probe
別表記:プローブ、プロウブ
「probe」とは、探る・調べる・精査するなどのことを意味する英語表現である。
probeには他にも意味があり、医療現場でのprobeは、医療機器の患者に直接触れる部分のことを指す。超音波検査機器や、パルスオキシメーターなどの、直接体に当たる部分のことである。化学におけるprobeとは、目印の役割を担う物質のことを指す。目的物質の検出を行う際に、目印として標識した物質を使うことがあるが、この物質を化学分野でprobeと呼ぶ。例えとして、あるタンパク質を検出したいときに、標識した抗体を用いて検出することがあるが、この標識した抗体をprobeと呼ぶ。
「プローブする」とは、調査する、精査するといった意味で使われる。プローブが精査、調査、探査などを意味する表現であるため、このように表現することができる。
「PROBE試験/PROBE法」とは、前向き無作為オープン結果遮蔽試験とも呼ばれている前向き試験の一つである。このPROBEとは、Prospective Randomized Open Blinded End-pointのことであり、それぞれ前向き、無作為、オープン、エンドポイントブラインドという意味を持っている。前向き試験を無作為化で行い、試験の対象者には情報は開示されるが、評価者には情報は開示されず、提示された結果から、評価を行うといった試験である。前向き試験とは、疫学調査における試験の一つであり、現在から未来に向かって、生じる現象を観察する試験である。PROBE試験の特徴として、試験に参加する対象者には情報を開示して試験を行うことができるが、評価者には情報が一切入らないため、盲検試験と同程度の信頼ができるとされている。PROBE試験のデメリットとして、試験の内容に不都合な結果が出てしまった場合、それを対象者側が隠ぺいしてしまうと、そのような事実があったことすら評価者には伝わらないため、評価者はその事実を知らないまま誤った評価をしてしまう可能性があるという点が挙げられるが、大規模な臨床試験ではランダム化比較試験や二重盲検試験は現実的に難しいため、試験の目的によって、適切に使い分けることが重要であるとされている。
「fluorescence probe」とは、蛍光プローブのことである。蛍光プローブとは、特定の生体分子と親和性が高く、蛍光に関する特性を持つ標識化合物のことである。この化合物を用いて測定対象と反応させることによって、対象の物質を非破壊的に観測することができる。これによって、生体分子自体や活性、がん細胞などを特異的に検出することが可能になる。
・Prove the cause of the accident.(事故の原因を究明する)
・Use a probe to perform the inspection.(プローブを使って検査を行う)
・The asteroid probe was successfully launched.(小惑星探査機の打ち上げに成功した)
・Mars probe landed safely on Mars.(火星探査機が無事に火星に着陸した)
・Detect biomolecules by fluorescent probes.(蛍光プローブによって、生体分子を検出する)
・PROBE study is as reliable as a blinded study.(PROBE試験は、盲検試験と同等の信頼性を持つ試験である)
などの例文が挙げられる。
「probe」とは、探る・調べる・精査するなどのことを意味する英語表現である。
「probe」とは・「probe」の意味
「probe」とは、探査する、精査する、調査などを意味する表現である。名詞と動詞のどちらでも使用することができるため、前後の文章によって訳し方が異なる。probeには他にも意味があり、医療現場でのprobeは、医療機器の患者に直接触れる部分のことを指す。超音波検査機器や、パルスオキシメーターなどの、直接体に当たる部分のことである。化学におけるprobeとは、目印の役割を担う物質のことを指す。目的物質の検出を行う際に、目印として標識した物質を使うことがあるが、この物質を化学分野でprobeと呼ぶ。例えとして、あるタンパク質を検出したいときに、標識した抗体を用いて検出することがあるが、この標識した抗体をprobeと呼ぶ。
「probe」の発音・読み方
「probe」の読み方はプローブであり、発音記号は米国英語でpróʊbである。「probe」の活用変化一覧
「probe」の活用変化は、動詞は現在分詞がprobing、過去形と過去分詞がprobed、三人称単数現在がprobesとなり、名詞は複数形がprobesと変化する。「probe」の語源・由来
「probe」は、ラテン語で調査を意味するprobaが語源であり、probaは、良いという意味を持つprobusから来ているため、probeには「良いかどうかを調べること」というイメージがある。「probe」の覚え方
「probe」の覚え方は、probeの語源が「良いかどうか調べること」であるということを覚えていると、probeが調査するという意味であることを覚えやすい。「probe」を含む英熟語・英語表現
「プローブする」とは
「プローブする」とは、調査する、精査するといった意味で使われる。プローブが精査、調査、探査などを意味する表現であるため、このように表現することができる。
「probe」を含む用語の解説
「PROBE試験/PROBE法」とは
「PROBE試験/PROBE法」とは、前向き無作為オープン結果遮蔽試験とも呼ばれている前向き試験の一つである。このPROBEとは、Prospective Randomized Open Blinded End-pointのことであり、それぞれ前向き、無作為、オープン、エンドポイントブラインドという意味を持っている。前向き試験を無作為化で行い、試験の対象者には情報は開示されるが、評価者には情報は開示されず、提示された結果から、評価を行うといった試験である。前向き試験とは、疫学調査における試験の一つであり、現在から未来に向かって、生じる現象を観察する試験である。PROBE試験の特徴として、試験に参加する対象者には情報を開示して試験を行うことができるが、評価者には情報が一切入らないため、盲検試験と同程度の信頼ができるとされている。PROBE試験のデメリットとして、試験の内容に不都合な結果が出てしまった場合、それを対象者側が隠ぺいしてしまうと、そのような事実があったことすら評価者には伝わらないため、評価者はその事実を知らないまま誤った評価をしてしまう可能性があるという点が挙げられるが、大規模な臨床試験ではランダム化比較試験や二重盲検試験は現実的に難しいため、試験の目的によって、適切に使い分けることが重要であるとされている。
「fluorescence probe」とは
「fluorescence probe」とは、蛍光プローブのことである。蛍光プローブとは、特定の生体分子と親和性が高く、蛍光に関する特性を持つ標識化合物のことである。この化合物を用いて測定対象と反応させることによって、対象の物質を非破壊的に観測することができる。これによって、生体分子自体や活性、がん細胞などを特異的に検出することが可能になる。
「probe」の使い方・例文
「probe」の使い方として、・Prove the cause of the accident.(事故の原因を究明する)
・Use a probe to perform the inspection.(プローブを使って検査を行う)
・The asteroid probe was successfully launched.(小惑星探査機の打ち上げに成功した)
・Mars probe landed safely on Mars.(火星探査機が無事に火星に着陸した)
・Detect biomolecules by fluorescent probes.(蛍光プローブによって、生体分子を検出する)
・PROBE study is as reliable as a blinded study.(PROBE試験は、盲検試験と同等の信頼性を持つ試験である)
などの例文が挙げられる。
メタゾール
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