ハイパーリンク【hyperlink】
ハイパーリンク
ハイパーリンク
【英】hyperlink
ハイパーリンクとは、テキストファイルや画像データ、音声データ同士を文書中で相互に結び付ける仕組みのことである。ハイパーリンクを用いて、複数の文書をオブジェクトとして双方向に関連付けるというシステムはハイパーテキストと呼ばれる概念に基づく。インターネットにおけるリンクもハイパーテキストのひとつである。
ハイパーリンクは、Webにおいて、Webページに埋め込まれた他のWebページのURLへジャンプする仕組みとして最もよく用いられている。Windowsにおいては、OLEと呼ばれる技術を用いて文書や図形を他のアプリケーションに貼り込めば、クリックによってその情報源を表示することができ、リンク先となる元データに修正や変更が加えられれば、リンクの貼られた箇所のデータも自動的に更新される。
HyperLink イベント

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | DataBinding | サーバー コントロールがデータ ソースに連結すると発生します。 ( Control から継承されます。) |
![]() | Disposed | サーバー コントロールがメモリから解放されると発生します。これは、ASP.NET ページが要求されている場合のサーバー コントロールの有効期間における最終段階です。 ( Control から継承されます。) |
![]() | Init | サーバー コントロールが初期化されると発生します。これは、サーバー コントロールの有効期間における最初の手順です。 ( Control から継承されます。) |
![]() | Load | サーバー コントロールが Page オブジェクトに読み込まれると発生します。 ( Control から継承されます。) |
![]() | PreRender | Control オブジェクトの読み込み後、表示を開始する前に発生します。 ( Control から継承されます。) |
![]() | Unload | サーバー コントロールがメモリからアンロードされると発生します。 ( Control から継承されます。) |

関連項目
HyperLink クラスSystem.Web.UI.WebControls 名前空間
HyperLink.Text プロパティ
HyperLink.ImageUrl プロパティ
その他の技術情報
HyperLink Web サーバー コントロールHyperLink クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


HyperLink コントロールを使用して、他の Web ページへのリンクを作成します。HyperLink コントロールは、通常、Text プロパティによって指定されたテキストとして表示されます。また、ImageUrl プロパティによって指定されたイメージとしても表示できます。
Text プロパティと ImageUrl プロパティの両方が設定されている場合は、ImageUrl プロパティが優先されます。イメージを利用できない場合は、Text プロパティのテキストが表示されます。ツール ヒント機能をサポートするブラウザでは、Text プロパティもツール ヒントに表示されます。
![]() |
---|
このコントロールは、ユーザー入力を表示するために使用できます。ユーザー入力には悪意のあるクライアント スクリプトが含まれている可能性があります。アプリケーションに表示する前に、クライアントから送信された実行スクリプト、SQL ステートメントなどのコードの情報はすべて検査してください。ASP.NET には入力要求の検証機能があり、ユーザー入力の中のスクリプトと HTML をブロックできます。検証サーバー コントロールは、ユーザー入力を査定する目的でも用意されています。詳細については、「検証サーバー コントロール構文」を参照してください。 |
ユーザー補助
このコントロールに既定でレンダリングされるマークアップは、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 1.0 の優先度 1 ガイドラインなどのユーザー補助に関する標準に適合しない可能性があります。このコントロールのユーザー補助サポートの詳細については、「ASP.NET コントロールとユーザー補助」を参照してください。

Web ページ上に、他の Web ページとリンクする HyperLink コントロールを作成する方法を次の例に示します。
<%@ Page Language="VB" AutoEventWireup="True" %> <html> <head> </head> <body> <h3>HyperLink Example</h3> Click on the HyperLink:<br> <asp:HyperLink id="hyperlink1" ImageUrl="images/pict.jpg" NavigateUrl="http://www.microsoft.com" Text="Microsoft Official Site" Target="_new" runat="server"/> </body> </html>
<%@ Page Language="C#" AutoEventWireup="True" %> <html> <head> </head> <body> <h3>HyperLink Example</h3> Click on the HyperLink:<br> <asp:HyperLink id="hyperlink1" ImageUrl="images/pict.jpg" NavigateUrl="http://www.microsoft.com" Text="Microsoft Official Site" Target="_new" runat="server"/> </body> </html>
<%@ Page Language="JScript" AutoEventWireup="True" %> <html> <head> </head> <body> <h3>HyperLink Example</h3> Click on the HyperLink:<br> <asp:HyperLink id="hyperlink1" ImageUrl="images/pict.jpg" NavigateUrl="http://www.microsoft.com" Text="Microsoft Official Site" Target="_new" runat="server"/> </body> </html>


