damper
「damper」の意味・「damper」とは
「damper」は、英語の単語で、主に二つの意味を持つ。一つ目は、振動や音、熱などを抑制する装置や部品を指す。例えば、自動車のサスペンションシステムにおけるショックアブソーバーや、ピアノの弦の振動を止める装置などがこれに該当する。二つ目は、物事の進行や気分を冷やすもの、またはその行為を指す。例えば、楽しいパーティーに突如として降り始めた雨や、期待していたプロジェクトの予算削減などがこれに該当する。「damper」の発音・読み方
「damper」の発音は、IPA表記では/dæmpər/となる。IPAのカタカナ読みでは「ダムパー」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ダンパー」と読むことが一般的である。「damper」の定義を英語で解説
A 'damper' is a device that reduces the amplitude of oscillations, vibrations, or signals, or a person or thing that has a depressing, subduing, or inhibiting effect.「damper」の類語
「damper」の意味に近い英語の単語としては、'muffler'や 'silencer'がある。これらは主に振動や音を抑制する装置を指す。また、物事の進行や気分を冷やすものを指す意味では、'wet blanket'や 'killjoy'が類語として挙げられる。「damper」に関連する用語・表現
'Put a damper on'は、「damper」を含むフレーズで、何かが物事の進行や気分を悪くする、またはその行為を指す。例えば、「The sudden rain put a damper on our picnic」は、「突然の雨が私たちのピクニックを台無しにした」という意味になる。「damper」の例文
1. The shock absorbers act as a damper in the car's suspension system.(ショックアブソーバーは車のサスペンションシステムにおけるダンパーとして機能する。)2. The sudden budget cut put a damper on our project.(突然の予算削減が私たちのプロジェクトを冷やした。)
3. The piano's damper pedal allows the strings to vibrate freely.(ピアノのダンパーペダルは弦が自由に振動することを可能にする。)
4. His negative attitude put a damper on the team's morale.(彼の否定的な態度がチームの士気を冷やした。)
5. The muffler serves as a damper to reduce engine noise.(マフラーはエンジンの騒音を減らすダンパーとして機能する。)
6. The sudden rain put a damper on our picnic.(突然の雨が私たちのピクニックを台無しにした。)
7. The damper in the heating system controls the flow of hot air.(暖房システムのダンパーは熱気の流れを制御する。)
8. His criticism put a damper on my enthusiasm.(彼の批判が私の熱意を冷やした。)
9. The damper in the chimney helps control the intensity of the fire.(煙突のダンパーは火の強さを制御するのに役立つ。)
10. The bad news put a damper on our celebration.(悪いニュースが私たちの祝賀会を冷やした。)
ダンパー【damper】
ダンパー
一般には振動を減衰させたり、共振付近の振動レベルを下げたりするために、減衰力を発生する装置をいう。自動車ではサスペンションのショックアブソーバー、ステアリングリンクに装着するステアリングダンパー、ボンネットやトランクリッド、リヤハッチに取り付ける小型ダンパーなどがある。また、クランクシャフト系の振動を低減する、トーショナルダンパーをはじめとするダイナミックダンパーも慣用的にダンパーと呼ぶ。なお、ショックアブソーバーの別名として多く使われる。
参照 ショックアブソーバー減衰器
振動エネルギーを熱エネルギーに変換して消費することで、振動を減衰させる機能を備えた装置のこと。自動車では懸架系のショックアブソーバー、エンジンマウントダンパー、キャビンサスペンションダンパー、シートサスペンションダンパーなどがある。これらはオイルを満たしたシリンダー内に、バルブやオリフイスをもったピストンを通すことによって生ずる粘性減衰を利用するものである。コイルばねには減衰が非常に少ないこと、マウント類に使うゴムには減衰はあるものの、必要な減衰を得ると動的ばね定数が上がり、高周波振動の伝播を増大させることになるなどの理由から、任意に減衰特性を設定できる減衰器が別に装備される。
参照 減衰、ショックアブソーバー緩衝装置
衝撃的な力がかかったとき、衝撃力を緩和して、重要な部分に大きな衝撃が伝わらないようにする装置をいう。自動車の代表的な緩衝装置は、サスペンションとバンパーである。サスペンションは走行中、路面から入る衝撃力や振動を、おもにスプリングとショックアブソーバーの働きでやわらげて、車体に伝わる力を小さくする。それにより乗り心地をよくし、車体やサスペンション各部の強度、耐久性を向上させる。バンパーは車体の前後に取り付けられた緩衝装置で、おもに軽度の衝突時に、車体および乗員への衝撃力を緩和するとともに車体の損傷を防ぐ。
参照 サスペンションスプリング、ショックアブソーバー、バンパーダンパー(damper)
ダンパ
(damper から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/21 13:09 UTC 版)
ダンパ、ダンパー
- 主に運動エネルギーを減衰させるもの。
- ダンパー (Damper) - ショックアブソーバーを参照(例:オイルダンパ)
- 免震ダンパー - 免震を参照。
- ダンパ (空調) (Damper) - 空気調和設備における風量調節装置
- その他
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