にある(シアトル、フィラデルフィア、ピッツバーグ、シンシナティなど)。
多くの場合、古い野球場は既にある土地や都市の一角の平面形に合う形で建設されたので、フィールドの形が非対称になっていた。例えばヤンキースタジアムはニューヨーク、ブロンクスの一角にあった三角形の土地に建設されたので、左翼側は広いが右翼側は狭いという特徴をもつことになった。
農作物を段をなして植えた状態をさす「テラス」が、特にイングランドのスタジアムでは観客席をさす言葉として用いられることがある。イングランドではかつて殆どのスタジアムに見られ、アメリカの野球場でも時折みられる。これはtier という単語の代わりに用いられるものである。本来は立見席を意味していたが、現在では椅子が備えられているのが通例である。
正確に同じではないが関連した用法として、「テラス」が外野側の傾斜面を指すことがある。これは実用上ないし装飾上の目的を持っており、観戦に使うこともできる。オハイオ州シンシナティのクロスリー・フィールドのものが有名である。
スタジアムの設計が悪いと、ヒルズボロの悲劇(イングランドのシェフィールド・ヒルズボロ・スタジアムで1989年4月15日に起きた大規模な観客圧死事故。詰め掛けた観客とフェンスの間に挟まれた96人が死亡した)や ヘイゼルの悲劇(ベルギーのブリュッセル・エゼル競技場で1985年5月29日に起きた事故。イングランドの流儀でどっと押し寄せたリヴァプール側ファンに驚いたユヴェントス側ファンが混乱状態に陥り、39人が死亡した)のような大事故に結びつくことがある。
サッカースタジアムにおいては、FIFA(国際サッカー連盟)の規定ではスタンド最前列からタッチラインまでの距離は8.5mが目安とされているというが、それ以下のスタジアムもある[4]。
コーポレート・ネーミング、命名権
クラブのオーナーにあやかってスタジアムに名付けることがあった。例えばクロスリー・フィールドやリグレー・フィールド、ブッシュ・スタジアムである。その名前がオーナーの経営する企業の名前と一致することもあった。しかし、企業名を名乗る新しい潮流が生まれてきた。
ここ何十年かの間に、アメリカ合衆国におけるスポーツスタジアムの所有者は、企業をスポンサーにしてスタジアムの名前を売ることがコスト削減に有利であると知った。1970年代に始まったこの動きは1990年代に大いに加速し、新旧問わずスタジアム名に企業名が冠としてつくことになった。うまくいったかどうかは別にして、場合によっては古くからの名前を廃止して企業名を名乗るスタジアムも出てきた。例えばサンディエゴのクアルコム・スタジアムである。これはジャック・マーフィー・スタジアムとして親しまれてきた。企業をスポンサーとして迎える動きは、既に全世界に広ており、ミルウォーキーのミラー・パークなど、新設のスタジアムでは、最初から企業名がついているものが多い。若干の自治体立のスタジアムは、ご当地の著名な事物や人物の名がつけられている。例えば、ミネアポリスのヒューバート・H・ハンフリー・メトロドームである。
コーポレート・ネーミングの結果、スタジアムの名前が頻繁に変更されることとなった。これは契約期間の終了や名付けもとの企業の変更に伴うものである。アメリカ合衆国での例では、フェニックスの チェイス・フィールドは以前Bank One Ballparkと呼ばれていたが、Bank Oneの買収に伴い名前が変わった。サンフランシスコの3Com Parkは、以前のキャンドルスティック・パークから一旦3Com Parkと名前が変わり、数年後には契約が切れ、その2年後にモンスター・パークという新しい名前がついた。逆に、ロサンゼルスのグレート・ウェスタン・フォーラムは現在では廃業しているが、その名の元になった銀行が消滅した後も何年もの間同じ名前を名乗っていた。恐らく最も面白いのはヒューストンのミニッツメイド・パークであろう。もとはエンロン・フィールドという名であったが、あっというまにその名前は駄目になった。スポンサー企業エンロンのスキャンダルのためである。その後アストロズ・フィールドを1年名乗った後、新しいスポンサー企業がついた。このような名前の変更はアメリカ合衆国などでは盛んであるが、スタジアムの命名権売買を良しとしない国も多い。それらの国の人々は企業の資本参入よりもスポーツの方が高貴なものであると考えているからである。命名権参照。
照明基準
国際オリンピック委員会(IOC)ではピッチ中央から25度以下の場所に付けてはならない、FIFAの要求ではそれにくわえて45度以上の角度にも付けてはならない、としているという[5]。
コンサート活用
コンサートで用いる場合、芝生があるスタジアムでは、そのダメージもある(保護パネルを用いることもある)[6]。
日本の主なスタジアム一覧
*印はドーム球場を指す。
アリーナ | 収容人数 | 主な使用用途 | 所在地 |
---|---|---|---|
札幌ドーム* | 約41,000 | サッカー | 北海道札幌市豊平区 |
エスコンフィールドHOKKAIDO* | 約35,000 | 野球 | 北海道北広島市 |
