plausible
別表記:プラージビル、プラージブル
「plausible」とは、もっともらしい・まことしやかな・口先が上手いなどを意味する英語表現である。
「口先だけの」、「言行不一致の」という意味を持つ「insincere」も「plausible」の類語である。「plausible」との相違点としては、「口が達者な」という「plausible」には一種の称賛のニュアンスも込められているのに対して、「insincere」は批判的なニュアンスがより強い点が挙げられるだろう。また、マイナスの意味で使われる「insincere」と異なり、「plausible」は「頷ける」「妥当性が高い」というプラスの意味でも使われることがある点にも注意しておきたい。
「plausible lie」とは、「もっともらしい嘘」、「心地よい嘘」という意味の熟語である。「lie」は「嘘」という意味の名詞であるが、「もっともらしい」を意味する「plausible」で修飾することによって「もっともらしい嘘」や「まことしやかな嘘」といった意味となる。また、聞いていて頷けるというニュアンスも含まれるため、聞いていて「心地よい嘘」という意味でも用いられる。
「not plausible」は、「妥当ではない」、「もっともらしくない」という意味の熟語である。また、何らかの言説・学説に対して「not plausible」と表現した場合、その言説や学説が事実である「可能性が低い」という意味となる。
「implausible」は、「信じられない」、「ありそうにない」といった意味の言葉である。「plausible」とは対義語の関係となる。「plausible」を「not」で打ち消すことで「妥当ではない」、「可能性は低い」としている「not plausible」と違って、「ありえない」「可能性はゼロである」と完全に反対の意味となっているのが「implausible」の特徴と言えるだろう。
「plausible」とは、もっともらしい・まことしやかな・口先が上手いなどを意味する英語表現である。
「plausible」とは・「plausible」の意味
「plausible」とは、言動や陳述などが「もっともらしい」、あるいは「まことしやかな」といった意味を持つ英語の形容詞である。ここから派生して、人物に対して「口先が上手い」と形容する際にも用いられる。また、派生語として副詞の「plausibly」、名詞の「plausibility」および「plausibleness」がある。意味としては「plausible」と同様に「もっともらしく」「もっともらしさ」などといった意味となる。語呂合わせでの覚え方としては、「プラ、自分で捨てたともっともらしい言い訳」といったものがある。「プラ、自分」で発音、「もっともらしい」で意味を表現しており、両者を関連付けて覚えることが可能である。「plausible」の発音・読み方
「plausible」の発音は、アメリカン・イングリッシュの場合は「プラージブル」、クイーンズ・イングリッシュの場合は「プラージビル」となる。アクセントの置き方に関しては、アメリカン・イングリッシュは「ラ」に置き、クイーンズ・イングリッシュは「プ」に置く。このように、「plausible」はアメリカン・イングリッシュとクイーンズ・イングリッシュの間でかなり発音の差が激しい単語のひとつであるため、聞き取る際には注意が必要となる。「plausible」の語源・由来
「plausible」の語源は、ラテン語の「plaudo」(拍手)に可能を意味する接尾辞「-iblis」が付与されたものである。拍手ができるほど、即ち「称賛ができるほど雄弁である」ことから、「口先が上手い」、「口達者である」という意味になり、ひいては「もっともらしい」や「まことしやかな」といった意味が付与されていった。ちなみに、同じく「plaudo」を語源とする単語に、「拍手喝采」や「称賛」を意味する「applause」がある。「plausible」の類語
「plausible」の類語にはいくつか存在する。例えば、「信頼できる」を意味する「credible」や「believable」が類語と言えるだろう。ただし、「credible」や「believable」は「心から信用できる」、「説得力がある」といったニュアンスであるのに対して、「plausible」は「一見すると信頼できるが確信までは至らない」「心の底からは信頼できない」と、何らかの裏があることを疑うニュアンスが込められる場合がある。「口先だけの」、「言行不一致の」という意味を持つ「insincere」も「plausible」の類語である。「plausible」との相違点としては、「口が達者な」という「plausible」には一種の称賛のニュアンスも込められているのに対して、「insincere」は批判的なニュアンスがより強い点が挙げられるだろう。また、マイナスの意味で使われる「insincere」と異なり、「plausible」は「頷ける」「妥当性が高い」というプラスの意味でも使われることがある点にも注意しておきたい。
「plausible」を含む英熟語・英語表現
「plausible lie」とは
「plausible lie」とは、「もっともらしい嘘」、「心地よい嘘」という意味の熟語である。「lie」は「嘘」という意味の名詞であるが、「もっともらしい」を意味する「plausible」で修飾することによって「もっともらしい嘘」や「まことしやかな嘘」といった意味となる。また、聞いていて頷けるというニュアンスも含まれるため、聞いていて「心地よい嘘」という意味でも用いられる。
「plausible」に関連する用語の解説
「not plausible」とは
「not plausible」は、「妥当ではない」、「もっともらしくない」という意味の熟語である。また、何らかの言説・学説に対して「not plausible」と表現した場合、その言説や学説が事実である「可能性が低い」という意味となる。
「Implausible」とは
「implausible」は、「信じられない」、「ありそうにない」といった意味の言葉である。「plausible」とは対義語の関係となる。「plausible」を「not」で打ち消すことで「妥当ではない」、「可能性は低い」としている「not plausible」と違って、「ありえない」「可能性はゼロである」と完全に反対の意味となっているのが「implausible」の特徴と言えるだろう。
「plausible」の使い方・例文
「plausible」は、「His explanation sounds plausible.」(彼の説明はもっともらしく聞こえる)のように、「話」や「意見」、「言説」などを修飾した場合は「もっともらしい」「まことしやかな」といった意味となる。一方で、「He is more plausible than his brother.」(彼は彼の兄弟と比べて口が上手い)のように、「人物」を説明、あるいは修飾した場合は「口達者である」という意味合いになる。どちらの意味で用いられているかを正確に判断するためには、修飾されている対象を見極めるとよいだろう。- plausibleのページへのリンク