end-of-fileとは? わかりやすく解説

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イー‐オー‐エフ【EOF】

読み方:いーおーえふ

《end of file》コンピューターファイル終端明示するための特殊な記号


EOF

フルスペル:End Of File
読み方イーオーエフ

EOFとは、ファイル終わりを示す制御コードのことである。なお、MS-DOS場合は、EOFを使用しなくてもファイル末尾認識することが可能であるが、アプリケーションデータ互換性のためにEOFは現在でも残されている。

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EndOfFile クラス

名前空間: Microsoft.JScript
アセンブリ: Microsoft.JScript (microsoft.jscript.dll 内)
構文構文

<SerializableAttribute> _
Public Class EndOfFile
    Inherits ParserException
[SerializableAttribute] 
public class EndOfFile : ParserException
[SerializableAttribute] 
public ref class EndOfFile : public
 ParserException
/** @attribute SerializableAttribute() */ 
public class EndOfFile extends ParserException
SerializableAttribute 
public class EndOfFile extends
 ParserException
継承階層継承階層
System.Object
   System.Exception
     Microsoft.JScript.ParserException
      Microsoft.JScript.EndOfFile
スレッド セーフスレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバ場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照

EndOfFile プロパティ


EndOfFile メソッド


パブリック メソッドパブリック メソッド

プロテクト メソッドプロテクト メソッド
参照参照

関連項目

EndOfFile クラス
Microsoft.JScript 名前空間

EndOfFile メンバ

EndOfFile データ型公開されるメンバを以下の表に示します


パブリック プロパティパブリック プロパティ
プロテクト プロパティプロテクト プロパティ
  名前 説明
プロテクト プロパティ HResult  特定の例外割り当てられているコード化数値である HRESULT を取得または設定します。(Exception から継承されます。)
パブリック メソッドパブリック メソッド
プロテクト メソッドプロテクト メソッド
参照参照

関連項目

EndOfFile クラス
Microsoft.JScript 名前空間

End Of File

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/13 14:50 UTC 版)

コンピューティングにおいて、End Of File(エンド・オブ・ファイル、略称:EOF[1])とは、ファイルストリームにおいて、それより先に読み出すデータが存在しない(終端である)ことを示す状態のことである。

標準Cライブラリでは、getcharのような文字を読み取る関数は、ファイルやストリームの終端を読み取った時に、シンボル値(マクロ) EOF に等しい値を返す。EOF の実際の値は実装に依存するが(ただし、GNU Cライブラリなど、一般的には -1 が使用される[2])、文字を示す全てのコードと異なる値で示される。fgets()はヌルポインタが返るなど、同じ言語においても様々である。

データをシーケンシャルアクセスしていって、最後のデータまで読み込んだ場合(あるいは、さらに次のデータを読み込もうとした後に[3])、EOFが発生する。readなどのブロックを読み取る関数は、戻り値として読み取ったバイト数を返し、これが要求したバイト数よりも少ない場合は、EOFが発生したかエラーが発生したことを示す(どちらが発生したかは、errnoを確認するか、ferrorなどの専用の関数を使用することで知ることができる)。

データベースにおいて与えられた条件に合うデータが存在しない場合、EOFとなる。EOFの判定方法は処理系により異なる。

EOF文字

端末からの入力は、(デバイスが切断されない限り)実際には「終了」することはないが、端末に複数の「ファイル」を入力することができるように、入力の終了を示すためのキー配列が予約されている。UNIXでは、キーストロークのEOFへの変換はターミナルドライバによって行われるため、プログラムはターミナルを他の入力ファイルと区別する必要がない。デフォルトでは、ドライバは行頭のControl-DをEOFに変換する。実際のControl-D(ASCIIコード04)を入力ストリームに挿入するには、ユーザは"quote"コマンド文字 (通常はControl-V) を前に付ける。AmigaDOS英語版では、Control-Dの代わりにControl-\を使用する。

DOSWindowsCP/Mや、多くのDECオペレーティングシステム(RT-11VMSなど)では、端末からの読み込みでEOFが発生することはない。その代わり、プログラムはソースが端末(または他の「文字デバイス」)であることを認識し、予約された文字やシーケンスをEOFとして解釈する。一般的には、ASCIIコード26(0x1A)のControl-ZがEOFとして解釈される。

一部のDOSシェル(COMMAND.COM)やOSのユーティリティプログラム(EDLINなど)を含むいくつかのMS-DOSプログラムは、テキストファイル内のControl-Zを意味のあるデータの終わりを示すものとして扱い、テキストファイルの書き込みの際にControl-Zを最後に追加する。これは次の2つの理由で行われた。

  • CP/Mとの後方互換性のため。CP/Mのファイルシステムでは、128バイト長のレコードの倍数でしかファイルの長さを記録していなかったため、ファイルがレコードの途中で終わった場合、意味のあるデータの終わりをマークするためにControl-Zが使用されていた。MS-DOSのファイルシステム(FAT)では常にファイルの正確なバイト長を記録しているので、MS-DOSではこのようにする必要はなかった。
  • プログラムが入力を読み取る際に、端末とテキストファイルの両方で同じコードを使用することができるようにするため。

テープマーク

ANSI X3.27-1969の磁気テープ規格では、ファイルの終わりはテープマーク(tape mark)で示されていた。これは、約3.5インチのテープのギャップに続けて、9トラックテープ英語版の場合は0x13(16進数)、7トラックテープ英語版の場合は17(8進数)という文字を含む1バイトで構成されていた[4]end-of-tapeは一般的にEOTと略され、2つのテープマークで示された。これはIBM 360などで使用されていた規格である。テープの物理的な終了が迫っていることを知らせるために使用された反射ストリップは、EOTマーカーとも呼ばれていた。

脚注

  1. ^ Wayne Pollock. “Shell Here Document Overview”. hccfl.edu. 2014年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月28日閲覧。
  2. ^ The GNU C Library "12.15 End-Of-File and Errors"
  3. ^ 最後まで到達していても、次のデータを読み込もうとしてエラーになるまでは End of File にならない、という振舞はわかりにくい。"comp.lang.c FAQ list" Question 12.2 を参考のこと。
  4. ^ Tape Transfer (Pre-1977): Exchange Media: MARC 21 Specifications for Record Structure, Character Sets, and Exchange Media (Library of Congress) "TAPE MARK"

関連項目


「End Of File」の例文・使い方・用例・文例

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