System.Web.UI.Control
System.Web.UI.WebControls.WebControl
System.Web.UI.WebControls.HyperLink


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


HyperLink コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)




Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


HyperLink プロパティ



HyperLink メソッド



HyperLink メンバ
HyperLink データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。






名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | DataBinding | サーバー コントロールがデータ ソースに連結すると発生します。(Control から継承されます。) |
![]() | Disposed | サーバー コントロールがメモリから解放されると発生します。これは、ASP.NET ページが要求されている場合のサーバー コントロールの有効期間における最終段階です。(Control から継承されます。) |
![]() | Init | サーバー コントロールが初期化されると発生します。これは、サーバー コントロールの有効期間における最初の手順です。(Control から継承されます。) |
![]() | Load | サーバー コントロールが Page オブジェクトに読み込まれると発生します。(Control から継承されます。) |
![]() | PreRender | Control オブジェクトの読み込み後、表示を開始する前に発生します。(Control から継承されます。) |
![]() | Unload | サーバー コントロールがメモリからアンロードされると発生します。(Control から継承されます。) |

ハイパーリンク
![]() |

ハイパーリンク(英: Hyperlink)とは、ハイパーテキストにおいて、複数の文書を結び付ける役割を担う「参照」である。ハイパーテキストの根幹をなす。単に「リンク」とも呼ばれる。
最もよく使われているであろうとされるリンクは、World Wide Web(WWW)におけるUniform Resource Locator(URL)によるものである。
HTMLによるハイパーリンク
HyperText Markup Language(HTML)で記述されたウェブページでは、次の様にa要素(アンカー要素)を用いる(Extensible HyperText Markup Language(XHTML)においても同様)。
<a href="https://ja.wikipedia.org/">Wikipedia</a>
以上の記述によって、以下の様なリンクが生成される。
ハイパーリンクと法律
ハイパーリンクと著作権
WWWにおけるリンクは、当該文書の存在位置と閲覧方法を示す情報に過ぎないため、通常の使用方法であればリンクを設置する行為は著作権法による制限を受けることなく自由である。ところが、日本の一部のマスメディア(新聞社やテレビ局など)のウェブサイトでは、かつて、記事へのリンクが著作権侵害にあたるという見解を表明しているものがあった[1]。これは文化庁の見解と対立する上に、インターネット共同体にはこれを批判する意見もあった。
最近では、基本的にリンクを自由としつつ、リンクの仕方によっては著作者人格権(同一性保持権)などの侵害になることがあるとの見解を示しているマスメディアが多い[2][3][4][5]。
ハイパーリンクと判例
以下のような判例が存在する。
大阪FLMASK事件
画像を可逆的にマスキングする事のできるソフトウェア「FLMASK」の作者が、自身のウェブサイトから同ソフトウェアでマスキングした猥褻画像を公開していたウェブサイトにハイパーリンクを行ったことで、猥褻図画公然陳列の幇助罪に問われた。同作者が控訴しなかったため、第一審での有罪判決が確定している。
詳細は、大阪地方裁判所(大阪地裁)平成9年 (わ)第1619号わいせつ図画公然陳列幇助被告事件の判決文を参照のこと。
URL判決
児童ポルノのURLを直接リンクではなくアドレスを言い換えるなどして偽装して紹介したことで児童ポルノ公然陳列罪に問われた被告に対し、幇助ではなく正犯として児童ポルノ公然陳列罪の成立が認められるとの判決が最高裁で出ている[6]。すなわち、違法なファイルそのものや直接リンクですらなくても、URLを紹介しただけでファイルのアップロード者と同等の罪に問われる。
詳細は大阪高等裁判所 平成21年(あ)第2082号の判決文を参照のこと。判例時報2166号142頁に記載。
出典
関連項目
外部リンク
- Creating hyperlinks - MDN Web Docs
- “Q 無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか。”. 公益社団法人著作権情報センター. 2011年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月30日閲覧。
- hyperlinkのページへのリンク