normとは? わかりやすく解説

norm

別表記:ノーム

「norm」の意味

「norm」は、一般的な基準標準規範意味する英単語である。社会的なルール期待される行動様式、あるいは数学科学における基準値など、さまざまな分野使用される具体的な例としては、社会的な規範道徳規範学業基準品質基準などが挙げられる

「norm」の発音・読み方

「norm」の発音は、IPA表記では /nɔːrm/ であり、IPAカタカナ読みでは「ノーム」となる。日本人発音するカタカナ英語では「ノーム」と読む。

「norm」の定義を英語で解説

A norm is a standard, model, or pattern regarded as typical or representative of a particular group or situation. It can refer to social rules, expectations, or standards that guide behavior, as well as mathematical or scientific principles. Norms can be formal or informal, and they can vary across cultures and time periods.

「norm」の類語

「norm」の類語には、standard標準)、criterion基準)、ruleルール)、guideline指針)、convention慣習)などがある。これらの単語は、いずれもある基準標準を示す意味で使用されるが、それぞれニュアンス用途異なる。

「norm」に関連する用語・表現

「norm」に関連する用語表現には、social norm社会規範)、moral norm(道徳規範)、cultural norm(文化規範)、normative規範的な)、norm violation規範違反)などがある。これらの用語は、「norm」を含む概念状況詳しく説明する際に使用される

「norm」の例文

1. The company has established strict quality norms to ensure customer satisfaction.(会社顧客満足度確保するために厳格な品質基準設定している。) 2. In some cultures, it is the norm for women to wear headscarves.(一部文化では、女性頭巾着用するのが一般的である。) 3. The new policy aims to change the social norms around smoking.(新し政策は、喫煙に関する社会規範変えることを目指している。) 4. The norm in this industry is to work long hours.(この業界では、長時間働くのが一般的である。) 5. The teacher set high academic norms for the students.(先生生徒たちに高い学業基準設定した。) 6. The restaurant failed to meet the health and safety norms.(そのレストランは、健康と安全基準満たしていなかった。) 7. The concept of personal space is a cultural norm that varies from country to country.(個人空間という概念は、国によって異な文化規範である。) 8. The athlete's performance was well above the norm for his age group.(その選手パフォーマンスは、彼の年齢層基準大幅に上回っていた。) 9. Environmental norms have become more stringent in recent years.(環境基準近年、より厳格になっている。) 10. The company's dress code is a norm that all employees must follow.(会社服装規定は、すべての従業員が従わなければならない基準である。)

ノーム【norm】

読み方:のーむ

標準基準規範模範


き‐はん【規範/軌範】

読み方:きはん

行動判断の基準となる模範手本。「社会生活の—」

《(ドイツ)Norm》哲学で、判断評価行為などの基準となるべき原則


Norm

名前 ノーム

NかMか

(norm から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 23:38 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
NかMか
N or M?
著者 アガサ・クリスティ
訳者 深町眞理子
発行日 1941年6月
1978年12月
発行元 ドッド・ミード&カンパニー
Collins Crime Club
ジャンル 推理小説
イギリス
前作 白昼の悪魔
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

NかMか』(N or M?)はアガサ・クリスティによる長編推理小説である。

この作品は1941年にアメリカ合衆国のドッド・ミード&カンパニー英語版から出版され[1][2]、同年11月イギリスの en:Collins Crime Club から出版された[3]。アメリカでは$2.00で発売された一方[2]、イギリスでは7シリング6ペンスだった[3]

原題は聖公会祈祷書カテキズム「汝のクリスチャンネームは何か。NかMで答えよ。」("What is your Christian name? Answer N. or M.") から取られている[4]