宮城球場 | 約31,200 | 野球 | 宮城県仙台市宮城野区 |
宮城スタジアム | 約49,000 | 陸上競技 | 宮城県宮城郡利府町 |
新潟スタジアム | 約42,300 | 陸上競技 | 新潟県新潟市中央区 |
新潟県立野球場 | 約30,000 | 野球 | 新潟県新潟市中央区 |
茨城県立カシマサッカースタジアム | 約40,700 | サッカー | 茨城県鹿嶋市 |
埼玉スタジアム2002 | 約63,700 | サッカー | 埼玉県さいたま市中央区 |
西武ドーム* | 約31,500 | 野球 | 埼玉県所沢市 |
千葉マリンスタジアム | 約30,000 | 野球 | 千葉県千葉市美浜区 |
国立競技場 | 約68,000 | 陸上競技 | 東京都新宿区 |
明治神宮野球場 | 約31,000 | 野球 | 東京都新宿区 |
東京ドーム* | 約43,500 | 野球 | 東京都文京区 |
東京スタジアム | 約50,000 | サッカー | 東京都調布市 |
横浜スタジアム | 約35,200 | 野球 | 神奈川県横浜市中区 |
横浜国際総合競技場 | 約72,300 | 陸上競技 | 神奈川県横浜市港北区 |
静岡県小笠山総合運動公園スタジアム | 約50,800 | 陸上競技 | 静岡県袋井市 |
ナゴヤドーム* | 約36,400 | 野球 | 愛知県名古屋市東区 |
豊田スタジアム | 約44,300 | サッカー | 愛知県豊田市 |
大阪ドーム* | 約36,200 | 野球 | 大阪府大阪市西区 |
長居陸上競技場 | 約47,800 | 陸上競技 | 大阪府大阪市東住吉区 |
市立吹田サッカースタジアム | 約39,600 | サッカー | 大阪府吹田市 |
御崎公園球技場 | 約30,100 | サッカー | 兵庫県神戸市兵庫区 |
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 | 約45,000 | 陸上競技 | 兵庫県神戸市須磨区 |
神戸総合運動公園野球場 | 約35,000 | 野球 | 兵庫県神戸市須磨区 |
阪神甲子園球場 | 約42,600 | 野球 | 兵庫県西宮市 |
岡山県倉敷スポーツ公園野球場 | 約30,400 | 野球 | 岡山県倉敷市 |
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 | 約33,000 | 野球 | 広島県広島市南区 |
広島広域公園陸上競技場 | 約50,000 | 陸上競技 | 広島県広島市安佐南区 |
東平尾公園博多の森陸上競技場 | 約30,000 | 陸上競技 | 福岡県福岡市博多区 |
福岡ドーム* | 約40,000 | 野球 | 福岡県福岡市中央区 |
熊本県民総合運動公園陸上競技場 | 約32,000 | 陸上競技 | 熊本県熊本市東区 |
大分スポーツ公園総合競技場 | 約40,000 | 陸上競技 | 大分県大分市 |
宮崎県総合運動公園硬式野球場 | 約30,000 | 野球 | 宮崎県宮崎市 |
脚注
- ^ 英語発音: [ˈsteɪdiəm]
- ^ 英語発音: [ˈsteɪdiə]
- ^ 横浜スタジアムのスタンドが急勾配なのはどうして? - はまれぽ.com
- ^ G大阪新スタジアムはド迫力日本一近いピッチと客席 - 日刊スポーツ、2015年7月10日
- ^ 03_New National Stadium Report_August 2015.pdf 35頁 - ZHA
- ^ コンサート 芝に負担 - 東京新聞、2014年4月13日
関連項目
- スタジアムの収容人数順の一覧
- UEFAスタジアムカテゴリー
- サッカー専用スタジアム
- 野球場
- 本拠地
- ドーム球場
- スタジアム・ロック
- 日本のサッカー競技場一覧
- アリーナ
- ホール
外部リンク
- World Stadiums(英語)
- StadiumZone.net International football stadiums
STADIUM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 04:54 UTC 版)
「Alliance of Valiant Arms」の記事における「STADIUM」の解説
STADIUMは、2010 FIFAワールドカップの開催を記念して実装されたモードである。「Soccerモード」と「Dashモード」の二つがある。基本的なルールは通常の殲滅と変わりないが、近接武器のみ使用可能となっており、マップもサッカーのフィールドを模して作られている。
※この「STADIUM」の解説は、「Alliance of Valiant Arms」の解説の一部です。
「STADIUM」を含む「Alliance of Valiant Arms」の記事については、「Alliance of Valiant Arms」の概要を参照ください。
- stadiumのページへのリンク