owing to
別表記:オウイングトゥー
「owing to」とは、「~のせいで」「~のために」「~のおかげで」といった何らかの原因もしくは理由を表す場合に使われる英語表現である。
・due to
・because of
・on account of
・thanks to
また一般的に「~が原因で」や「~のおかげで」を意味する英語表現としては、「because of」が使われることが多い。ただし「because of」は口語的な表現なのに対し、「owing to」はフォーマルな場面や書き言葉で使われることが多いという違いがあげられる。
「owing to 動名詞」とは、「~のおかげで」「~のせいで」の意味で使われる英語表現である。例えば「owing to having(持っているおかげで)」、「owing to eating(食べたせいで)」などの形で使われる。
「on account of」は、「owing to」と」同じように「~のために」や「~が原因で」といった意味で使われる英語表現である。ただし「owing to」がネガティブとポジティブの両方の理由や原因を表す英語表現で使われるのに対し、「on account of」はネガティブな理由や原因を表す場合で使われることが多い。例えば「The sports day was canceled on account of the rain.(雨のせいで運動会は中止になった)」という文章は、「The sports day was canceled owing to the rain.」と言い換えられる。
また「on account of」はネガティブな理由を示す時に使われる英語表現だが、ポジティブな理由を表す場合に使われることが多い英語表現に「thanks to」があげられる。「thanks to」は、「Thanks to my hard work, I got a good mark on the test.(頑張ったおかげでテストで良い点が取れた)」などの形で使われ、「Owing to my hard work, I got a good mark on the test.」と言い換えることもできる。
「owing」とは、「借りている」「借りとなっている」「未払いの」を意味する形容詞として使われる英語表現である。「owing」は「own」の現在分詞表現でもある。また「owe A to B」という表記で、「AをBから借りている」という意味になる。そこから「Aに関して、Bから借りがある」という意味が変化して、「owe to」は「~おかげでこうなった」や「~のおかげをこうむる」を意味するようになる。「owe to」を分詞構文にした「owing to」は「~のおかげで」や「~のせいで」といった意味で使われている。
・I got a stomach ache owing to eating a lot.
たくさん食べたせいでお腹が痛くなった。
・Owing to his bad health, he was unable to perform at his best.
体調不良のせいで彼は実力を発揮できなかった。
・They arrived late owing to the rain.
雨が原因で彼らは遅れて到着した。
・I got through the pinch owing to your advice.
あなたのアドバイスのおかげでピンチを乗り切れた。
・I am who I am today owing to my mother.
今の私があるのは母のおかげである。
「owing to」とは、「~のせいで」「~のために」「~のおかげで」といった何らかの原因もしくは理由を表す場合に使われる英語表現である。
「owing to」とは・「owing to」の意味
「owing to」は、何らかの原因や理由を表す時に使われる英語表現である。また「owing to」は、「~のせいで」や「~が原因で」といったネガティブな意味と、「~のおかげで」や「~のために」といったポジティブな意味の両方で使われている。「owing to」は、「owing(借りている)」を含んでいる英語表現なので、「~借りがある状態=~が原因で、~のせいで」といったイメージの覚え方がある。「owing to」の発音・読み方
「owing to」における「owing」の発音記号は、「óuiŋ」である。また「owing to」の発音の目安のカタカナ表記は、「オゥイン(グ)トゥー」である。「owing to」の語源・由来
「owing to」の「owing」は、「owe」の現在分詞表現である。また「owe」は、ラテン語の「debere(借りがある、~のおかげである)」に由来している。「owing to」の類語
「owing to」には、以下の類語表現があげられる。・due to
・because of
・on account of
・thanks to
「owing to」と「due to」の違い
「owing to」と「due to」は、どちらも「~のおかげである」「~のためである」といった意味で使われる英語表現である。意味は同じだが、使い方には違いがあるので区別して覚える必要がある。2つの表現の最大の違いとなるのが、「due to」は「be動詞」の後で使われるのが多いのに対し、「owing to」の前に「be動詞」をつけるのは避けられる傾向が見られることである。「be owing to」も文法的には誤りではないものの、基本的に「be due to」が使われる。また一般的に「~が原因で」や「~のおかげで」を意味する英語表現としては、「because of」が使われることが多い。ただし「because of」は口語的な表現なのに対し、「owing to」はフォーマルな場面や書き言葉で使われることが多いという違いがあげられる。
「owing to」を含む英熟語・英語表現
「owing to 動名詞」とは
「owing to 動名詞」とは、「~のおかげで」「~のせいで」の意味で使われる英語表現である。例えば「owing to having(持っているおかげで)」、「owing to eating(食べたせいで)」などの形で使われる。
「owing to」に関連する用語の解説
「on account of」とは
「on account of」は、「owing to」と」同じように「~のために」や「~が原因で」といった意味で使われる英語表現である。ただし「owing to」がネガティブとポジティブの両方の理由や原因を表す英語表現で使われるのに対し、「on account of」はネガティブな理由や原因を表す場合で使われることが多い。例えば「The sports day was canceled on account of the rain.(雨のせいで運動会は中止になった)」という文章は、「The sports day was canceled owing to the rain.」と言い換えられる。
また「on account of」はネガティブな理由を示す時に使われる英語表現だが、ポジティブな理由を表す場合に使われることが多い英語表現に「thanks to」があげられる。「thanks to」は、「Thanks to my hard work, I got a good mark on the test.(頑張ったおかげでテストで良い点が取れた)」などの形で使われ、「Owing to my hard work, I got a good mark on the test.」と言い換えることもできる。
「owing」とは
「owing」とは、「借りている」「借りとなっている」「未払いの」を意味する形容詞として使われる英語表現である。「owing」は「own」の現在分詞表現でもある。また「owe A to B」という表記で、「AをBから借りている」という意味になる。そこから「Aに関して、Bから借りがある」という意味が変化して、「owe to」は「~おかげでこうなった」や「~のおかげをこうむる」を意味するようになる。「owe to」を分詞構文にした「owing to」は「~のおかげで」や「~のせいで」といった意味で使われている。
「owing to」の使い方・例文
「owing to」の使い方には、以下のような例文があげられる。・I got a stomach ache owing to eating a lot.
たくさん食べたせいでお腹が痛くなった。
・Owing to his bad health, he was unable to perform at his best.
体調不良のせいで彼は実力を発揮できなかった。
・They arrived late owing to the rain.
雨が原因で彼らは遅れて到着した。
・I got through the pinch owing to your advice.
あなたのアドバイスのおかげでピンチを乗り切れた。
・I am who I am today owing to my mother.
今の私があるのは母のおかげである。
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