秘密機関』、『おしどり探偵』に続くトミーとタペンスが主人公の小説。

あらすじ

時代は第2次世界大戦開戦後の1940年。情報局の関係者が、「NかM。ソング・スージー。」(N or M. Song Susie.) という言葉を残して死んだ。 一方子供も戦時下の奉仕活動に携わるようになる中、手持無沙汰にしていたベレズフォード夫婦(主にタペンス)の元に、ソング・スージーが南海岸の保養地リーハンプトンにあるゲストハウス「無憂荘」(サン・スーシ,Sans Souci)であることを知った情報局の職員グラントが訪れ、タペンスを追い出したうえでトミーに、ナチスの大物スパイとされる"NかM"の正体を突き止めるように命じた。 ところが偽名で捜査に乗り出したトミーが見たものは、そのことを知ったタペンスが先回りし変名を用いて「無憂荘」に来ているという予想外の状況だった。 かくして、二人は夫婦であることを悟られぬよう、それぞれ「男漁りをする未亡人」と「その餌食となるかわいそうな男」を演じることとなった。

登場人物

トミー・ベレスフォード
主人公で、今回の事件の前までは妻共々戦時下で働こうとして軍などに行っても皆断られてしまっていた。そんな時に(「一線を離れていたため敵方に知られていない」という理由で)情報局からの依頼を受け、変名で「無憂荘」に来ていた。
タペンス・ベレスフォード
トミーの妻で、夫に内緒で先回りして変名で「無憂荘」に来ていた。
子どもたちにはおばのグレーシーの家に訪れていると知らせたが…。
デリク・ベレスフォード
トミーとタペンスの息子。本作の時期では空軍に入隊している。
デボラ・ベレスフォード
デリクの双子の妹。親元を離れ軍の暗号課で働いている。
グラント
軍需省の職員。トミーのかつての上司に勧められ、彼に極秘任務を依頼しに来た。
アルバート
ベレスフォード夫妻の探偵会社経営時代の事務係。本作では夫妻の元を離れていたが、タペンスの依頼を受け協力することに。

「無憂荘」の関係者

ペレナ夫人
「無憂荘」の女主人。
シーラ・ペレナ
ペレナ夫人の娘。
カール・フォン・ダイニム
ドイツからの亡命者である英国の科学研究所の職員で、「無憂荘」の客。
スプロット夫人
「無憂荘」の客。
ベティ・スプロット
スプロット夫人の娘である幼女で、タペンスになついている。また、マザー・グースの絵本が大好きでその中でも「があがあがちょうさん英語版」がお気に入り。
オルーアク夫人
「無憂荘」の客。小山のようと喩えられる大柄な老婦人。
ケイリー夫妻
「無憂荘」の客。
ヘイドック
海軍中佐。
ブレッチリー少佐
「無憂荘」の客。

その他、リーハンプトンの住民など複数の人物が登場する。

日本語訳

題名 出版社 文庫名 訳者 巻末 カバーデザイン 初版年月日 ページ数 ISBN 備考
NかMか 早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫1-42 深町眞理子     978-4150700423
NかMか 早川書房 クリスティー文庫48 深町眞理子 解説 渡辺武信 Hayakawa Design 2004年4月16日   4-15-130020-1

映像化

脚注

  1. ^ John Cooper and B.A. Pyke. Detective Fiction - the collector's guide: Second Edition (pp. 82, 87) Scholar Press. 1994; ISBN 0-85967-991-8
  2. ^ a b "American Tribute to Agatha Christie"
  3. ^ a b Chris Peers, Ralph Spurrier and Jamie Sturgeon. Collins Crime Club ? A checklist of First Editions. Dragonby Press (Second Edition), March 1999 (p. 15)
  4. ^ A CATECHISM FROM THE BOOK OF COMMON PRAYER, 1549, ENLARGED, 1637, REVISED IN THE BISHOP WHITE BOOK, 1785, NOW AGAIN REVISED AND ENLARGED

Norm

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 15:11 UTC 版)

ノーム」の記事における「Norm」の解説

英語圏の男性名ノーマン (Norman) の短縮形ノーム・キャッシュ - アメリカ野球選手ノーム・コールマン - アメリカの政治家。 ノーム・チャールトン - アメリカ野球選手ノーム・ヴァン・ライアー - アメリカバスケットボール選手ノーム・ファーガソン - アメリカアニメーターノーム・ラーカー - アメリカ野球選手

※この「Norm」の解説は、「ノーム」の解説の一部です。
「Norm」を含む「ノーム」の記事については、「ノーム」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「norm」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「N or M?」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「norm」の関連用語

normのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



normのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNかMか (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのノーム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS