eKワゴン
2001年10月にデビューしたセミトールワゴン。立体駐車場に入るように全高を抑えながら、大人4人がゆったり乗れる空間を確保したクルマを、三菱自動車ではこう呼ぶ。ネーミングはいい軽からきている。
ラインアップはMタイプをベースに、ルーフスポイラーやリモコンドアミラーなどを装備したMXパッケージがあるが、基本的には1グレード。エンジンも優-低排出ガス認定のSOHC・3気筒・50ps仕様だけ。これに3速ATを組み合わせる。駆動方式はFFと4WDがある。価格は91万円~110万8000円。
2002年9月、スタイリッシュ・スポーツワゴンをテーマとしたeKスポーツを追加。エンジンはECI-MULTIインタークーラー付きターボ(60ps)搭載のR(2/4WD、4速AT)と、NA(50ps)のZ(2/4WD、3速AT)の2グレード&外観ではフロントのグリル部分を変更。ターボ用のインタークーラーを冷却するため、エアインテークを設け、横桟グリルがスケルトンタイプになった。ランプもプロジェクタータイプロービームを採用した。12月、スポーツにRSというモデルを設定。ディスチャージヘッドランプやレカロ製シートを標準装備、シンボルマークや車名のRをレッドカラーとするなどで特徴を出す。発売は2003年2月から。
2003年5月、シック&モダンワゴンをコンセプトとしたeKクラッシィと呼ぶ機種を追加、これで顔の違う3タイプが揃った。9月にはワゴンとスポーツの改良版発売。
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