qualification
「qualification」とは、資格や技術のことを意味する英語表現である。
「qualification」とは・「qualification」の意味
「qualification」とは、主に「資格」「能力」「適性」「技術」「技能」「免許状」「資格証明」を意味する英語表現である。具体的な資格試験や免許の他に、抽象的に何かをする能力や素質があるという意味でも用いる。動詞「qualify(認定する、資格を与える)」の名詞形である。マーケティング分野における「qualification(クオリフィケーション)」はビジネス用語で、一定の基準を満たしているか判断することを指す。マーケティング部門から内勤営業へ、内勤営業から営業へと購入可能性の高い商談を引き渡していくために見込み顧客について選別を行う工程を指している。「qualification」の複数形
「qualification」の複数形は、「qualifications」である。「qualifications」は資格や能力、限定という意味があり、「No special skills or qualifications are required.(特別な技術や資格は必要ありません)」のように表現する。「qualification」の発音・読み方
「qualification」の発音記号は、アメリカ英語で「kwɑːlɪfɪˈkeɪʃn」、イギリス英語では「kwɒlɪfɪˈkeɪʃn」である。日本語で表記すると、アメリカ英語で「クゥアラァフィケェィシャン」、イギリス英語で「クゥオルフィケェィシャン」のような音。後半の「-ca-」にアクセントが置かれる。「qualification」の語源・由来
「qualification」の語源は、中期フランス語の「qualification」、ラテン語の「quālificātiō(認める)」である。「制限・限定」や「必要な前提条件」「特定の状況や職業に適応させる業績など」といった意味で使われてきた。「qualification」の覚え方
「qualification」は、動詞「qualify」の末尾を接尾辞「-ification(こと)」で名詞化した単語である。同様に「-ification」を用いる単語には、「certification(証明)」「signification(意義)」があり、併せて認識することでスペルを覚えやすくなる。また動詞「qualify」には語根「kwo-(どのような種類の)」が使われており、同じ語から発生した単語としては「quality(質)」「quantity(量)」の他に、whatやwhenなどの疑問詞全般が挙げられる。「どんな質や量の素質があるかを見て、資格を認定する」のようにイメージすると、「qualification」の意味が覚えやすくなる。
「qualification」と「certification」と「license」の違い
「qualification」と「certification」と「license」はどれも、日本語で資格証明や認定を意味する表現である。「qualification」は一般的に資格や能力、学位や卒業証書などを表す。「certification」はコースやプログラムの終了時に発行される書類で、能力や仕事上の一定の基準を満たしたことを第三者が証明するものである。「Librarian Certification(司書資格)」や「Certified psychologist(認定心理士)」のように、教育課程を経て取得した免許状には「certification」が使用される。一方「license」はある国や地域でその職務に就くことを政府機関などが認めるものである。例えば「medical license」はその国で開業を許されている医師免許状を指すが、「medical qualification」は免許を取得した国に関わらず医師としての資格、素質、能力といった意味で用いられる。
「qualification」を含む英熟語・英語表現
「acquisition of qualifications」とは
「acquisition of qualifications」とは、「資格の取得」を意味する表現である。「This way the project working contributes also teachers acquisition of qualifications and further education.(このように、プロジェクトの活動は、教師の資格取得や進学にも貢献している)」のように使用される。
「qualifications and skills」とは
「qualifications and skills」とは、「資格と技能」を意味する表現である。英文の履歴書や職務経歴書などで、所持している資格のリストを記入する欄の項目名などに利用される。「Assessment and recognition of foreign qualifications and skills is a very complex issue(外国の資格や技能の評価・認定は、非常に複雑な問題である)」のように用いられる。
「qualification」の使い方・例文
「資格」という意味では、以下のような表現がある。「Success rates measure performance in terms of completing and passing qualifications.(合格率は、資格の取得や合格の実績を測定するものだ)」「Distance learning courses are available at many levels, including degree and postgraduate qualifications.(遠隔教育コースは、学位や大学院の資格など、さまざまなレベルで提供されている)」「The debate in the House of Lords on the amendments made in the Commons to the Professional Qualifications Bill, from 5 April.(4月5日より、下院で行われた専門家資格法案に対する修正案の審議の様子である)」「認証」という使い方では、「When it comes to the managing of instrument calibration and system qualifications, this offers unique advantages.(機器校正とシステム認証の管理に関して、ユニークな利点を提供する)」のように用いられる。
「認定」という言い方で、「All committees are encouraged to describe each committee award and the necessary qualifications and voting procedures in these bylaws.(全ての委員会には、それぞれの委員会表彰及び必要な認定手順及び投票手順を、この細則に定めることが推奨される)」のような表現がある。
「留保」という表現では、「Moelis’ analysis was delivered to the Board of Directors on November, and was subject to certain assumptions, qualifications, limitations and procedures as set out therein.(モーリスの分析は、11月に取締役会に提出され、そこに記載されている一定の前提、資格、制限および手続きに従ったものである)」のように使用される。
「qualification」の例文・使い方・用例・文例
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