PVP
「PVP」とは、プレイヤー対プレイヤー・ポリビニルピロリドン・植物品種保護・経皮的椎体形成術のことを意味する表現である。
「PVP」とは・「PVP」の意味
「PVP」は、コンピュータゲームにおいて、プレイヤーとプレイヤーが対戦すること、また、プレイヤー同士が対戦するシステムやゲームモードを指す。「player versus player」を略して、PVPである。対戦要素があるゲームでは、プレイヤー同士が対戦をするか、プレイヤーがコンピュータと対戦をするかのいずれかに分かれる。そして、コンピュータと対戦することは、「PVE(player versus environment)」と呼ばれ、PVPと区別される。PVPの要素が搭載されているゲームとしては、スマートフォン向けアプリであるポケモンGOが挙げられる。ポケモンを保有しているプレイヤー同士が、バトルを行うPVPだ。近くにいるプレイヤーの他、フレンドとのPVPも可能である。PVPでプレイヤー同士が戦うと、報酬を得ることができる。また、フレンドとの対戦を行うと、ゲーム内での絆が強まる仕様となっている。
様々なゲーム端末でプレイできるマイクラ(マインクラフト)では、特別なモードは用意されていないが、PVPを行うことは可能だ。PVPが許可され、プレイヤー同士の攻撃が有効になっているサーバーに入って対戦を行う形だ。PVPのルールは、サーバー管理者やPVPの主催者に委ねられている。限られた時間内で個人プレイヤーが生き残りをかけて戦うバトルロワイヤル形式や、組織同士での大規模な戦闘など、多種多様なPVPができるようになっている。
PVPの何が楽しいと感じるのかは、プレイヤーによって異なる。大勢のプレイヤーがPVPの魅力として挙げるのは、戦略性の高さである。PVEでは、プログラムに従って戦うコンピュータが相手であるため、ある程度行動の予測ができてしまう。それに対してPVPは、何を考えているのかわからない人間を相手に戦う。そのため、勝利するために色々と策を練ったり、相手の行動パターンをいくつも予測しなければならない。そうして、奥が深いゲームプレイができることに、魅力を感じるプレイヤーは少なくない。また、人間に勝ち、優越感を得られることに魅力を感じるプレイヤーも大勢いる。
ただ、全てのプレイヤーが、PVPに魅力を感じているとは限らない。プレイヤーの中には、他者と争わず、PVEでコンピュータ相手に戦っていたいと考える人もいる。スマートフォン向けアプリの原神は、PVEのみのゲームであるが、内容がマンネリ、単調になってしまうのを防ぐために、PVPの導入を希望する声が挙がることが多い。しかし、PVPを導入すると課金をした人が有利なゲームになってしまう、そもそも原神で人と対戦したくないといった理由で、PVPに反対するプレイヤーも少なくない。
PVPは、化学物質であるポリビニルピロリドン(polyvinylpyrrolidone)の略称としても使用される。水に溶けやすい性質を持ち、混ぜ合わせたものを水に溶かす働きもある。そのため、工業用インクや化粧品など、幅広いものの原材料として使用されている。うがい薬などに使用されている消毒薬、ポビドンヨードも、PVPが原材料となっている代表的な成分である。
PVPは、植物品種保護(plant variety protection)の略称としても使用される。新しく作られた植物を保護する、種苗法に関する用語である。日本では、新たに開発された植物がPVPの対象となった場合、開発者の許可なく、第三者がその植物を販売したり譲渡したりしてはならない。海外へ輸出する場合も、開発者の許可が必要である。許可のない販売や譲渡、輸出は、違法行為となる。
医療分野では、PVPは経皮的椎体形成術の手法のひとつを指す。「percutaneous vertebroplasty」を略して、PVPとなる。椎骨を構成する椎体が圧迫骨折した際、潰れた部分に医療用セメントを流し込んで固定し、症状の悪化や痛みを抑える手術が、PVPである。経皮的椎体形成術には、PVPと、風船によって椎体内の形を整えてからセメントを流し込むBKP(baloon kypoplasty)の2通りがある。
「PVP」の熟語・言い回し
PVPマークとは
「PVPマーク」は、特定の植物が、種苗法の登録品種であることを証明するための印である。出願が認められ、実際に登録されると、使用することができるようになる。そして、種苗法の登録品種を販売する場合、販売者はPVPマークの表示が義務付けられている。
ピー‐ブイ‐ピー【PvP】
読み方:ぴーぶいぴー
《person versus person/player versus player》オンラインゲームで、プレーヤーの操作するキャラクター同士が対戦すること。対人戦。
PvP
別名:プレイヤー対プレイヤー
PvPとは、俗に、オンラインゲーム上でプレイヤー同士が戦うことである。
PvPはMMORPGをはじめとする多人数参加型のオンラインゲームにおけるシステムの1つである。いわゆる対人戦闘であり、コンピュータではなくプレイヤーキャラクターと、1対1、または、多対多で戦闘する。システムによっては、PvPの際にはゲーム内で特定の対戦モードへ移行したり、特定の場所への移動、特定のサーバーへの接続等を伴う場合がある。
PKは、プレイヤーが他のプレイヤーキャラクターを攻撃するという点でPvPと共通するが、プレイヤーが一方的に攻撃を受けるのか、双方合意して対決するのかという点において異なると言える。
オンラインゲーム: | MMOG MOBA PlayOnline PvP RMT ラグナロクオンライン リアルマネートレード |
PVP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 02:08 UTC 版)
PVP
- ポリビニルピロリドン
- PVPマーク
- PVP装甲車 - フランスの装甲車
- PHS Voice Profile - Bluetoothプロファイルの一つ
PvP
- プレイヤー対プレイヤー(英: Player versus player)の略で「人対人で行なう対戦」という意味。オンラインゲームの活性・流行・普及にともなって読み書きされるようになったゲーム用語ともいえ、それ以前は通信対戦、対人対戦などが広く使われていた。
PVP(ポリビニルピロリドン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 14:20 UTC 版)
「博愛新開源製薬」の記事における「PVP(ポリビニルピロリドン)」の解説
CAS NO.:9003-39-8 NVPの高分子重合物であり、成膜性、吸湿性、粘着性などの性質を有し、工業、化粧品、医薬領域など幅広く使われている。
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