fricasseeとは? わかりやすく解説

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フリカッセ【(フランス)fricassée】

読み方:ふりかっせ

フランス料理の一。子牛などの肉をホワイトソース煮込んだシチュー


フリカッセ

(fricassee から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 04:10 UTC 版)

鶏肉キノコカリフラワーのフリカッセ

フリカッセフランス語: fricassée)はフランス煮込み料理の一種[1]

概要

フランスのメーヌ地方の伝統料理である[2]

日本語ではブランケットともどもクリームシチューと評されることもある[3]。肉類とタマネギなどの野菜を一緒に炒めてから、コンソメやブイヨンで味付けして煮込み、生クリームを加えて仕上げた料理である[1]

今日では、鶏肉を用いたフリカッセの知名度が高いが、ウサギ肉や山羊肉も使われていた[1]。また、白身魚エビホタテといった魚介類のフリカッセもある[2]

フリカッセは「白い煮込み」の意味であり、炒めることを意味するfrireと細かく切ることを意味するcasserの複合語が語源であるとされる[3]

古代ギリシャの喜劇作家アリストファネスの作品「女の議会」には、「ありとあらゆる種類の食材を含んだ料理」(、脳髄、蜂蜜ピクルス、骨髄、アニス酒などの17種類からなる煮込み料理)として登場している。[要出典]

類似料理との違い

似たような料理にブランケットシチュー(クリームシチュー)がある。今日ではブランケットとフリカッセに大きな違いはないとされる[3]

言葉の元としては、フリカッセは上述のように食材を炒めてから煮込むのに対し、ブランケットは炒めずに煮込むといった違いがある。

またクリームシチューとの違いも、食材を炒めてから煮込むのがフリカッセで、クリームシチューは炒めずに煮込むと説明される[4]

出典

  1. ^ a b c フリカッセとは?シチューとの違いは?意味・語源や作り方・レシピも紹介!”. ちそう (2021年7月21日). 2022年12月31日閲覧。
  2. ^ a b フランス・メーヌ地方の伝統的 家庭料理チキンフリカッセ”. オリーブオイルをひとまわし (2018年7月25日). 2023年1月3日閲覧。
  3. ^ a b c ハーブポークのフリカッセ”. 世界の地方料理(いちまる. 2022年12月31日閲覧。
  4. ^ フランスの家庭料理「フリカッセ」とは?シチューとの違いは?”. macaroni. 2023年1月3日閲覧。


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