onto
別表記:オントゥ
「onto」とは、対象となるものの上へということを意味する表現。
「hold onto」とは、「しがみつく」「固執する」「保持する」という意味である。「These words, I hold onto all my life.(これらの言葉は、私が生涯大切にしているものだ」、「I still hold onto this picture.(私はまだこの写真を持ち続けている)」などのように用いる。
「be onto」とは、「~を理解する」「事実に気づく」という意味である。「I think I may be onto something.(私は心当たりがあるような気がする)」などのように使う。
「get onto」とは、「~に乗る」「(不正を)突き止める」「~にやかましく言うなどの意味を持つイディオムである。「Where did you get onto this bus? (君はどこでこのバスに乗ったのか)」、「I get onto a person to clean his nails.(私は人に爪をきれいにするようにうるさく言う)」などと使う。
「onto the plane」とは、「飛行機に乗り込んで」という意味となり、飛行機に乗るという動作に重点を置く表現となる。「by plane」が「飛行機で(移動する)」のように手段を表したり、「in a plane」が「飛行機の中で(何かが起きる)」のように場所を表したりする表現とは、この動作性の点で違いがある。
「go onto」とは、「(次に)行く」「(次の状態に)進む」という意味である。「It was then their turn to go onto the defensive.(今度は彼らが守勢に立たされる番だった)」のように、ある状態が次の状態に進む場合などに用いる。
「step onto」とは、「~に足を下す」という意味である。「I step onto campus(私はキャンパスに足を踏み入れる)」などの使い方である。
「be on to」とは、「(秘密などを)かぎ分ける・よく知っている」という意味である。「He is on to our plot. (彼は私たちの計画を熟知している)」などのように用いる。
「onto」とは、対象となるものの上へということを意味する表現。
「onto」とは・「onto」の意味
「onto」とは、「on」+「to」のことで、「~の上に」のようにある表面への移動を示したり、「~に面して」「~の方に」といった具合に方向を示したり、接触している状態を示して「〜につかまって」のように訳されたり、また、見つけたという感情を示して「~に気づいて」といったような意味を表す際に用いられる前置詞である。主にアメリカ英語で使用され、イギリス英語では一般的に「on to」と2語に分けられる。イギリス英語で強いて「onto」を使用する場合は、問い合わせや苦情などを受けた際に「~と連絡を取り合って」のような意味合いで使われるケースが多い。「onto」の発音・読み方
「onto」の発音記号は「ˈɑntu」となり、日本語読み風にカタカナ表記すると「オントゥ」である。「onto」の語源・由来
「onto」は、英語の「on」+「to」に由来しており、「on」はさらにゲルマン祖語で「~の上に」を意味する「an」が、「to」は反復を示す動詞語尾であるラテン語の「-o」がそれぞれ語源となっているものである。「onto」のイメージ
「onto」は、「~の上にある」という状態を示すのではなく、「~の上に移動しつつある」という動作に焦点をあてているイメージとなる。「The book is on the table.(その本はテーブルの上にある)」とすれば、テーブルの上に本が「ある」という状態を表しているに過ぎないが、「I saw a cat jumping onto the sofa.(私は猫がソファに飛び乗ったのを見た)」であれば、ソファへの猫の移動が「飛び乗る」という動作で示されている、という違いである。「onto」を含む英熟語・英語表現
「hold onto」とは
「hold onto」とは、「しがみつく」「固執する」「保持する」という意味である。「These words, I hold onto all my life.(これらの言葉は、私が生涯大切にしているものだ」、「I still hold onto this picture.(私はまだこの写真を持ち続けている)」などのように用いる。
「be onto」とは
「be onto」とは、「~を理解する」「事実に気づく」という意味である。「I think I may be onto something.(私は心当たりがあるような気がする)」などのように使う。
「get onto」とは
「get onto」とは、「~に乗る」「(不正を)突き止める」「~にやかましく言うなどの意味を持つイディオムである。「Where did you get onto this bus? (君はどこでこのバスに乗ったのか)」、「I get onto a person to clean his nails.(私は人に爪をきれいにするようにうるさく言う)」などと使う。
「onto the plane」とは
「onto the plane」とは、「飛行機に乗り込んで」という意味となり、飛行機に乗るという動作に重点を置く表現となる。「by plane」が「飛行機で(移動する)」のように手段を表したり、「in a plane」が「飛行機の中で(何かが起きる)」のように場所を表したりする表現とは、この動作性の点で違いがある。
「go onto」とは
「go onto」とは、「(次に)行く」「(次の状態に)進む」という意味である。「It was then their turn to go onto the defensive.(今度は彼らが守勢に立たされる番だった)」のように、ある状態が次の状態に進む場合などに用いる。
「step onto」とは
「step onto」とは、「~に足を下す」という意味である。「I step onto campus(私はキャンパスに足を踏み入れる)」などの使い方である。
「be on to」とは
「be on to」とは、「(秘密などを)かぎ分ける・よく知っている」という意味である。「He is on to our plot. (彼は私たちの計画を熟知している)」などのように用いる。
「onto」に関連する用語の解説
「onto」は、数学の用語で「全射の」という意味を示す言葉でもある。写像が全射的である、という状態を表しているもので、「その終域となる集合の元はどれもその写像の像として得られる」という内容を示している。「onto」の使い方・例文
「onto」の使い方・例文としては、「Can I bring this onto a plane?(これは機内持ち込みできますか?)」、「Don't push your mistakes onto me.(君のミスを私に押し付けるなよ)」、「The film was projected onto a screen.(映画がスクリーンに映し出された)」などを挙げることができる。- ontoのページへのリンク